EM・ONE スイッチ改造法(決してお勧めできる方法ではありません)

EM・ONEの電源スイッチが押しにくいことは私が言うまでも無く、特に手探りでスイッチを押すような場合には最悪です。
本体をスライドしてたりすると、完全に手探りなのでなかなかうまく行きません。

本体とスイッチの材質が非常に良く似た触感であるために指が迷ってしまうわけです。
ではと、aviさんも書かれている通りにゴム状のシートを貼り付ける方法が理想的なのでしょう。
まあ、手近にとあるものがあったので違う方法でやってみようというものです。
 
まず用意するのは手近にあったもの

「絶縁液体テープ」と言うものなのですが詳細はお探しください。
大人の事情で、商品名以外はここには書きません。
本来の用途は電線などの電導物の絶縁の為に塗る絶縁塗料ですが、金属製の工具の握りなどに軟らかい合成ゴムの被服を巻きつけて疲労を軽減させるためにも使うものです。
蓋を開けると蓋に刷毛が付いていて、非常に粘度の高い液体をこの刷毛で塗るわけです。

色は三色あるのですが、今回は目立たないように黒色を選びました。
残念ながら選択した色が悪く写真では色が映えません。
とにかく刷毛で、スイッチの凸の出っ張り部分に丁寧に塗りつけます。
ここで注意するのは、スイッチと本体の間に塗るとスイッチが動かなくなること。
何よりも注意するのは塗料と同じなので乾くと綺麗に剥がすことができません。恐らく一生このままとなってしまいます。その覚悟がある方のみお試しください。
 
まあ、塗るというより乗っけると言う感じで塗ったのがこれです。

見ての通り写真は非常に見難く、見えてもあまり綺麗にはぬれていません。
ラッカーシンナーの薄め液でもう少し薄めてから回数塗りしたほうが良いようです。
暫く机の上にあったやつなので半分ぐらいに硬化していたのが原因かもしれません。
 
約一時間(取り説上、本当は15分ぐらい)で手で触っても付かなくなります。
そして、本体をスライドさせて手探りで・・・・
塗り方が汚かったこともあり指で感じる違いがスイッチに現れます。
故に手探りでも間違いなくスイッチが探せるようになりました。
触った感じはスイッチ自身がゴムコーティングされたような感じになるので、指を押し付けてスライドしたときには指に吸い付くようにスライドします。
そして、スライドした状態で1秒ほど止めておかないとスイッチが入らないのもEM・ONEのスイッチの難しいところ。
そのホールドもあまり強く押し付ける必要も無く可能にはなります。
勿論、目立たないとはいえ見た目が悪くなることを除けばですが・・・・
 
他にも滑り止めで少し塗ってみたりしましたが、耐久性に疑問があるもののまあまあの感じでした。
全く違う用途のものなので当然メーカーはいい顔をしないのでしょうがこういった方法もあるということで・・・・
大人の事情に関しては詳しく突っ込まないでね!!