誰も知らない・・・・

昨日、Windows Mobile6.5のアップデートがT-01A用として発表された。
今までの慣例でいえば異例のこと、DOCOMOは思い切った選択をしたと評価したいものです。
例えるなら、今まで販売したWindows VISTAのパソコンに Windows7が出たので無償配布しますと発表したようなもの。
OS代はおそらくマイクロソフトにとられていないと思いますが、それでも 対応するための(やはりできない人多数と思われます)コストは間違いなくバカにならない。
企業にとってはタダではない発表なのである。
セールス的にはSoftbankに対して、DOCOMOは同型機種ながらOSが古いというのは看過できない状況でしょう。
このあたりは企業同士の力バランスが生きてくるところでしょうが、これまでのSoftBankの対応から 発表すれどもメンテせずのスマートフォン戦略(除く I-Phone)から考えると ほっといても良かったのに(笑)と思われるところ方思ったわけなのですが・・・
なまじ速いSmartPhoneの登場は、回線バランスを崩す可能性があるので 積極的な販売店階はしないだろうと想像しているのですが・・
 
大人の世界の話はともかくとして
Windows MobileのシェアがアメリカではI-Phoneに抜かれたそうですが 日本ではずっと前に打っちぎられているのではと思います。
それが証拠にというか、SmartPhoneを持っている人に聞いても OSのバージョンアップを知らないのです。
WM5、WM6、WM6.1で WM6.5と並んでいて、未だにX01HTを使っている人がいて(というほど古くない 念のため)それから動作するソフトに変化がなく 変わらないと認識されているのでは どうしょうもないわけである。
確かに新しい端末は 速いし綺麗だし使い易い。
でも、動くソフトは変わらないというのはどうでしょう?
I-Phoneもそうじゃないかといわれるかもしれませんが、これはOSのアップデートは順次行われています。
それによって互換性を確保しているので、新しい機能を互換性を確保して使えているわけです。
それに対して、WMの場合はWM5に対する互換性を持っているだけで、新しい機能を使わない互換性なのです。
この差は小さくないわけです。
もちろん、これは単一ブランドしか無いから良いわけで、メーカー毎の特徴がある手前 その特徴部分の書き換えはメーカー負担となりアップデートの対応が必ずしも販売に繋がらない、陳腐化こそが新しい需要を生み出すような考えでは今のところ無理でしょう。
 
WindowsMobileでは 新たにOSが変わりました!!
と叫んだところで誰も知らない。何が変わったかも分からない(これはかなり詳しい人に聞いても明確な答えが帰ってこない)
これは、ローカルだといわざるえない状況でしょうね。
「私が使っている時点でローカルだ」と昔言われたのですが、このときは機種の問題でした。
今はなんとなく使っているから ローカルなOSだといわれているような気がした話でした。
 
Windows Mobile 7の時点では(Windows Phoneかな?)もう少し 宣伝費も使って派手に仕掛けていただきたいものです。