OQOの新型なのですが

バッテリーの電圧はいくつなんでしょうね??
現在のOQOのバッテリーは3.7Vとリチウムイオンバッテリーの出力電圧そのままです。
故に軽く、薄く出来たと。
勿論、その為にUSBの回路が不安定になったり、HDDやバックライトに選択できる回路が少なくなったりと多くの苦労を伴ったことでしょう。
特殊なコネクターゆえに今のところうまく運用できていませんが 極論ですがUSBからのバッテリーで駆動することも充電することも(例えばバッテリーだけとか)も可能になっています。
将来的にもこの電圧でPCが動くのがモバイルPCでは理想的なのではないかと思っていたのですが・・・ 
実際のノートPCでは、未だにUSBの回路の問題などで10V程度の電圧で駆動するのが標準です。
それが欠点にはならないのですが、美点にもなり得ないというのが結論だと思います。
 
ではOQOはというと、コネクターさえ特殊でなければ 外部バッテリーの運用も可能な万能選手になるはず・・・
もちろん、そのお陰で無駄なスペースも必要なくなりますし、降圧、昇圧(これは判りませんけど・・)が少なくて済んだはず。
OQOの秘密の多くはここにあると私は思っていたのです。
ところが、今回のOQOに話が戻ると、今まで気が付かなかったもののVIAのチップセットで 5Vが多く必要なのです。
だとすると、今回のOQOのバッテリーは恐らく7.2Vだと思われます。
スペック上は、4500mAなので 01の4000mAと比較しても大よそ同等のものと思われがちですが 実際にはそれが二個分で7.2V4500mAなので 倍のサイズになっている可能性が低くありません。
今回は、HDDも大よそ高速になりCPUもメモリーも高速になっています。画面輝度も明るくといい事尽くめに見えていますが 実際のところ消費電力も上昇しているようです。
端的に言うと、消費電力は倍になっている可能性があります。
逆に重量をそれでも抑えているのは立派といいたいところなのですが、黒いボディはマグネシウム合金でなく樹脂の可能性があるとすれば・・・・・
 
ファンレスの構造は優秀でと、これも言い切れないのはCPUのVIA C7M ULVなのですが例のORIGAMIに搭載されていたものの高速版です。
あのCPUが5Wに対して、1.5Gは7.5Wで約30%の消費電力の増大が考えられます。
勿論チップセットレベルでの省電力は期待できますが、それでもCPUが発生させる熱量は変わらないはずです。
ORIGAMIをもってみた人なら判ると思いますが、決して快適な熱量ではなかったはずです。
また、1.2Gが基準のバッテリーライフだったとしたら1.5Gモデルはそれより悪いことも考えられます。
あくまでも今公表されているスペックからの話なのですが・・・・
ULVの中でもより省電力なモデルは今のところVIAのページでも1Gのモデルだけで、実際の出荷までに間に合わない可能性もあります。つまり、通常モデルの775(1.5G)772(1.2G)の搭載の可能性が高いような気がします。
いわゆる、CoreSolo並みの。
 
もっと前に気が付いていれば、CESに言っている人が見てくれたと思うのですが・・・・
それにしても楽しみな話です。