やっぱりおしいEverun Note

Everun Noteを使い始めて思うのは やっぱりおしいという点。
わずかに時期が悪かったのが最も大きなポイントです。
先ず本体の質感が悪い。
プラスチックの継ぎ目がきれいにあっていないうえに、ヒンジは開く度に音がする。
TDP31WのAMD社製のプロセッサは 動的なクロックの変化により省電力を行う機能があるものの 1.6GのCPUを1.2Gのクロックを落として使うと省電力機能が頑張って働こうにも600Mぐらい以下には下がらなく成る。
これが もし、1.2Gの専用設計であれば300M程度までクロックを下げ おそらくもう20分は駆動時間を伸ばし 現行のバッテリーの5〜10%ぐらいは稼ぐことができたのではと思います。
キーボードも 頑張ってキーピッチを稼いでキーそのものは 比較が同じサイズで単純縮小された 工人舎 SC3シリーズに比べたら打ちやすさでは段違い。
ただ、それにこだわったが故に機能キーの多くが変則配置となった。
それも場所が悪いことに 数字キーの上(五列の一番上)となってしまっています。
例えば「キーボード」とタイプしたとすると 「キ」はいいのですが その次の「ー」を入力するのに「6」の上のキー 通女のノートPCなら「F7」あたりのキーを打つわけです。
頑張って頑張って高さも通常のノートPCから損なわないように頑張ったお陰で届かないわけです。
そして、それに輪をかけるのが パムレストのない構造。
Vaio Pでも同じように成っているのですがここで最も違うのは本体の厚み。
明らかに手が地面に落ちるほどの段差があるので手は羽化して使うか 地面に手をつけて使うかになってしまいます。
せっかくのポインティングデバイスも そのかんけいで 手がキーボードにかぶっているので結果的に押せなくなってしまっています。
USBポートは二つあって良いのですが、やはり出力不足で 少し大きな電流の流れるもの 例えばモデムなどでも不安定になることも。
 
で、ありながらパフォーマンスは最も低速のモードで使っても 必要十分。
その状態でも動画再生(支援の効かないもの)でも何とかしてくれます。
キーなどの操作に関して言うなら、AMDらしいと言うかキビキビかんのある動きを見せてくれます。
キーも普通に打っている間はかなり使えます。
モデムを内蔵したせいもあり 接続までのラグも小さく 出して(キーボードさえ認識すれば)すぐに使える便利さはさすが。
上記の欠点も 当時なら許せるレベル(質感はどうかな??)
販売網と潤沢な商品があれば判らなかったレベルだと・・・
つくづく、残念な会社がなくなったと思ったわけですが。
いかがなものでしょう。