Schick Hydro5

おまぬけにも程があるわけですが、最近モニター応募があったので申し込んでみました。
申し込むことも企業さんがこういったキャンペーンを頂けるのもありがたいことなのですが 申し込んだ目的がおバカだっただけの事です。
 
最近、飛行機に乗る際に機内持ち込み制限が激しくなって困るのが液体類。
目薬ぐらいはお目こぼしなのですが、それ以上のサイズとなると 専用の袋に入れても通してくれない。
夜を超える移動なんかの時 朝空港で・・・なんてときに使うものが持ち込めないのです。
男でこれですから女性は大変だろうと思うのですが 如何なんでしょう?
すっぴんで・・・という人はヨーロッパに飛べないですよね(笑
で、私が持って行く数少ない液体のなかには ひげそり用の物もあります。
Schick Hydro5は応募の時に 本体上部にローションを固化したものが付いていてひげをそった時にそれが溶けながら肌についてゆくという事なので ローションいらずで髭が剃れるという事で ああ、これは名案!!と応募したわけです。
後先考えていないとはこの事で、察しの言い方だとそろそろこの矛盾点に気が付いていると思います。
そう、もともと機内には刃物の持ち込みが禁止されているので 手荷物に髭剃りが入っていることですらダメなので 液体どころではなかったのです。
頭がぼけているとはこのことだったのですが、幸いにも選んで頂いたので ここは真面目にレビューなどを書いてみようと思っています。
 
とりあえず、UnBoxからですがまず外観です。




かなり多くの方にキャンペーンをなされたのか 専用の試供品パッケージとなっています。
念のためですが、商品と異なる場合がありますので そういうつもりでご覧ください。
パッケージはまるで スナック菓子を開けるかのように ふたを引いて開きます。
開くと、説明書と本体と これも試供品のシェービング剤がついています。
説明は試供品らしく商品の紹介となっていますが なんとなくフラシボー効果がありそうな気がして 必要な所だけ斜め読みしてそっと箱にしまいます。

何よりもこの商品の特徴はヘッド部分なのでその写真などを

上の白い波線のように見えるのがシェービング剤の部分となります。
 
このモデルは5枚刃のタイプなのですが 私の子供のころは「安全カミソリ」と言われる刃先の部分だけが出ている器具に入れた剃刀が標準的な物でした。
私が思春期を迎え、必要になったころに衝撃を受けたのが 現在のこういったモデルの髭剃りが生まれてきたこと。
刃が1枚のタイプがカートリッジ式で出てきたときは、なんてかっこが良いと思ったものの じゃあこれでなければダメだという点も実はなく それなりの普及だったと記憶しています。
それが一変するのが二枚刃の登場です。
江戸時代の剣豪 宮本武蔵をなぞった印象のある俳優がTVで宣伝をしていました。
一枚目の刃の剃り残しを 二枚目の刃が切り落とす。
下段から斜め上に切り上げる殺陣が、剃刀の二枚刃のイメージとなり強烈に印象に残ったのは私だけではなかったでしょう。
刃に眺めのガイドが付いていることからも、むやみに肌を傷める心配も少なかったことからも大ヒットで 現在では安全カミソリと言ってもそちらを知る人のほうが少ない状態となってしまったわけです。
子供の頃の工作にはよく登場したパーツだったのですが(例えばミョウバンのスライスとか 顕微鏡で見るためにスライスするのに使うとか)今ではそれもなくなってしまったわけです。
それが今や5枚刃ですから、ワンピースに登場する剣豪「ゾロ」ですら三刀流ですから 剣豪が真似できる枚数ではなくなってしまってそちらは残念な気がするわけですが・・・・
 
話がそれてしまったのですが、このタイプの剃刀なのですが実は大きな欠点も持っています。
髭剃りの為のローションを供給しながら沿ってくれるわけですが、例えばひげでも形をそろえて伸ばしている人などは 髭と肌の境界の部分を剃るときに 邪魔になって 境界部分への刃の当たっている部分が解りにくくなってしまうのです。
で、このモデルにはそのことに対する対策として この部分が折れ曲がるようになっています。
具体的にはこんな感じで写真を比べてみてください


ローションが出る部分が倒れることにより肌にあたる部分の端っこが剃り始めの部分となることが肌にあたる感触で簡単に理解できます。
恐らく、こういったユニットタイプの髭剃りに不満を持っている方は試してみられると・・・と思ったりするわけです。
私は髭を伸ばしていないので少しリスキーですが 眉毛あたりで試してみましょう(笑
 
さて、使ってみてですが・・・・というのは次回に という事で。
いいんです、最初の部分で笑ってもらえれば