SmartPhoneとTabletのCPUが凄いのは・・・

nVIDIAという会社から登場したTigraという パッケージがSmartPhoneの業界では話題になろうとしています。
既に、SnapDragonが標準値となって 1Ghzにグラフィックアクセラレーターを搭載したものとなるわけですが、それ以上にグラフィック等の機能を強化されたものとなっているようです。
Tigra2と呼ばれている話題になっているものに関しては デュアルコアであるという事が解っています。
もちろん、現行ハイエンドの実質的な標準となるSnapDragonも間もなくデュアルコアモデルが出てくることでしょう。
これらの速度は驚くほど速く・・・ということは言うまでもないことで OSが異なるとはいえHD動画のYoutube等も快適に再生することが出来るわけです。
比較でいえばグラフィックアクセラレーターを入れなければフェアではないわけですが 実質的な速度の頂点にいる x86系のCPUでも 下位クラスのATOMでは青息吐息なわけですからその性能はうかがえるというものでしょう。
 
冷戦時代、といってもそう昔の話ではなく ベルリンの壁が崩壊したぐらいに ソ連製のミサイルなどが多く分解され インテルのx86系CPUの 8086や8088などが搭載されていたのが発覚し それらで大陸間を横断するミサイルが制御されていたとなると実際に発射されずに良かったと心から思うわけです。
勿論、Windowsが搭載されていたわけではないでしょうし、これがメインんの制御回路だったかどうかも今となっては解らないわけですが まあ、発表するぐらいですから それ以上のものが入っていればそこからになったと思います。
やっていたことは 基本的なデータを元に軌道制御をするのが役割である程度インテリ前途な面も持っており 例えば風や雲で変化したコースを追うように出来ているとか。
最近ではもっと進んでいて、例えば谷を縫って飛んで行ったりするようになっていて これらは先に登録された地図データから飛行コースを設定し、その飛行コースの安全圏から外れないように制御してゆくわけです。
 
例えば最近のAndorid SmartPhone(でなくてもいいわけですが例です)で GoogleMapというアプリを起動します。
今回のアップデートから 表示が3D表示もサポートされるようになりました。
3D表示できるという事は高度情報も持っているという事を意味します。
前述のミサイルが搭載していたのが、ICBMだったので高高度の成層圏を超えたところで曲がったのは速度を稼ぐこともあったのですが 外の影響を受けにくいことも意味していました。
故に、上に上がって成層圏を超えたところで位置確認をして 行きたい方向に一直線に飛んでゆくという事が出来たのですが 今のミサイルに関して言えば レーダーにかからないように低空を縫うように飛んでゆく必要があるわけです。
もちろん、種類が違うと言えばそういう事なのですが・・・・
で、Google MAPを起動して NAVIモードなんかで動くと指定したルートを設定し それに沿うように矢印でガイドがされるわけですが そのガイドそのままミサイルが飛ぶことが出来れば 超低空(極端な話道路を走る)ミサイルの制御ができるわけです。
障害物をよけたりは別の話とすればなのですが、地面を走るならともかく空間に障害物が浮いている可能性は 低く設定できることもあります。
だとすると、3Dのレンダリングエンジンも持った前述のTigra2などがあれば ミサイルの制御は出来てしまうかもしれないわけです。
 
輸出禁止物資というのがあり、ミサイルなど兵器に使える物資を輸出できない国はいくつか存在します。
実際にミサイルの部品が見つかったりということもありますし、日本の企業にも海外に輸出してはいけない物資を輸出して捕まったりしているわけです。
じゃあ、その心臓部となる制御部品はどうなんでしょう?
例えば SmartPhoneなど。
個人が持って出かければ 簡単に持ち出すことが出来る物資です。
コンピューターとなれば、荷物検査もあるでしょうが たとえば私などが海外に出るときには数台のSmartPhoneを持って出るわけですが 同じような方が少なからず私の周囲にはいるので珍しいほうでないとすれば(いや珍しいかも??)数十台ぐらいを移動するのは難しいことではないわけです。
 
PCが持ち歩けなかった時代を放歌というなら、今は緊張の時代になっているわけです。
X線で危険物を持っていないかとチェックはするものの、それではチェックしきれないものがそこにはあるわけです。
じゃあ、携帯電話を持たずに海外旅行しろと言われると・・・きっと暴動を起こす人が出るでしょうし
ノートPCだって、なければ仕事にならない人も多数なわけです。
昔の記事を見ていて、そういえば今はどうなんだろうと・・・・・