妙にアクセスが多いと思ったら

kiyonariさんのところからのリンクでやってきた方のようです。
VOXユーザーではないのでコメントが出来ないので、ここに追記しておくと
PHS-300の故障は電源関係の問題と思われます。

状況的に、一番疑われるのは電源の安定度の問題。
車の電源と言うのは直流で安定しているように見えますが、発電機から発生する電圧はエンジンの回転数によって激しく上下します。
また、バッテリーなのですが特性上12Vのバッテリーに12Vを供給し続けても効果的に充電は行われず それ以上の電圧(車の場合は最大15V程度)をかけて充電します。
つまり、電源が11.5V〜15Vぐらいの間でエンジン回転数によって変動します。
ゆえに入力電圧は20%も変化するので安定したとはちょっと言いにくい電源です。
そして、そこに安価なUSBアダプターをつけ そこからUSBのケーブル越しに給電していたのでこのあたりの過負荷が考えられます。
 
PHS-300は充電しながらの駆動をサポートしているタイプなので、電源回路は本体給電とバッテリー充電があったときに最も負担がかかります。
車に搭載すると言うことはその状態を長く続けると言うことで、尚且つ開けてみた限りたいした電流量ではないとは思うのですがヒート辛苦の一つもないつくりはそれなりにきついのではないかと思われます。
そういった使い方をするときには 熱の問題は注意したほうが良いのではと思われます。
また、外部電源で利用するときには内蔵バッテリーを抜くなどの対策を立てればよかったのかもしれません。
 
危なげな運用形態であり、通常の利用で壊れるかと言うことに関しては そんなに安定性の悪い機器ではないのではと思われます。
構造もかなり強固に作られていますので。