EM ONEが帰ってきたのを機にフルリセット

ネットワーク系のアプリケーションをいくつか試しているうちにいじり壊していたことに気が付きこれを機に再構成することに。
といっても、ほとんどの用途については 他の物でカバーしているのでインストールは環境設定ぐらいなのですが・・・・・
登録してあった「WMWifiRouter」のアプリケーション再配布の案内が来ていたこともあったのでそれも含めての再構成です。
 
WMWifiRouterはWM機を無線LANのRouterにするというもので
EM ONEをアクセスポイントにするためのアプリケーションです。
現在配布されているのはTrial版ですが、特別な機能制限が無いので使うことには不自由しません。
 
インストールは
http://www.wmwifirouter.com/consumer/
よりダウンロードしていただけます。
cabファイルなので、EM ONE上でインストールするだけで実行できます。
いろいろな機種でインストールのために必要なICSファイルなどの情報がありますが EM ONEではなにも必要ありません。
ただインストールするだけです。
 
ただし、FAQにもあるようにインストールするだけでは動作しません。
レジストリーの一か所の書き換えが必要となります。
HKEY_LOCAL_MACHINE\System\State\Phone\Status (dword) 0x000000a0
つまり「A0」に書き換える必要があります。
このレジストリーは、再起動するたびに元に戻りますので起動毎に書き換える必要があります。
自動化ツールなどで起動時に書き換えるのも良いでしょう。
これで準備はすべて終了です。
 
EM ONEのワイヤレスマネージャーで HSDPAとWifiを先に起動しておきます。(当たり前か)
この時点でWifiを起動していないと再インストールが必要になる場合がありますので注意しましょう。
初回インストール時にWifiの受信ポートの自動作成が行われます。
ただ、作成されるのは初回のみなので初回起動時にWifiが起動されていないと作成されなくなる可能性があります。
逆に起動されていれば、アプリケーションを起動してConnectを選択するだけで待ち受けが開始されます。
EM ONEが自動的にHSDPAの回線接続に待ち受け状態が開始されます。
 
Wifiを搭載された機器から検索すると WMWifirouterというSSIDの危機が検索できるようになると思いますので接続するとアクセスが可能となります。
セキュリティはデフォルト状態では設定されていないので別に必要に応じて 設定する必要があります。
ネットワークの設定はIP、DNS等自動的に供給されるので接続した機器側での特別な設定は必要なく 自動で設定されるものでそのまま使えます。
まるで固定回線に接続されたWifiのアクセスポイントがあるようにみえます。
 
一応速度測定を行いましたが、自宅環境でSpeedtestサイトで2.2M程度まで出ましたのでかなり高速な環境でしょう。
Slingplayerも動かしてみましたが、500k程度の速度で動作しますのでストリーミングの性能もそのぐらいは優にあるのでしょう。
また、Proxy系のアプリケーションと異なる点として 基本的にすべてのポートの透過を行いますのでほとんどのアプリケーションが動作可能なところです。
欠点はなんといってもBluetoothと違いWifiはバッテリーの消費が激しいこと。
大型バッテリーでどれぐらい使えるのでしょうか?
ちなみに、テストは「α」のついていないEM ONEで行いました。