1台体制

究極の形と以前にも書いていますが モバイルグッズ 1台体制とはなっていないもののSmartPhoneというか電話は1台運用を行っています。
通信回線という意味では DOCOMOE-MobileWiMaxと三回線のルーターを持ち歩いているので決して1台運用なんて胸を張って言うようなものではないわけですが・・・
 
昔の話をするとなのですが 昔から二台は最低限必要でした。
何がというより、まずSmartPhoneがPDAでそのものに回線を持てなかった事が大きな理由です。
故に、通信用の電話機とPDAで二台、そして通信用のモデムとなる電話機もしくはカードモデムとなったわけです。
物理的に1台体制が不可能だった時代です。
それから通信機能を持ったPDA つまり現在のSmartPhoneらしきものは出てくるのですが これも実に微妙な状態となります。
日本の携帯電話の通信規格が日本独自のものとなり実質的な世界標準ともいえるGSMの規格上になく 電話機の登録形態も今のようにSIMカードと言われるICカードに接続の情報が書かれるタイプではなかったことから 電話機そのものに通信機能を持たせることができなかったわけです。
結果的に電話機でありながら、電話の回線を使えないというものだったのです。なので その昔と何も変わらない状況だったのです。
ただ、常時電源が入った状態にあったことからバックグラウンドでモデム経由でメールを受信できたりと 幾分状況は改善しました。
それでも最低3台だった時代です。
それから、W-CDMA現在の3Gと呼ばれる回線の電話機が登場して、日本国内でも大手キャリアがその規格で販売を始めたことと、通信限定などで比較的安価なパケット単価のパックが登場したりしたことから海外の3GSmartPhoneを国内に持ってきて 通信端末として使うことができるようになりました。
ところが音声端末として見た場合 パケット料金がとんでもなく高いので両方を一台にまとめることができません。
できるとすれば、通信をWifiBluetoothにして 別にモデムを持つという事なら それまでと変わらない形になってしまいます。
すでにご存じのとおり、通信キャリアからSmartPhoneというものが登場します。
3Gの通信回線で電話としても使えます。
これを使えば一台で運用できるかに思われましたがなかなかそうもいかない。
できるかどうかという事に関しては出来たわけですが、それを許さないのは機能の問題ではなくバッテリーや形状の問題。
明らかに通常の電話機ではないという重量感や、せっかく増えた機能を使うにはバッテリーが持たないという 全然異なる理由で一台での運用を難しくしていました。
そのうえ、ちょっとしたことで安定感を欠き 電話機として使えない状態に突然なっていて 笑えない事件も発生します。
私の知る範囲では、NOKIAの端末やBlackBerryなどがそれにあたる端末だったと思うのですが その当時SmartPhonという機能を持った端末たちは日本に入ってきていなかったことや料金プランの問題からも一般性を持って使われることもなく 私もデータ専用の通信回線を利用していました。
ようやく、最近になって一日中使える
無理をしなければ 通信不能になったりしない、そして世界的にも第一線級の端末たちが日本でも入手可能となっています。
私が使っているSC-01Bもその一つでしょう。
 
もう一つ、1台で済まなかった点は ひとつは携帯電話として手軽に使える端末、そしてもう一つは大きな画面で高解像度のビューアーとして使える端末と二種類を欲すること。
今のところ、SC-01Bは前者の要件を満たしており 後者の機能は備えています。
それでも物理的な画面の大きさなどには不満がないわけでもなく 一緒にMBook M1というPCを持ち歩いてその任に充てています。
以前のPDAの時代のようにPCも315gと軽量で Wifiでの接続は4時間以上使えるモデムがあって まるでPCが直接インターネット回線に接続されているかのように使えています。
ただ、頻度的にはSMあrtPhoneに比べて PCの登場回数も少ない訳で カバンの中身をさらすという用途でなければ 十分に一台体制と言えるほどです。
長らくの事を考えると 夢とも思える位置づけです。
新しいものが欲しいのは じゅみの点で実用な点では今のところありません。
恐らくi-Phoneであろうが BlackBerryであろうが同じことが言えるのでしょう。
価格的意にも比較的安価になり入手性も向上したこと、いつでお帰るものになって振り返ると 不便だから楽しい時代もあったと。
いまだと ひとしきり説明して 使い方を案内すると 初めて触る人たちでも 実際に使うかどうかは別として使えるぐらいインターフェースも洗練していると私個人としては思っています。
 
では、ここで止まってしまうのか?
熱くなっている人がいなくなった なんていう人もいますが PDA 恐らく最も日本で多くの人が利用したと思われるのがCLIEZaurusだと思いますがそれと 現在のSmartPhoneの台数を比べてみてください。
まったく数字的根拠は持っていませんが 恐らく比べるべくもなく今のほうが多いことでしょう。
多くの人が使うようになるからこそ変わってくる部分があると思います。
そして、世界はSmartPhoneの市場に大いに注目して新型をどんどん投入しています。
追い切れなくなるとか、早すぎて一つについてゆっくり味わう暇がないとか 実はすごく贅沢な話。
とどまることも選択できれば、進むことも選択できるという素晴らしい状態に今はあるわけです。
すでに、日本語で使うためには〜しなければいけないとかいう機種は少なくなり 普通に日本語を使うことができます。
操作の仕方ではなく どう使ってゆくかに目が行くようになった気が。
先日 とみに思って 自分の手の中の一台を見ると ずいぶんよくなったと思えるわけです。

written by HatenaSync