ライトウエイト

気持ちが切り替わらないので モバイルで無い話題・・・
 
最近回りで刺激されるので、少し車に興味が・・・
街で流れるような曲線の車を見ると見とれてしまうほうです。
しかし、実際自分が乗るとなると ローテクが大好きで結局古い車になってしまうことが・・・・
PDAなどでもそうですが、どちらかというとスペック優先で使い勝手は二の次になることが少なくありません。
少なくとも全ての自分の持っている機器のCPUの型番がいえてクロックがわかるというどっちでも良いことに詳しいほうです。
CPUの速度が思ったほど出ないことに関しては、どこがボトルネックになっているかをどうしても知りたいほうです。
例えば、Axim X51VとEM・ONEはディスプレイ解像度とグラフィックチップの違いが・・・なんて
つまり、CPUの働きがちゃんと判らないと嫌なタイプです。
 
車の場合、まずエンジンありき。
そして、レイアウト(FFだとかどうとかってやつです)、そして 車重と来るわけです。
モーターのようにスタートしてからずっとトルク値が変わらないリニアな特性をエンジンは示すことはありません。
理想的な吸気量、理想的な圧縮率、理想的なタイミングでの発火で最大パワーを発揮し、それ以外では色々な工夫をして補ってゆくだけで どうやってもそれには及ばないものです。
マニュアルミッションの車では、それ故にクラッチという装置でパワーが上がってから繋ぐ必要があります。
AT車でも、流体で(トルクコンバーター)つながれてそのパワーの無い間をカバーしています。
故に、自分のイメージした速度、加速をしたければエンジンの特性とギアのパターンを体で覚えこみ使う必要があるのです。
ATミッションに、電子制御が間に入ると徐々にエンジンの存在が遠くなりエンジンの回転数すらメーターを頼らないと見えなくなります。
キャブレーターといわれる気化器が吸い込んだ空気にガソリンを霧状にして混ぜるところから始まるのですが、キャブレーターが空気を吸ってそれが爆発するまでの数分の一秒〜2秒ぐらいの遅れも体が覚えこんでこその運転と思いたいわけです。
故に、軽量 単純な車が好きであり イギリスの車に走っていったわけです。
 
街で見かける日本のスポーツカーといえば・・・
私にとっては今は「Z」です。
もちろん、ラリーカーを模した(ってそのものとも言う)車も勝子良くて好きなのですが、昔していたレースのイメージからも街を走れてサーキットを賭ける、そして普通のセダンとは一線を引く形をしたものです。
日本ではともかく「Zカー」といえばアメリカの車好きなら名前を聞いたことがある日本車です。
「本田総一郎」の名前は出てきても、思いつくホンダの車種はばらばら
しかし、Zカーは一つしかないというタイプの車です。
 
そのZカーの登場に大きく関与したのが私の好きなイギリス車です。
MG−Bをはじめとするオープン2シーターは、ヨーロッパの車です。
ビックパワー、巨大な車体のアメリカには最もそぐわないものでしたが(ヨーロッパは昔からの道が多いので 余り大きな車は特定の用途でしか出てきません。小型車が人気です。アメリカは最初から都市計画に基づいて町ができているので大きな車が走れる場所がありました)オイルショックが世の中を変えてしまいました。
アメリカでも小型車が流行し、小型車の枠の中で楽しめる車を求めて出てきたのがヨーロッパのスポーツ。
私の好きなSuper7等は、キットカーなのでそぐわなかったのですが MG等オープンスポーツが一大ブームを巻き起こすわけです。
筆頭となるのがMG−Bでお陰で世界中にユーザーの多い車となるわけです。
 
オープンの小型スポーツがアメリカ市場に受け入れられる。
小型車で徐々に世界に伸びていった日本の車会社のアメリカ進出の一つはホンダそして日産のZカーとなるわけなのですが・・・
両極であり、現在ではスポーツカーがホンダとしか考えられない話となってしまいます。
 
ありとあらゆる機能を装備した今の車と、余分なものどころか必要なものも全部付いているか怪しい(故障は漏れなく付いてきます)のですが、機能を削った古いものも良いですよね。
確かに新しいエンジン(CPU)はいいのですが それを感じられないほどに補機が多いならエンジン単体の動きを感じられる機器もいいですよね。