Everunをもって車に乗ろう!!

Everunは小型のPCですので持ち歩くことにも便利なのですが、液晶がカーナビ用と同様の物なので車で使った時の視認性にも十分期待ができます。
故に、車載して使ってみたいところなのですが PDAやSmartPhone用のスタンドはあるもののいくら小さいとはいえUMPCであるEverunを支えるのには十分ではない。
また、電源等の問題もあります。そこで、純正オプションである車載キットを試してみました。
もう、一気に搭載した写真を

 
Everunは小型なので本当にカーナビのようなサイズ。
ではこのスタンドなのですが、とても汎用品とは言えないもので プラスチックの1体の成形物で抱え込むようにはめ込むもので本当の専用品となるものです。

ガラス面に吸盤で取り付けるタイプのスタンドで 本当に車用にしか使えません。
そして、スタンド側に車のDC12Vからの電源を入力するところがあり、Everunには専用のユニバーサル端子で給電を行います。
Everunの充電のポートは実は16Vで車からの給電は昇圧を行わないとできないようになっています。
このアダプターではその対応なのか、スタンドにDCを入れるようにできています。

また、このスタンドにはUSBポートがひとつついていて

左の後ろ側にポートが付いていて、Everunをセットすると非常に抜き差ししにくい場所についています。
とりあえずついているのだろうとおもうと少し違います。
日本のようにカーナビが車にたくさん付いている国は少なく、海外ではPDAやSmartPhoneにナビゲーションの役目を担わせることも少なくなく 同様に車載した際にカーナビとして使うために このUSBポートにはGPSのアンテナ等が取り付けられることを想定されています。
もともと、通信回線を内蔵するべく作られているEverunなのでGPSのアンテナさえあればナビゲーションが可能となります。
 
専用の設計なので、本体上部に集められたUSBポートや音声系の端子などはすべて利用できるようにあけられています。

音声の出力をそのままカーステにいれて使うこともできます。
 
今回、カースタンドを使ってみてもっとも大きな驚きは そのしっかり感。
何度か日記にも登場させていますが、車載用のスタンドはPDA用としては何度か入手して使っています。
しかし、早いチャンスに使わなくなったのは そのデバイスの保護を目的とするものだとは思いますが 結構柔らかにマウントされます。
故に、微細な振動に対して揺れが発生して 車が止まっている時にも微妙に揺れていて細かい字が非常に見難いということ。
今回の物は、吸盤を取り付けたらボンドで張り付けたように動かないこと。

写真を見てもらえばわかるとおり、吸盤を張り付けたあとレバーを引いて強固に引きつけます。
その際に吸盤の四隅に本体カバーで押さえうような形になっていて 本体の動きを抑制してしっかりした止め付けをしています。
 
今のところカーナビにも専用のカーナビを上回るソフトも見受けられませんし、動画プレーヤーとしての用途がおおいとおもいますが
この時にも、本体そのままでキーボードが使える端末の利点を生かすべき使い方でしょう。
あまり、カーコンピューターとしての使い方が確立していないので 効果に関しては自信がないのですが 面白い使い方ができそうな気もします。
ただ、本体のマウントがしっかりしているのでHDDへの振動という意味では心配ですが・・・・