デバイスの魅力

ネットブックという呼び名は結構的を得ていると思えるのですが。
 
最近、5万円程度のPCが多く出てきていて とうとう2割に達したそうです。
多くは、ただ同然の回線契約とのセット販売などの影響も受けているのでしょう。
回線とのセット契約から考えると
「インターネットの閲覧とメールの送受信が出来たら良い」
ネットブックの解説を行っている人たちがいますが本当にそうなのでしょうか?
実は私も購入を本気で考えているのですが・・・・
 
今日は会社の机の上で let's NOTE W2を使っています。
VAIO君は壊れて修理に行ってしまったからです。
奥様のPCを数日限定で借り出したわけです。
設定その他に関しては何の心配もしていません。
もちろん、私が管理者であるからでもあるのですが もともと会社内ではVAIOもその機能を使っているわけではないからです。
と、いうのも私のPCは会社内では別にあり 机の上で仕事をするときはリモートデスクトップで使っているからです。
リモートで使っているので、PCの設定は基本的に必要がありません。
プリンタはリモート先のPCがやることなので、そちらにドライバーが入っていれば良いわけです。
もちろん、設定やアプリケーションもそうです。
 
では
VAIOからW2に変えての最も大きな違いは、画面のサイズとキーボードです。
速度的には900MのPentiumMと1.3GのPentium Mで型式は同じように見えますが世代が異なるので性能はかなり違うのですが、リモートで使う分には殆ど同じと言うわけです。
XGAの解像度がどうかと、キーボードの例えば「全角/半角」キーの場所が大きく違うなどが最大のポイントです。
ともすれば・・・・
というのがネットブックの存在。
 
画面サイズはコストに比例する為にこのあたりに不満は有るでしょうが我慢の出来ないレベルではない。
キーボードも思ったほど小さくないサイズなので(逆に携帯性では不満かも)悪くない。
速度的には前述の理由でそんなに問題はないとすれば、これでもいいかなと・・・
勿論、リモートするべきPCがあると言う前提での話です。
多くの企業ではその管理の難しさからリモートコンソールや仮想化を意識しているのには非常に近しいこととなります。
パフォーマンスが我慢できればと言うより、満足の行く通信回線があれば(例えばWifi)それは十分に使える世界です。
 
最近、デバイスへの興味が薄れているわけではなく
使い方が徐々に、ネットに接続された状態でのリモート運用が中心になってきています。
そうした場合に、デバイス単体の能力の割合を重視しなくなりつつあるからです。
では、デバイスは全部同じで良いと言うことかと言うとそういうわけでもないというのが今のところ。
店頭でネットブックもポケットの中にルータを潜ませて(3G回線付き)あちこちで自分のリモート先に繋いで見たりして操作すると結構使えるのが判ります(試しているだけです セキュリティ上怖いしね!!)。
WEB上のオフィスサービスと50Gのネットドライブをあわせて使うと結構それで作業が出来たりしています。
 
では、これからのデバイスはどうなるのか?
Everun NoteやDELLのMini9が気になるのはその部分。
今の通信カードを内蔵すれば意識せずに接続して何処でも使えるだろうかと言う問題。
その際にエリアが広ければ、3Gの300kぐらいの回線があれば 動画を再生したりしなければそれなりに使えると言う状況。
未だ、市場はそういうところは見ていないと思いますが 最近そういった記事を雑誌で見かけるようにはなりました。
それに対して他社とは違う利点を出した機器がどう出てくるのか。
複数の機器を持った場合、その回線をどう運用するのか
そのあたりが楽しみでもあるわけなのですが・・・・