昨日、不要なノートPCを頂きました

結構良いPCを頂きましたので 喜んで使おうとしたわけなのですが・・・
 
とりあえず、とるものもとりあえずでやった作業は初期化です。
結構、リカバリー方法については詳しく書いてあるのですが データの初期化については記述が無い。
処分するときには・・・・・という項目はいるように思うのですが かなり古い(5年ほど前)のPCだからやむ終えないのか今でもそうなのかという話でした。
Mobile Pentium4 2GHz RAM 512M(DDR-400)とスペック的には今でも現役バリバリクラスなのですが 遅いということで(って、移った先はATOMなのですが・・・・)
実際のところスペックは現役なれど、HDDの速度やメモリーのアクセス、FSB等モバイルPentium4の初期のものは周波数を生かすにはインターフェースがついてこないという仕様の物なので 動画を見たりとか(HDは無理みたい)程度はOkなれど 体感上の速度は思ったほど速くないのは事実です。
モバイルがほしかったのが最大の理由でしょうが、あきらめるほど遅くないと思っていたのですが・・・・
(重量は4K級なので Radion7500も乗ってます)
 
リカバリーディスクがある時代なので、ドライブもついているのでリカバリーディスクを入れて起動するだけでOkです。
初期化のメニューがオプションの中にあるので普通の人は上書きリカバリーをするのだろうと重いながらの作業でした。
約1時間の作業でリカバリーは終了し、ヘビー級のメーカー添付のアプリケーションもごっそりとインストールされました。
ドッキングステーションをつけるとテレビの録画も出来る多機能さんなのでアプリケーションも圧縮してもCD二枚分

そこからが悲しい作業になりました。
まず、SP非適用のXPは現在のセキュリティソフトが導入できないのです。まず、Spの適用からなのですがSP3のCDは作って 紳士のたしなみとしてカバンにはいつも入れているのですがSP1非適応のPCにはSP3は入らない。
Sp1もしくはSP2を入れるというステップが必要なのです。
ところがそんなものは無く、ネットワークにいきなりつなぐのは怖いので他のPCでダウンロードしたSP2をUSBメモリーで移動します。
で、最初の泣きが入る。
USBは1.1で悲しいほど遅いのです。
まあ、それでも5分10分のことです。
それからは SP2の適用を行いというところで HDDの遅さが際立ちます。
モリーが512Kあっても 遅いですから・・・
で、とりあえずSP2があたったところでSP3を適用します。
SP3を入れなくてもと思われるかもしれませんが、SP2適用後のアップデートのすべての適用をするぐらいならSP3を当てるほうが断然速いのでSP3の適用が普通に私の中ではなっています。
作業が全部終わって再起動すると、結構これが速いわけです。
常駐するほとんどのアプリケーションが無いから当たり前ですが、結構いけてるわけです。
手放すほどには遅くは無いと思うのでしたが・・・・

すべてを終えるとウイルスセキュリティのインストールなのですが、USBモデムをつないでのダウンロードでAVGをダウンロードしようとすると(AVGのFree版をインストールするのは新しい機械が使えるかどうかわかる前にはライセンスがめんどくさいのでFree版を試します)、IEは起動するもののAVGのHPに行く前にネットワークが途絶します。
バスパワーで動くモデムにはUSBのポートの電源が弱いものでよく起きる症状なので気にもしないで あとはネットワークが普通に使える場所での作業だとおいておきました。
ネットを見たり程度の作業だけで。
IEでHPを見ていると徐々に遅くなって、やはりかなり遅いレベルになります。
E-Mobileも最近は遅くなったなとおもって家に帰りました。
 
家に帰るとWifi接続でインターネットに入れるので手元にあったウイルスセキュリティの体験版などをインストールしようとするのですが ネットワーク経由で最新ファイルをダウンロードしながらのインストールとなるようでどうもうまくいかない。
少し古めのCD-ROMでインストールするタイプもインストール途中で止まってしまいました。
そうこうしている内に、なぜか他のディスクトップからFireWallの警告が。
トロイの木馬の侵入を阻止しましたの警告。
内部から侵入されない限りルーターで切れているはず。
ポートを特定してのアクセスしかだめな設定にしているはずなのでありえないと思って 目を向けたのは当然新しいこの子です。
初期化再インストールとIEでMSNのトップページぐらいしか見ていないPCのウイルスを疑うことはもともと無かったのです。
 
そこまでわかれば調べる方法はあります。
マカフィーのインターネットセキュリティはCDでネットワーク接続しない状態でインストールして検査することが出来るのを知っていたので(これは結構新しい機械にチャレンジするときに便利です)実行します。
出ます出ます、システムの中の大半の実行ファイルはどうもやられているようです。
なぜこれほどに・・・・というところまで。
トロイの木馬が徒党を組んで(ただし 種類は数種類ほど)充満しています。
ここまでくると考えられるのはシステムそのもの・・・・
 
はるか昔に試してみたくて作ったUSBメモリーのLinux環境があったので そちらで起動してネットワークにつないで起動しました。
SXGA+の画面で、ATIビデオカードで自動認識するものの底まで広い画面は表示されず真ん中でちまちま作業となりましたがそれでも問題なく起動しました。
トロイの木馬は多くの場合OSに依存するので、こちらはOKだろうとやってみます。
そして、再びLinux版のFreeのセキュリティを実行します。
BIOSにウイルスがあると警告が出ましたので削除します。
BIOSに問題が発生する可能性に対して警告が出ますがやむ終えずというところで実行したら普通に起動できました。
もちろん、そこでHDDを含むウイルスの駆除が終了したものの 隔離はともかく削除でしか対応できなかったファイルの中にはシステムファイルもあったようでXpは起動することはありませんでした。
改めてリカバーリーからはじめることとなりました。
現在、というか日があけた今日は仕事なので 現在ようやくSP2が適用終わったところで放置してきました。
 
もしかしたらSP1適用前のPCでモデム経由でインターネットに出たことからトロイの木馬を送り込まれたのかもしれませんが、実際BIOS上に問題があったのは事実のようです。
初期化されたPCだから必ずしも安心できず、それが故に遅かったということに気がつきました。
初期化したら改めてほんとに要りませんか?と聞いてみないとだめそうですね。
結構いい子なのかもしれません。