脱、リビング

ここを見ている人なら、すでにモバイラーと呼ばれている人たちが多いのであまり関係が無いのですが、ネットブックは脱リビングを行うツールと成っているようです。
 
PCが一家に二台というのはありそうでない話。ということで
デスクトップが古くなったのでノートPCに買い換えたらデスクトップは使わなくなったが実際に二台あっても良くある話。
二台持ってますは、二台使っていますとは必ずしも一致しないと言うこと。
特に、リビング内にインターネットの回線を設置すると そこから出れない(以外に無線も駄目だとかいうのもある)という人も少なくありません。
本当は機材を選べば可能なのですが、新しい規格に対応したアンテナ付きのアダプターなどを使っても 本体内蔵のアダプターを明示的に切らなければ優先順位で負けてたりと 以外に駄目駄目なわけです。
せっかくの新しいアダプターも、じつは宝の持ち腐れだったりします。
 
ネットブックのよいところと言うか、買い易いところはE-Mobileのセット販売のお陰で DOCOMOなども実はやっているにも拘らずちっとも目立ってない。
E-Mobileの場合、二年間の間の解約はPC本体価格も含める請求が帰ってきますが DOCOMOなどの場合1万円の解約金で済む場合も多く 同じ3万円の値引であれば・・・というのもありだというのはあまり知られていません。
もっとも、月額のコストが高かったり 使えない通信があたりと制限も多いわけなのですが・・・
まあ、多くの人がE-Mobileのセットを購入し 通信環境付きなので必ずしもリビングにいる必要がなくなりました。
 
自分の部屋に篭って・・・などと言うのは実は良くない傾向。
昔、夜中に見ていたhな番組が自分の部屋にテレビが来たら 堂々と見れるようになり
その後テレビデオが登場して 部屋にテレビもビデオも使えるようになり Hビデオも見放題と。
同じレベルで論じるべき問題なのではないのですが、同じようなことがおきます。
そういったサイトが見放題と・・・・
もちろん、それが悪いとか言うつもりはさらさら無いのですが・・・
問題はそこではなくインターネットは双方向の通信です。
こちらから相手のサイトが見えるように、相手からこちらも論理的には見えるのです。
勿論、単純に見えるようには出来ていないものの 色々と見に来る手段を講じるわけです。
 
例えば20万円で購入したパソコンに 4980円のウイルスセキュリティを入れることは抵抗がないとは言いませんがありえる話です。
良く話に聞くのは、ウイルスに感染するとパソコンが壊れると言う理解。
一からリカバリーすれば、ハードウエアは多くの場合壊れないのにも拘らず 壊れると言う理解があること。
20万円がちょっとした不注意で壊れると言う気持ちがそういった部分にブレーキをかけていました。
また、リビングに一台となれば 人に見せられないものを人の見ているところで見れない つまり、危ない方に属するサイトに地価好きにくいと言うセーフティがかかっていましたが 今回はそれもかかっていない。
ましてや、下手すれば1円で購入した物に4980円は払えないと言う歪んだ理解も起きますし 壊れても1円と言う面白い声も聞こえてきだしました。
 
ウイルスセキュリティ開発会社も警告を発しています。
ネットブックがノートPCを上回る数量の販売を伸ばしているにも拘らず ウイルスセキュリティはそれ程の販売数の伸びが無いこと。
必ずしも無料のセキュリティソフトをインストールしているとは思えませんし、それ以上にパフォーマンス的に協力ではないネットブックにとってウイルスセキュリティは必ずしも歓迎されるソフトではないのです。
デフォルトで定期的なバックアップを行ったり、システムのメンテナンスを定期的に行うなど 便利な機能満載最近のトレンドですが、逆を反せばディスクの検査などは 下手をすれば一時間を越える作業。
ちょっと使おうと思ったときに発生したら、そのいらいらは知らない人はいないでしょう。
その機能を個別に止めるスキルの無い人たちは 3ヶ月の試用期限が切れたら迷わず消してしまうことでしょう。
パターンファイルが更新されなくても、それなりに守ってくれるのがウイルスセキュリティソフトなのですが 鬱陶しいぐらいの 期限切れのアピールに耐えながら使える人はそう いないでしょう。
自分のPCが壊れるだけだと言う理解の人たちが、ネット上に驚くほどのウイルスやスパイウエアを撒き散らすことになるでしょう。
 
PCは買ったけど使えない・・・といったのは今は昔。
会社に勤めていれば、どこかのアルバイトでもしていたらPCを使わないことはまず無くて インターネットとメール見方ぐらいは判るでしょう。
企業では少なからず防御をしているものの、個人では自分の責任で行う必要があります。
システム管理者でもない人が何処までわかるのか 疑問です。
この冬から来春にかけてネットの世界でもウイルスの大流行が予想されていると言うのは 日本だけではないのです。
まるで、インフルエンザのように・・・・