OQOのある生活

土曜日、OQOは大活躍だったのです。
災害の話を面白おかしく言うのは不謹慎極まりないことなのですが まじめに言っているつもりですので失礼の段はお許しください。
 
土曜日は出勤日。
朝からお仕事にいそしんでいるわけなのですが、昼過ぎの1通のメールで少し心配事が出来ました。
唯一に近く現在でも配信を残している AU携帯へのメール(他は Exchangeを通じてE61に・・・)
災害情報メールニュースです。
配信元は
http://ip.tosp.co.jp/
なのですが、登録しておくと全国の地震等の情報を自動的に配信してくれます。
大きな地震等があると、物流網がおかしくなったり 最悪の拠点に影響があったりと心配になります。
そこから、オホーツク海沖の地震の情報が入ってきます。
マグネチュード8.3(当時公開のもの現在は違うかも)は巨大地震です。
地震の影響を調べるために、気象庁のページを見ると 地震の影響はさることながら日本全土のかなりの部分に影響のある津波の警告が。
 
WEBのサービスは見たいときに見たいサービスを受けれると言う利点がある反面、リアルタイムの更新などでは未だ弱い部分があります。
また調べたい対象から少しでも外れると判らないというやはり機械的なもので、こういったときには繋がりにくくなったりという部分も含めて裁量のメディアではない部分もあります。
で、NHKのテレビを見るわけなのですが、こういう日に限ってワンセグチューナーを持っていない。
だからといって諦める必要はありません。
私には強い味方の、テレビ配信システム(通称ロケーションフリーテレビ(コピーライトSONY))がありあます。
アイオーデータのモニターも引き受けているので、実は一つのIPに二つの配信システムが起動している鬼っこ仕様なのです。
故に、VAIO−TでNHK、OQOで民放という形でテレビを見ることが出来たのです。
仕事はデスクトップを使っているので、影響なく見れるわけです。
とりあえず、Wifiにはよくないと思いつつも放熱を優先して鉄板にコーティングを施した放熱性の良いスチールディスクの上にすえつけます。
やはり本命はNHKで、専門の放送を続けてくれます。
民放も時折、関係ないだろうと思われるニュースで驚かせてくれます。
結果的に、大きな影響が日本中に無かったようで、それはそれで喜ばしいことなのですが 私の周りでは 恐らく子供にワンピースが見にくい(津波情報が画面の1/3ぐらいかぶっていて実際見にくい)と文句を言われるぐらいですみそうです。 
事象はともかく、ただのノートでも良いのですが Wifiさえあれば(3Gでも可能ですが恐ろしい請求書の恐怖が)どこででもテレビが見れる環境が あの小さな機械で提供されるわけです。
 
私のOQOは極めてシンプルにセットアップしてあります。
前のオーナーがセットアップしてくれている便利ツールも半分ぐらいは外してしまいました。
20GのHDDの12G程度が空きエリアであることからも想像に難くないと思います。
日本語入力も簡単日本語入力やATOKでキーをカスタマイズすることもやりましたが結局キーボードマップを書き換えるツールを使って 使わなさそうなキーに”〜”を割り当て 標準のIMEを使うようになったほどです。
理由は簡単で、ネットワーク環境の無いところで使うのは文章を書くぐらい。
あるところでは、VPN越しの接続で直接デスクトップPCをターミナルサービスで使いますし それ以外はWEBを見るか、メールを見るといった程度にしているからです。
故に、NOKIA E61をモデムとしての運用が出来なかったことに困り果てていたのですが それも解決した今ではわざわざ屋外に出るのに重たいPCを持ち歩くことが無いからです。
Windows ターミナルサービスというのかリモートデスクトップというサービスは、WindowsPCの画面とキーボードを乗っ取り別のPCから操作するものなのですが、システムからの出力を直接吐き出せると言う点で私はマイクロソフトのものを評価しています。
WindowsXP PRO若しくはサーバーでなければ使えないことと、ライセンスが複雑になってしまうこと以外では問題はありません。
細い回線で比較的速く動くことでは便利な機能です。
つまり、相手側PCに入っているソフトが仮想的に全部使えるわけですから PCに何か入っていなければいけない用件が少ないのです。
オフィスぐらい。
リモートの先であれば、メニュー他総てが日本語なので OQO自身の日本語化もOSのサポートレベルにとどめることが出来るのです(帰って英語版のほうがメモリーの占有率が低いように思えます)
 
そのOQOがネットワークを介した形での、マルチメディア機能(スピーカーは100円ショップのものだけど)を有しテレビの配信などが出来ることは非常に嬉しいことなのです。
幸いにも、アイオーデータのどこでもMagicTVは負荷が非常に軽く OQOでも負荷全開でなく 128k程度のビットレートでとりあえず見れる画質のテレビの配信を行ってくれるのです。
QVGAレベルながら、OQOの少し反応の遅めの液晶のお陰で帰って滑らかに見えるぐらいです。
動画ファイルなどを入れて使わない私としては驚くばかりです。
 
IE7の登場も大きなプラス要素で、「F11」で設定できるフル画面では WEBのページが全画面となり四隅まで何のアイコンも出ないところまで設定できますし(カーソルが上端にくればアイコンが出ます)XGA設定のページもCtrl+「−」で標準フォントサイズ指定ページなら、文字の読める形で表示が可能です(縦はそれでも足らないけど)
メーラーnpopでヘッダーだけの積み重ねとする使い方と、Windows Live Mail DesktopでHDDまで後で読めるようにダウンロードする使い方との併用で 接続ポイントに制限があってもWEBが通ればかなりの確立でメールが受信できます。そして両者とも比較的軽快です。(データが少ないからと言う噂も)
 
OQOはModel02が出てきたそうです。
勿論、Model01が良いと盲信するつもりは無いのですが、現在のサイズは非常に良いサイズだと思っています。
Nintendo DSとほぼ同じサイズだということを考えればわかってもらえるでしょう(ケースが共用できてベストです 子供っぽいのしかないのが難!! Lite 非対応)
少し大きくなった Model02が機能とともに その洗練されたサイズも継承してくれると良いのですが・・・
それにしても愚痴ですが CESはもう少し違う時期にやってくれませんかね!!
追記:TVサーバー利用の場合、WM系でも再生可能です。PCが必須というわけではありません。