ネットで見たことがあると何人もの人が証言した顔っていうのがあるらしいのですが

人は人の顔を正確に全体で認識しているわけではないようですね。
眉毛が人より太い等 ファーストコンタクトでは特徴を複数つかみその組み合わせで認識を始めると物の本で読んだことがあります。
人と付き合ううちに そのパターンが増えてゆくそうで 徐々に御認識を減らしてゆくとか。
ゆえに、特徴の出にくい後姿などでは たとえば子供がお父さんを間違えるような事態が発生するわけです。
 
そういえば、詐欺にもそういった手口があったそうで
お客さんをひきこんで、部屋で長時間待たせる(短い時間でも相手を退屈させたりすればよいそうです)
そして部屋の中には絵などが張ってあったり、雑誌等があったり。
髭や眉毛など特徴的な人の物を集めるそうです。
内容的には、商売に関することが掲載されたページなどで たとえば〜大学教授などが載っているものを探すわけです。
まあ、体に良い健康食品などですね。
そして、出てくる営業の人と話をするときに 「この人を知っていますよね」と特徴的な眉毛の人などを指すとたとえ本人で無くてもその人だと信じ込んでしまうようですね。
そして、その方の講演として(実はその時点で名前を変えても 元の本を持っているわけではないからわからない)どこかに集めて、その講演後直接会わせるなどして 確かなものだと信じさせる手口があるそうです。
私は人の認識力が低いので引っかからないでしょうが、認識力の高い人の特徴をつかむ力を悪用した手口です。
講演を行うほどの有名人が進めるものだから・・・という認識があればこそ 無形のものにお金を支払ってしまうわけです。
 
何よりもその手口が巧みなのは、そういった特徴は実は後で人為的につけられたもので
その後だまされたと知ったところで、その人は変装を解いているのでもう認識できないという点にあり 犯人が捕まった後も首検分などを行いにくくしています。
自分がだまされた犯人が前にいるのにわからないという笑い話にもならない話。
 
犯罪を行う人はその道を研究したプロで、こちらは素人騙されるのはあたり前とはいえ
ここまで研究して手口として利用するというのも 頭脳の無駄遣いのような気がしますね?!