MperaUの圧縮設定機能の中止について

Mopera Uは言わずもがなで NTT DOCOMOの提供するデータ通信用のプロバイダーです。
先日も書いたのですが 言葉足らずなのでもう一度。
スタート当初は3Gなので300K程度の通信速度から 今はHSDPA 7.2Mの通信となって速度的には何倍にもなってよくなったので当たり前でしょうと思われて話にならないと思われていることでしょう。
ところが、そうでもない人もいるわけで・・・
 
以前、DOCOMOPHS事業もやっており 私はそのデータ通信プランを普段は運用していました。
64KのPIAFSの通信で、定額だったと言うのは当時非常に嬉しいこと。
エリアなど、ライバルであるDDI-P(現WILLCOM)よりも狭かったにもかかわらず 長らくの間愛用しました。
ところがある日、衝撃のニュースが!!
DOCOMOPHS事業からの撤退です。
既にこの日記が始まっていますので古い記事を見てもらえば分かる通りその当時も色々と愚痴をを垂れていました。
私個人としましては、Vodafon(現Softbank)3Gのデータ通信カードへの移行となり、その後そのSIMを使いSmartPhoneを使い始めるきっかけとなったわけですが、代替えを用意することもなく DOCOMO PHSの定額サービスを使い続けている人のために DOCOMOなりの回答を用意しました。
それが 定額通信サービス64Kというもので 64K縛りの3G通信とプロバイダーであるMoperaの利用料金の両者を足した金額とPHSの定額通信との間を埋めて提供しました。
いくつかの問題はあったのですが、例えばデータカードの対応が狭く、消費電力が多かったためにPDAで動かなかったり等々・・・
 
そして、その問題の中で 気になる問題として私も問い合わせをしたのですが通信速度の問題。
勿論、理論上の通信速度は同じなのですが、小さなパケットに区分けして通信することによる実質の速度低下の問題です。
その問題に関しては、Moperaの圧縮サービスで体感上の速度向上で安心してお使いいただけます〜云々と言う感じで案内を頂きました。
実は、PHS側にも圧縮機能がサービスされており WEBの画像のデータ量の間引きなどで最大5倍の速度での通信を叶えるとの謳い文句だったものです。
それとMoperaとを比べると そんなに違わない筈と反論もしてみたものの違いますと言い切られて憤慨したのも DOCOMOから離れるきっかけだったような気がします。
実際、64Kの通信のPHSで回線状況が良いと55Kぐらい出たわけですから 今となっては笑い話の速度ですが 現在、7.2Mのパケット通信をされている方々の実効レートの比率で考えていただけると分かる通りかなり効率が良いわけです。
そして、何年たったのでしょう・・・・
 
現在、DOCOMOのこの64Kのサービスを使われている方がいらっしゃるのかどうかも判りませんし、その方がPHSからの移行の方かどうかも判りません。
WILLCOMに行けばそれより安い値段でもう少し良いサービスもあるわけなのですが それはそれ。
長年、やはりDOCOMOと思い 使い続けてきたユーザーもいるでしょう。
昨年、11月発表で 今年2月から圧縮サービスが終ります。
長らく使ってきたユーザーを裏切るような移行でなかったことを祈るばっかりです。
 
ちなみに、圧縮サービスが打ち切られるのは定額サービスだけで SmartPhoneで使われる128Kのサービス等では今後も継続とのことなのですが・・・
このあたりは私の読み違い。
ただ、サーバー残すぐらいなら64Kの人まで打ち切る必要はなかったのでは・・・
高速で通信されると、サーバーの負荷が大変なのでHSDPAに関してはということは分からなくも無いのですが。