マイクロソフトから早わかりライセンスガイドを送ってもらった

昨日、マイクロソフトから職場に電話がありました。
以前問い合わせた件の その後の進捗の話なのですが・・・
まあその話は置いておいたとして、先日より疑問に思っている話を聞いてみた。
 
VISTAの便利なところはグループポリシーで設定できる範囲が広がったことで、拠点のPCの設定を触る上では便利なのです。
ところが、わが社のシステムはデルファイで書かれており、DBとの接続に使っているプロトコルがVISTA対応で無いという理由で今後もXPを使い続ける日調整が有ります。
特にモバイルで使う機器を設定するなら、というよりマイクロソフトのサポートを考えるのであれば 購入の容易さを考えるのであればVISTAへのシフトも視野に入れなければならない。
でも、アプリケーションごと入れ替えることを考えればこのまま延命と言う考え方もあるのである。
で、考えるのがターミナルでの運用やリモートデスクトップのような使い方。
 
ところがターミナル接続を行おうにもこのアプリが先を考えていないもので、テンポラリーを各ユーザーにではなくシステムに作成するので端と絵コンソールを複数に出来てもアプリケーションは一つしか動かないとなってしまいます。
で、考えたのはWIN2008SVRに 仮想マシンを作って例えば5台のXP PROのコンピューターを起動しそれにリモート接続を行うのならリモート運用も可能になると思ったわけです。
その際に問題になるのがライセンスの問題なのです。
 
Windows Serverを設置し、そのドメインにクライアントを接続した場合というよりサーバーとしての機能を利用する権利としてClient Accsess Licence(この後CALと表記)が必要となります。
では、今の使い方だとするとどうなるでしょう?
Windows Serverを購入すると普通は5CALが付属しています。
Hyper-Vで仮想環境を作った場合には、それぞれにOSを入れて動かした場合 CALは消費されるのでしょうか?
その5台のXPに対して、リモートデスクトップの接続を行う為には その接続するPCに対してもCALがいるのでしょうか?
とライセンス上わからない点が・・・・
で、ついでにとは失礼ですが電話を掛けてくれた人に聞いてみたわけです。
さすがにマイクロソフトの人と言うか明快に答えてくれました。
 
まず、サーバーを購入すると5CAL付いている(最も安いStandardで)のは間違いないようで、そこにHyper-VでXPをインストールをすることについてはCALが要らないとのこと。
 
ちょっと話がそれるが、XP PROのパッケージ版を購入していれる形にはなるそうです。
ところが、XP PROはもう出荷されていないので・・・という問題も有ります。
で、VISTA Businessを購入してソフトウエアアシュアランスを登録すればダウングレード権が発生してXP PROにインストールが可能だそうです。(ディスクキットはどうするかは聞き忘れました)
パッケージ版を1.5倍ぐらいの価格で購入すると言うことになります。
ただ、アシュアランスの特典も受けられるので難しいところでしょう。
 
では、外部からHyper-V上のXPにリモート接続することにおいてはサーバーの機能を使うと言うことでCALが発生するということらしいです。
で、結果的には
Windows Server Standad ×1
Windows XPパッケージ版 X5
CAL(Standardに5CAL含まれる)×0
アクセスするクライアントPC(これはOSを選ばない)5台で成立するようです。
 
ちなみに、CALの使い道には
クライアントアクセスの使い方には 同時アクセスクライアントでカウントする方法とユーザー数でカウントする方法とデバイス数でカウントする方法があり・・・・
すいませんもう付いていけませんでした。
で、表題のガイドを送ってくれたわけです。
 
このガイドにも書いてありますが
Windows Server2008 Standrdにおいて仮想インスタンスは1と書いてあります。
私はこれを仮想環境を設定できる数だと言う風に理解していたのですが、どうもそうではなく
購入したライセンスで新たなライセンスを購入せずに入れることが出来るOSの数で、新たに入れるOSのライセンスがあればもっと多くの仮想環境を作ることが出来ると言う意味のようです。
 
とここまで書いてきて読んでも誰もわからないよね・・・・と思ったりして。
それが証拠に書いている私もよくわからなくて・・・・
だめじゃん、頑張って小冊子を読もう。