最近の動画事情

まず、記憶媒体として 色々な紆余曲折の末浮遊した250GのHDDが2台。
一台を、「玄箱」を購入してネットワークHDDとして設置しました。
使い道も決まらないまま・・・・・
動画を入れるのでしたら、HDDの容量は無限に必要に思われますが そうでなければ多くのデータはWEB上に常に存在するために(てな事を言っているから、なくなって苦しむのですが・・・)現在最もHDDの少ないPCでも160Gなのでそうそう困ることもなし・・・・
勿論、動画録画用のPCは消したり書いたりを煩雑に繰り返していますので ネットワークドライブを記録先に録画を指定したら、アプリケーションが動作しないことに気がつきました・・がっくり。
では、何か有効な使い道は・・・・
 
動画の再エンコードがめんどくさいというのはいつものこと、いつの間にか動画を持ち出さなくなって、人に見せるときぐらい。
普段は、MP3プレーヤーとPDAを別持ちすると言う軟弱な状況。
電池の持ち時間からもやむ終えない訳なのですが、先日購入した IOデータのXcode2sチップの搭載されたキャプチャーカード(MVPGX2)では、Mpeg2の録画をしながらMPEG4の録画を行ってくれると言うことに気が付き急いで買って実験を始めました。
しかし、録画に利用できるディレクトリーは一つに固定され、尚且つフォルダーで番組ごとに区分けされるために非常に使いにくい。いつの間にか同時録画は止めて普通にMpeg2の録画だけになりそのままずるずるとここまで来ました。
このまま終わりとなるところだったのですが、余ったHDDの使い道の関係で見直す方法は無いかと考えていて、PCを入れ替えたときに設定間違いで通常のテレビの録画を8Mものビットレートで録画してあっという間にHDDを溢れさせて 実は初めて使うGvencorderと言うソフト。(キャプチャーカード標準添付ソフト)。
基本的にはMpeg2→Mpeg2の変換ソフトです。
ハードウエアーのエンコードエンジンを搭載しているこのカードは高速でビットレートの変更が出来ます。
8M→2Mの変更で 通常の1/6の速度でトランスコードできるそうです。
この変換が思いのほか速かったことに気をよくして、いろいろと触っているとMpeg4や携帯電話用、PSP用、I−Pod用等の変換もサポートされているようです。
番組録画のときの設定で、録画後の作業を指定することが出来るのでGvencordを指定すると録画終了後、Mpeg4に変換してGvencordで指定したディレクトリーに書き出してくれます。
そして、この出力先を ネットワークHDDに設定できるようです。
Mpeg2での録画は、30分で1G弱の容量ですが このGvencordが生成するMpeg4は200k弱(画質標準設定)です。
たしかに画質は、ポポポさんも書いてらっしゃるとおりあまり綺麗な物ではありませんが 大体ワンセグ放送に近い画質はあるようです。
移動中に見るぐらいなら十分だと私は思うのですが・・・・
約1ヶ月程度が過ぎ、録画する番組全てがネットワークHDDに書き出されてゆきます(現在は2台のPCで録画する番組は違いますが 同じ事を行っているので結構な量が書かれています)。現在は1.5G程の容量となりました。
このまま行けば、見るだけ程度には特定されますが1〜2年分の見たかった番組がHDDに蓄積されることになるのでしょう。
ある程度蓄積されれば、適当にSDカードに入れて持ち歩いたりも可能となります。
250GのHDDは、こういう使い方をする分には大きな空間です。
見て消すだけの番組であれば、嫌に成ればMpeg2の番組を削除してもみるだけならなんとかなります。
ようやく250GのHDDの収まりどころが見えてきたような気がします。