Schick Hydro5 使ってみて

別にお金をもらっているわけでも無いので 実際の使い勝手はどうかと試してみたわけです。
剃刀というのは 最初の一回目は驚くほどよい切れ味で それが日々悪くなってゆくような傾向があるからです。
というわけで意地悪く 二週間ほど使っての話なのですが・・・・
 
まず、剃り味ですが かなり滑らかに感じるものです。
今までのものがそうでないというわけではないのですが、今までのものが刃を斜め45度ぐらいにして肌に当てて剃っていたのに対して 角度を30度ぐらいに変えたと思うような感じです。
何が違うのかというと 正直かなり肌にやさしくなっています。
と、いうのも私は肌があんまり強くなく 毎朝風呂に入るものの髭剃りは基本電動だったわけです。
剃りすぎるからかもしれませんが 肌を削ってしまうようで何日も続けて使うと肌が荒れてしまうのです。
ところが Hydro5に関して言うなら かなり毎日使っているのですがそれほどでもないわけです。
 
秘密は・・・・と言いたいのですが いっぱい書いてあるのであれですが
以前の写真にも上げていますがローションのようなものが本体からにじみ出てきて 肌と剃刀の間にすべりやすい層を作るからです。
故に抵抗が減って 肌の上を刃が滑るように進むわけです。
で、なのですが 私にはこの感触に違和感があります。
というのも髭の中にも斜めに生えているものや、出たばっかりだったりして肌の中に半分埋まったようなものもあります。
写真を撮っては見たのですが あまりにも汚らしくて(笑 上げれれないわけですが 
今までのものに比べてこういう所に対して 刃が滑りすぎるのです。
要は剃れにくいのです。
問題はこれが欠点かどうかなのですが・・・・
実は私の肌荒れの半分がこれなんです。
特にあごのラインにかけて ちょっとでも髭が頭を出していると気になるわけです。
これをそごうとすると 角度が付いているので何度も角度を変えて剃るのでそこから荒れてくるわけです。
今回のHydro5はなだらかに滑って 完全にそれなくて どうしてもすごく短い頭だけ出した髭が残るわけですが 逆に言うとそれ故に肌が荒れないわけです。
やりすぎなのか それともそれてないのかの区別がつきにくいわけです。
 
日常から毎日使うという事なら 恐らくHydro5は肌にやさしく楽にそれる どちらかというと電動の髭剃りに近い形で使えるものです。
以前のモデルにあった 横滑り防止用のワイヤーもなくなっていましたが 嫌々ながら横にも滑らせてみましたが 切れる様子もありません。
前のは電池が入っていて微振動をするタイプでしたがそれもなくなっていました。
ただ、肌にやさしくなっているのはぴか一で 非常になめらかなそり心地で二週間は続きました。
いつまでこのローションが出てくるのだろうと思って見ていたのですが 実によくできています。
この写真を比べてみてもらえますか??
まず最初は以前に掲載した使う前の写真

そして、現在の写真がこれです

小さな画像だが解ってもらえるでしょうか?
恐らく水分に反応しているのでしょうが ローションが徐々に自動的に競りあがってきて 肌に供給し続けるような構造になっているようです。
当然なくなれば刃の寿命もそれまでという事でしょう。
 
実はこのローションも苦手なものの一つでした。
日本で使うとなのですが 結構ぬめぬめした感触に感じられる人は少なくないと思います。
もともと日本ほど水が豊富でなく、硬水で泡立ちも少ない西欧では 使った後水で洗い流すというより映画で見てもらう通り タオルで拭って取ってしまうものです。
それに対して、日本では完全に水で洗い流したいと思うので違和感があるというわけです。
今回、髭剃りから供給される物は そういう意味では量が少ないこともあり そこまでのものでなかったという事だけは付け加えておきます。
 
「ふかぞり」という言葉は髭剃りの広告の代名詞のように言われていますが 本当に必要なのでしょうか?
確かに専門の技術を持った 散髪屋さんなどで剃ってもらう髭剃りは気持ち良いのですが 多くの散髪屋さんで使っている髭剃りは今回のタイプと同様の〜枚刃というタイプのものです。
結果的に家で剃るのと大して変わらないものに最近はなっています。
ましてや 毎日どうせ剃るわけですから だとするとこういう形でそちらを向かないものもありかなと思うのですがどうでしょうね??
私はそう思ったわけなのですが、Hydro5担当の人から 「そんなことない」と剃り方の悪さを突っ込まれそうな気もするわけですが・・・・