WILLCOMより新しい料金プランが発表になった

当然、新しい端末に向けたプランである。
 
新しい端末はPHSと3Gの両方をサポートし、音声はPHSでデータ通信を3Gで行うように成っている。
というかデフォルトでそう成っている。
つまり、PHSでのデータ通信を半ば諦めた形である。
正直失望したわけである。
 
確かに、3Gに比べてPHSの通信速度は見劣りのする速度であることは否めない。
通信の利便性からしてもそうだ、いくら早くなったとはいえ移動中のPHSのアンテナの切り替わりで発生する速度低下は避けられない。
それでも、価格的なメリットが有る点や 利用場所を選ばない点、必ずしも高速通信を必要とするわけではないという通信がある点などを考えるとそれはそれなりに生き残る手段を模索していると信じていたわけです。
それがPHSは音声のみで通信手段は3Gに限るという手段しか残さなかったことには不満を大いに感じるわけです。
実際のところ、PHSで契約することを考えていた私には 一気に水をかけられた気分であった(自分かってな話であるが)
基本的に契約は、PHS、3Gセットの形に限られるというのが今回の販売方式。
あれほど望んでいたType-GをサポートするW-SIMも登場!!
満足できないものの、携帯電話の定額通信と同様のコストで PCでも使える通信と期待をしていたわけです。
月額の利用料もPHSの音声通話+3Gの通信をもとに算出されており、ここにPHSの通信を加えると +2880円とPCでの利用を前提と考えないのであれば最も高額な通信料を毎月払うことになってしまったわけです。
WILLCOMは回線提供業者で、二次販売業者ではありません。例えば日本通信のような。
会社の存続が最も大事な課題ですが、二次販売業者としての生き残りをかけるのであれば そういった目でしか見ることができません。
自ら施設した回線は、音声にしか使えないとなればどうでしょう?
例えばデータ通信はできますが、電話としては使えない場所が出たときのやるせなさをこの端末では体感させてくれることができるでしょう。
 
せめて、既存ユーザーに販売価格は定価でもいいので黒耳W-SIMを提供し 現在のW-Value継続のできる移行プランを作ったりしなければ
頑張ってきた、きっと次が出ると頑張ってきたユーザーまでもが離れてゆくと思います。
頑張って、使い方、用途ではPHSはまだまだ使えると WILLCOM03を使っている毎日ですが
なんとなくPHSでの通信には将来が無いのだと宣告された気分で 結構ブルーが入った一日です。