行き着く先は

AMラジオは雑音の先にある知らない世界を教えてくれました。
FMラジオはステレオを始めて体験させてくれて、左右から違う音が聞こえることで音の広さを教えてくれました。
ドルビーの5.1チャンネルは映画館にいるように自分を中心に、前後左右そして奥行きすらも音の世界に吹き込んでくれました。
まあ、今では5.1chでも驚きはしないのですが 無いとなんとなく寂しく感じたりします。
 
PCのモニターも最初のうちは画面サイズが大きくなり続け、DVDの再生などの関係で縦横比の違うモニターが一般的になりつつあるようです。
VistaやGoogleの提供するガジェットが右に住んでいたり、アプリケーションそのものに常に表示される左右のリボン。
IEのお気に入りだったり、OfficeのHelpだったりと多岐にわたります。
つまり、画面そのもの全部を広く使うというより、便利なツールを置く場所を作るというほうに効果があるような気がします。
そして、同様に横ワイドの画面の右左に異なるものを表示できる携帯電話が出てきたようです。
 
モノラルがステレオになったように、我が家を含め多くのところではモニター二台環境も一般化しているのではないのでしょうか?
多くのPCのビデオ出力が2系統になり、USB側にモニターを出力する装置なども登場しています。
二つ目のモニター時代は既に来ています。
これはPCだけですか?
 
実際には場所的に苦しいPDAのほうが便利に使えるかもしれません。
サイズの違うディスプレイだとしても、例えば日本語の候補が出るだけのような使い方は可能ですよね。
マルチが良いことばかりとは言いませんが、スピーカーが 1から2になり5や6のヘッドフォンもあるぐらいですからこういうのもありかなとちょっと妄想っぽく思ってみたりして・・・・