猛烈に後悔している

シンセンの話は後にしてですが(まだ出かけますので)猛烈に後悔しています。
話のスタートはおおぼけから始まるのですが、朝出かける際に今日はシンセンに行くからとお金を入れ替えて出かけました。
今回は三カ国すべてでお金が違うので、最近はめんどくさい(手数料が高すぎる)し、いつも5000円と残らないので戻さずに持ち歩いています。
行く先々で入れ替えたりするわけです。
今日は中国元と香港$にして出かけました。
ところが、国境を越えて出たところで財布の中身を入れ替えようとしたところで気がついた。
NT$(ニュー台湾ドル 現在の台湾の通貨)だと・・・・
ふだん使い慣れていない人間には区別がつきにくいのですこの二つは。
つまりお金を持ってないのです。
 
シンセンではあまりお金を両替する意味がありません。
なぜなら買い物の段階になると殆どのところで香港$が使えるからです。
ところがそれで済まないところが数か所。
地下鉄の切符と水を買ったりの小口の買い物。
さすがに一戦も持たないではだめ。
当然、両替するたびにお金が減ってゆくので(手数料)しょうがないので日本円から両替します。
もし、入国途中で気が付いていたらそれでもましだったのですが、外に出てからは結構同じビルの中にあるにもかかわらずもぐりの両替屋が多く 今回も一万円だして700元となりました。
何がもぐりかというと、丁度になるはずないでしょ(笑
その上レシートも出ないという完全持ち出しの悲しい羽目に!?
ああ・・・・っとあさから少しブルーに。
 
ところがこれでもめげないのが性格のおかげ。
よい方に考えて、山根さんよろしくとんでも携帯を購入してMP3プレーヤーとして使おうとコピー携帯ビルにもぐりこんだ。
このはなしは後日なのですが、完全に気持ち的に敗北して帰ってきました。
結構、3ブロックほど離れたので 戻るのも大変と思っていたら自転車を止めて佇んでいるおじさんを発見というか目が行った。
これはおじさんの自転車がA-Bikeだったからです。
とたん、おじさんが寄ってきた。
Only 中国語のおじさんなので全く何を言っているのかわからないのですが 相手から近付いてきたら一応対応するのが悪い癖。
「How Mach?」
これがシンセンの携帯ビルでもものの見事に通じなかった英語です。
このあたりの方は英語というものに詳しくない方が多いようです。
ここで沈黙。
動いたのはおじさんの方。
携帯電話を持ち出して、数字を携帯電話に打ち出した。
たぶん言葉はわからなくても 値段を言わなければと頑張ったんでしょう。
930元 大体1.五万円。日本でコピー物を買うのと同じ価格。
笑わせんじゃないと追い払う。
なぜか30が好きなおじさん、こちらの笑いを見てとって こちらが何かを言う前に電話機を押しつけてほしい値段をかけというジェスチュア。
値段なんかわかるはずもないし、特別買いたくもないので手を振って追いやる。
730元 おじさんが自信満々に出してくる。
無理なのである。物理的に変えないのである。
既にご飯も食べたし、飲み物なども買っているし、最初からそんなに持っていない。
時折9980円で出るのでこの価格ないだろうと。
Thank You!! とまた追いやる。
今度は二人係になって何とか頑張ろうとする。
そして出した価格が 530元。
こんな物だろうが・・・と悩んだものの3ブロック進むためには高かろうと我慢する。
しつこく電話を押しつけてくるので、一応400と打ってあげた。
天を見上げて両手を広げて首を振った。
そして決心したかのようにこちらに向いて、目を見つめて数字をたたいた 430元
とにかく30が好きなおじさんである。
ぐらっときたが踏みとどまって、バイバイしたら自転車を押して付いてきた。
拝むようにして400元を差し出した。
こちらが言った価格ということもあるし、腰も痛くて実は辛かったので 買うことにした。約5000円
それがこれである。

アルミを多用してあるようで確かに持ってみるとかなり軽い。
一応、かばんを見せて入らないというジェスチュアをすると どこからともなく相棒が迷彩色のかばんまで出してきた。
既に笑いが漏れてしまったので負けたことになりました。
で、のっかって走るとさすがに自転車でかなり楽なのです。
3ブロックなど瞬く間のことでした。
 
駅に降りてモールを通るところでこちらの国ではわかりませんが一応自転車をたたんでみた。
しかし、ちゃんと話を聞いてないからよくわからない。
というより、新しいのか工作精度が低いのか最後が押し込めない。
最終的には開いた状態で押し込まないとだめなkところがあったので操作不良のようですが 慣れてないからわからない。
ちゃんと見せてもらっとけばよかったと後悔しながらやっていると冷房もないところで汗だくになりました。
どれぐらい大変だったかというと、近くにいたモールの入口を見張っている警備員が手伝いに来てくれたぐらい(笑
正直、このままゴミ箱行きもあったのですが たたみ終わってモールの中を抜ける間中何か話しかけながらにこにこ付いてくる。
チップ化と思ったのですがそうでもないよう。
また、5000円は痛いので頑張って持って帰ったのですが、たたんでみるとすごく重い。
よくかんがえればわかるのですが、自転車は10Kはある金属の塊。
少しは軽いのでしょうが、広げているときはもちやすいので軽く感じるけどたたんでみると金属の塊 つまり軽いはずはない。
そして、モンコック東の駅に着いてみると雨が降っている。
雨の日の折りたたみ自転車は邪魔もの以外の何物でもない。
 
モンコック近辺を自転車でくるくる行こうと思って頑張って持って帰ってきたのに・・・
それどころが駅からホテルまでの約10分の距離が遠い遠い・・
もちろん持って帰ってもホテル近くで使うこともできない。
そう思うと帰りの心配が頭をもたげてくる。
「はー」
 
ふだんなら正直買えるほどのお金を持って歩いてないので(それもどうかと・・・)こう言ったことはなかったのですが すべては朝から始まる・・・
猛烈に後悔しています。腰痛いし・・・