台湾三日目

すでに、昨日より休日に入っている台湾なので町は賑やかである。
今日もと言いたいところであるが当然仕事で来ているので自由時間がほとんどなかったというのが実際のところ。
同じスケジュールで動く人は注意されたいのは、レンタルモデムの返却である。
FarEasToneのカウンターは17時にしまってしまう。
19時過ぎの飛行機なので推奨待ち合わせ時間の二時間前に空港に到着するように動くこととなった。
ちなみに私が聞いていることが正しければ、レンタルのモデムを借りる段階でNT$6000のデポジットをすでに預けているので その費用と追加で日数分の費用を回収されるという扱いになるということ。
実際には現金払いにするとデポジットだけの回収の可能性もあり2万円弱でE220を購入したと思えば腹の立たないところかもしれない。
できればSIMは処分するといわれたのでSIMだけを出してくれると返しに来る手間が省けるのであるが・・・
 
お昼にちょっとかかるほどに仕事をしていたので、改めて光華商場に出かけたものの、ホテルに荷物を取りに行き空港まで移動するといった時間を考えると15時半にはここを出なければ・・・(休みの日には道が混むこともあるので)
背後に迫りくる都会の影におびえながら見て回った。
いつものごとくと言っていいのだろうか、お昼御飯を食べる時間がないので いつもの小ロンポウ屋台に言って注文をする。
一つのせいろに12個ほど入って NT$50なので安いおやつである。
ですが12個は結構多く十分にエネルギーの補給にはなる。
ホテルのミネラルウオーターで流し込みながら歩く。
 
少し蛇足になるが、屋台の小ロンポウは少し特殊である。
通常は川の接合部である頂点のところを壊さないようにそっとつまんで持ち上げて生姜とたれをつけて食べるのであるが、コンビニの買い物袋のような袋に入れただけの梱包ではとてもその繊細な食べ物は持たないのである。
また、お客が来るのがいつか分からない状況なので蒸し過ぎても壊れない強靭な皮要求される。
ゆえに肉まんのような皮のものである。
これを小ロンポウと呼ぶのかどうかは疑問なのであるが私はそう言っている。
で、味のほうは皮が分厚いので十分な満足感を与えてくれるのでこの場合は都合がよいのである。
ただ、店を選ぶ必要がある。どう考えても厚い皮は肉汁を吸い込み条件が悪い。
それでもおいしく食べさせる店は少いと思われ 結構私ははずれも引いている。
特に独特のイースト臭のような匂いの強いものは少し勘弁いただきたい。
なじみになっているので、少なくともここではそういったものを引かずに済んでいるので安心である。
 
念のために断わっておくが昔と違って現在ではここにいても昼食に困ることはない。
というのは、光華商場の一階の一部ががフードコートになったからで 百貨店などの地価と同じで100〜200ぐらいの金額で一つの店に6種類ぐらいの定食を選んで食べることができるからである。
他にも、日本でもおなじみの スターバックスバリスタ等のコーヒーショップでも軽食程度は食べられるので日本人が言っても困ることはない。
裏手にはスイーツの店まであるのでこれにチャレンジするのもよいだろう。
私は食べたことはないのだが・・・
 
正直、台湾も訪れるのに危険な国になったということをここに記しておこう。
さすが生産国と思わせられることしきり。
香港とは異なる意味ではあるが、一昨日の話ではないが時折店頭に価格の書いてある商品があり特価品として販売されるからである。
機種を問わなければ、と言ってもこの世界のモデルチェンジが激しいので たとえば日本でhtc-zと呼ばれるのに該当する機種などは 新品で二万円台中盤で特価品で並んだりする。
asusもp300番台であれば十分射程範囲。
つまり、wm端末であってもより好みしなければ、そして遊ぶつもりだけであれば簡単に帰る価格帯で並んでいるのである。
 
最近日本で人気のあるNetBookも多く並んでいる。
感覚から行けば日本より約一万円安い価格で入手が可能な機種も少なくない。
日本と同様ブロードバンド加入を条件に無料で手に入るものも・・・
しかし、気を付けてほしい。
ちゃんとスペックを見てから購入を決めてほしいのです。
確かに安いのですが、安価なモデルのほとんどはWindowsではありません。
そして、それだけなら大きな問題とは言えないのですが それゆえにスペックの低いものが少なくないのです。
つまり OSが無くてスペックが低いから安い機種があるということで HPのミニノートなどを比べるとわかるが微妙に日本より価格が高いのである。
 
他の物の価格を比べてみるとわかるであろう。
HDDやメモリー、CPU等は多くの場合秋葉原に叶わない。
その状態で価格の安いものが出てくるということはあまり考えられない。
しかし、為替の影響もあるのか 今までとの比較で考えると少なくとも台湾メーカーの商品は、今までのように現地のほうが高くという状況ではなくなってきているように思われる。
春に来た頃には、Sonyや富士通のミニノートがメインに置いてあったが現在はNetBookがメインに置かれている状況も日本と同じといえる。
このあたりは毎年来ているから感じられる点であろう。
 
あと、これも蛇足であるが一応追加しておくなら トイレのことである。
基本的にも洋式と和式のトイレが多くの新しいところでは完備されており紙も設置されるようになってきている。
しかし、その置き方には注意をする必要がある場合がある。
その一つが光華商場のトイレだったことを追記しておこう。
小用を足すときには関係ないがそうでないときの紙が個室の外側に置いてあるのである。
大きなロールが外の壁に取り付けてある。
想像ではあるが、中に入る前に必要な量をとって中に入るようになっているようだ。
手をふくペーパータオルは別に用意されているので、壁についているのは明らかにそれとは違う紙である。
日本人であればまずもっていないことはないとは思うが中に入ってから用を足してから後悔しても遅いのである。
ここの国の人は後悔せずに個室を開けて紙をとるようだが日本人には真似をしにくい(見られても気にしないようだ)。先に確保することをお勧めします。
ちなみに、中国ではあるのですが紙を水洗に流せないところが、ここではその制限はないようです。
 
台湾製でいいよと思えば台湾に買い物に来ることも安く買う手段のひとつとなっています。
現地の人もあまり詳しくないことからも、店頭価格が未だ詳しく知らないことからも特価販売は突然、それも予告なく行われているようです。
そして、その台湾製という条件が モバイルグッズ好きにはほぼすべてという条件を満たしつつあることからも十分に財布に危ない国になってゆくということが。
もちろん、国を問わず・・・機種を問わずの 香港という危ない国が後に控えていたということがここまでの自制心を支えてきたわけではあるのですが・・・・