今日のお昼ご飯は韓国料理
「豆腐チゲ定食」です。
豆腐チゲは判らない人がいると何ですので一応説明しておくと 一人用の豆腐鍋です。
一般的には豆腐、にら、ジャガイモ、白身の魚、薄切りダイコン、肉（内蔵）、貝などが入っており、味付けは唐辛子、味噌が基本の食べ物です。
唐辛子を直接入れず、キムチで味をつける場合も有るようですがこれは邪道ではないかと思ったりします。
高級な店では生のたらこなんかが入っていて一層味に濃厚さが付加されます。
今日行った店も韓国料理店なので 熱いシーズンに辛い物は定番なので迷わず注文しました。
15分ほど時間がかかって出て来たのですが、最初見た瞬間に「？？」と頭の中にマークが走ります。
高級なものは食べなれないのですが、こういったものは良く食べる私にとっては少し信じられない感じがします。
「地獄の釜の中」と表現されるチゲ料理は真っ赤で唐辛子の入ったスープを血の池に見立て、ぐつぐつとテーブルに運ばれて尚 とめどなく泡を吹き続けるスープは灼熱地獄。
そして、踊るスープに具材は豆腐を初めその角を丸く丸められ、まるでスープが溶解液で出来ているかのように今にも溶け出そうという風貌。
まあ、これが正式な物かはスターモさんに聞いてみないとわ蹴りませんがおいしい店の多くはそのような気がします。
今日のものは、ちゃんこやさんでカセットコンロの上に置かれる調理場で作ってきた鍋程度の様子。
唐辛子も荒引の物を使っているからなのか スープの中で泳いでいる姿が明確に見える物。
豆腐は今切って、直接入れたかのように角の尖ったまるで冷奴のように綺麗な見た目の豆腐。
味付け、辛さ共に残念ながら申し分ない。
しかし、いかんせん具材が若く味が染み込んでいない。
また、スープにも具材の味が染み出してない。
そして、崩れた食材がスープに濃度を与えて絡みつくような後味を出すのですが スープはテールスープのように滑らかな液体。
おいしかったのです。
現実にスープをご飯にかけて（行儀悪い・・・）おいしく頂いたのですが、何となくチゲを食べたという満足感が・・・・
贅沢だとは思うのですが、このお店には頑張って欲しい。
是非、強い火力で一気に調理することを覚えてくれると・・・
ついでに言うと、卵は後のほうで入れましょう。
堅ゆで卵の3倍の強度を誇る卵は食感的にも味的にも薦められる物ではないので・・・・・
味が良かっただけにおしい！！ 今日のお昼ご飯でした。
