ポケモンとデジモン

似て非なるものですが、進化したりする辺りとか 話が先に進むといつの間にか増えてゆく辺りが一緒でしょう。
これは、真似と言うよりきっとインスパイアーされたのでしょう。(まるで昨日の話し)
こういうのは子供向け番組の黄金のパターンで、スポンサーの意向と相まってへんな方向に進みがちですが さすが天下の任天堂!!
あくまでもターゲットを小学生低中学年層に絞り込みそこからはみ出さないアイテムの展開や話の流れを明確なターゲット層に絞るやり方は他とは大きく差別化された点でしょう。
さすがに、サンリオの猫のキャラクターのように、空港にも駅にも 何処に行ってそれこそ高級ブティックにまで展開するようなことはしないことが息の長いヒットの秘訣なのでしょう。
無くなったファンの数だけ、新しいファンが仲間に入ると言う良い循環を見せています。
他の良く似たものは、少し上の層を意識したり 家族で見れるというお題目の元に色んな層の要素を盛り込んだり 一部のアクティブな高校生や大学生の意見を尊重し 子供向けとは言いがたいところまで進んでしまったりする場合もあります。
僅か10歳程度の子供に、明らかにSMの女王のような格好をさせるのもどうかと思うわけなのですが・・・・(もちろん、祖言う行ったことを目的とした そういう層向けのアニメと言うことなら文句は無いのですが・・・)
その服をキャラクター商品として買ってきている子供を見るとさすがに頭を抱えてしまいます。
 
それでも、ポケモンだけではなくそれに類するアニメは必要で 比較対象があるから良し悪しが生まれて、天邪鬼な子供は決して親の進めるものを好むわけではなく もしポケモンしかなければ それはそれで反抗の理由になってしまいます。
私のように、メジャーよりマイナーを好むのはもしかしたら頭の中が未だ子供だと言うことなのかもしれません。
やはりアニメもポケモンしかなければ子供はあっという間に飽きてしまう物です。
 
昨日発表のあったW−Zero3の新しいモデル、かなり魅力的なモデルに仕上がっています。まあ、他の人ほど情熱的になれないのは マイナー思考だからと言えば格好はいいのですが ただ拗ねているだけだと思います。
W−zero3も持っていますが、何故かX50Vの方がお気に入りと成っています。
何故ならBluetoothの接続機器を常用しているからでしょう。(もちろん、奥様に使ってもらいたいのですが)
W−Zero3がこれで3モデル、噂になっている東芝モデルも含めると4モデル。
携帯ユーザーをターゲットに商品展開をするWILCOM・・・と言うのはよいのですが本当にそれだけでよいのでしょうか?
先進性を求め先を走ることは非常に大事なことです。
そういう企業があるからこそ、世の中の進歩はなされるのですが それと同時に必要なのはライバルとなるべき会社です。
HTCの端末を投入するDOCOMO、NOKIAを擁したVodafone 幾つもの噂は流れていますし その内容を知っている人たちも少なくないでしょう。
しかし、W−Zero3が発売されて既に半年を超えています。
長すぎるのです。
日本は官僚体制のせいで 一つの申告に対してかかる時間が多すぎるのも事実でしょう。故に電話機能をモジュール化したW−SIMは機種開発の期間を大きく縮めたのですが それにしても他社の反応は遅すぎる。
いくら人気が有るとはいえ、現状のWILCOMは携帯電話ベンダーの中でも最弱の会社と言っても間違いない規模です。
その一社のみの提供であれば、それがヒットすればヒットするほど追従するメーカーがやりにくくなる可能性があります。
フラッグシップとなる高額機種は携帯電話の中でもメインストリームにはなりえません。
人気はあれど販売台数の伸びない筐体もあります。
NOKIAのE61はVODAFONEブランドで出てきたときには想像がつかないのですが現状NOKIAからの予想価格は6万円を超える価格です。
そう簡単に多くのそれが趣味ではない普通の人たちが購入できる金額ではないのです。
本当はベンダーが補助を出して販売する独自のスタイルで 携帯電話の価格がダンピングしていると言うのがおかしいのですが その差は大きな物になっています。
 
単独でのヒットは無い話ではありません。
このまま、新しい機種を出し続けWILCOMのユーザーがうなぎ上りに・・・というシナリオも無いわけではないでしょう。しかし、それは長く続かない夢でしょう。
現在の問題として上がっている、Bluetoothの搭載一つにとって見てもそうで、他社に同様の電話機があれば意地でも搭載してきたことでしょう。
他社より少しでもよいものをださなければ売れないわけですから。
もし、DOCOMOからHTCのスマートフォンが既に発売になっていれば より一層慎重に商品を出さざる得なかったことでしょう。
WILCOMの強みは、マイクロセルであり 出力が小さいことによる消費電力の低さであり、省電力による装置の小型化による価格の安さでしょう。
会社としての方針はともかく、W−Zero3のヒットはWILCOMというベンダーのメリットの現在のところデータ通信に強いと言う一点しか生きてはいません。
データ通信に強いのは、パケット化が速く進み、定額化を何処よりも早く採用したからで 私がVODAFONEに乗り換えたように、他に代わりがあれば変わってしまうことです。
やはり一刻も早く、携帯電話ベンダーからの登場が待たれることです。
「海外から持ってきて、日本語化をしただけで日本大ヒット!!」と言うほど世の中甘くは有りません。現に今までの物がそうでした。
比較対象が出てこそ、W−Zero3の性能が光り 利点と欠点が見えてくるのです。
もし、NOKIAもかいがいからやってきて 怪しげな日本語入力しか出来なければ購入した人はきっとW−Zero3を検討してくれるでしょう。
もちろん、NOKIAが優れていればW−Zero3ユーザーは一気にへることになるでしょう。
ただ、比較対象が出てこそヒットが本物になると思うのは私だけでないのでしょうか?
独走しつつあるのを見ていると、手放しで応援できないような気がしてきて・・・