VAIO Xを買ったんだ

VAIO Xを購入したとは報告しましたが 年末に駆け込むように購入しました。
基本 PC管理をする上でリモートで接続できる環境は常に持っているので 何らかのPCを持って歩いています。
現在であれば、OnはNEC Versa Proでこの子は見かけはともかく驚くほど軽量な子です。
それでも、Let's Noteと同様衝撃耐性が高いことを売りにしているモデルで びっくりするほどの空間があり たとえば液晶画面側の厚みですら VAIO Xを折りたたんだほどあるという状態です。
基本的にOFFはMBook SEです。
この子も皆さんご存知の通り軽量で小さいことがポイントです。
ただ、SmartPhoneの延長線上の端末であることは否めなく その液晶画面の詳細さと キーボードの密集度はそのものと言ってもよいぐらいの子です。
もちろん、OFFの日の更新はこの子でやっているので 慣れているといえばそうなわけです。
ただ、仕事を本気でするときと やはりちょっと確認程度では異なるわけで 両者の使い分けは発生したわけです。
会社システムの入れ替えで 私専用のノートPCを購入するに当たりの選択で(結局支払いはちょっとグレーな結論だけど) VAIO Xを選んだわけです。
 
すでに発売から1年。
「ほしい」と叫んだ時も余らせている方もいらっしゃったほどで 確かにそれぐらいの時期ではあります。
この端末の問題点は 意外にSSDだったりしているようで 店頭モデルでは64GのSSDでは何でも1台でこなされようとする方々には不満があるようです。
そして、幾分触らせていただいたことがないわけでもないのですが 64G SSDモデルではIMEの変換などでもたつくシーンが出てきます。
意外にこれがストレスで過去に触った時も Versa Proに軍配を上げた経緯があったわけです。
ところが、ひょんなことから触らせてもらった128G SSDモデルではそれが無かったことに驚いたのと、Office 2010の登場です。
つまらないことを言うんだと思われるかもしれませんが、ATOM Zについては結構一家言あります。
8台のATOM Z持ちで(すでに手元にないものも含む)登場当初から使っていたもので Officeも2003から徐々に変化していっています。
OSもXPからVISTA、7と切り替えてゆく過程で二つのイノベーションがあったと思っています。
その一つはOSでこれはWILLCOM D4の時に書いていますが 操作感など大きな部分で改善されています。
特にVISTAからでは 起動時、サスペンドからの復帰などの処理が異なり、このころにサスペンド消費電力の少ないViliv S5を入手したりしてその効果に驚愕の日々でした。
MBOOK M1では苦労しながらXPで近い操作感をといろいろとやってみて、現行のMBOOK SEに至っているわけです。
キーボードショートカットの追加など モバイル機器ゆえの操作感の向上は非常に楽しませてもらえました。
そして、Officeなのですが 2007のリボンオペレーションに戸惑いながらも 2007になってモバイル機器で問題になりやすい画面の縦の解像度の低さをカバーすべく 「全画面表示」の操作感の向上が大きなポイントとなります。
基本的に意外に使いやすいが感想でした。一点の大きな不満点を除いては・・・
これが Windows7の汚点にもつながるのですが IMEの問題で 恐らくですがあまりにも問題の多かった2007のエンジンを搭載できずに2003の変換エンジンを搭載したままです。
SSDへの対応を謳うWindows系OSの最初のモデルでありながら IMEの重さがSSDの引っ掛かりを生みやすかったわけです。
おそらく小さなファイルを沢山開いたり閉じたりを繰り返すのでしょうが そういった処理にSSDが意外に弱かったりして・・・
特に ATOM Zはそのチップセットの関係で外部記憶装置への記録が 一般的なシリアルATAではなく Pararel ATAを採用していることからも(これは最大のATOM Zの欠点かと)こういった処理での引っ掛かりが非常に気になるわけです。
で、Office 2010の登場でリボンの洗練も有難かったのですが、IMEの2010への変更は 喜ばしい事件だったわけです。
 
もし、ATOM Zの機器をもう退役させて眠らせているなら一度試していただきたい。
Officeが入っているなら IME2010へのアップグレードの権利があるので IME2010で検索すればダウンロードサイトに行くので入れ替えてみていただきたい。
予測変換を切ればより軽快になるでしょう。
ちょっと気になる点で Google IMEが出たときに使いやすいと感じた点は検索エンジンでヒット率の高い用語が入っている辞書だったと思うのですが そこまでではないものの最新用語辞書などもサポートされています。
これが意外とATOM Zでももたつきが少なくなっているのです。
長い間ATOM Z搭載PCを使い続けているのでその変化は誰よりも感じているわけです。
もちろん、快適で速いのかと言われると 誰にでもお勧めというわけでは・・・という点もあるわけです。
ただ、まあ、少なからずPCを持つ身には持ち歩くという用途を限定するなら選択してとして
キーボードをできる限り犠牲にせず、画面サイズを犠牲にせず、バッテリーの持ち時間と軽さをメインに考えれば 1年過ぎたシリーズ終焉終了であったとしてもこれしかないと結論付けたわけです。
もちろん ATOM Z好きを憚らず人に言って回っているという意識が働いたことも事実なわけですが・・・・
 
機種選択に当たり、ルータータイプのWiMax機器を普段から持ち歩いていて使っていてその電波状況が自分の行動範囲において有効だと自信を持っているので「WiMax搭載モデル」であることをベースに探し始めるわけです。
皆さんご存知かどうかわかりませんが、VAIO Xの店頭モデルにはWAN付しかなく そのモデルにはアセロスのWANカードが入っています。
ちなみに WAN無しモデルはWiMax/Wifi Link 5150 Halfが入っています。
ところが探し始めた当初そんなことは知らないので、WANモデルとWifiモデルしかなく WiMaxモデルがない・・・・と困ったことになるわけです。
売れ残りの店頭モデルでもないかと思っていたのですが 前述通りWANモデルのでした。
正直WANモデルに Halfの5150を差し替えようかと・・・・思ってました。
ただ、WiMax LinkのカードはWANカードと両方搭載されたモデルが極端に少なく、WEBで調べてみるとWiMax Linkのノイズが大きくて・・・なんてことが書かれている記事も。
アンテナを共有したりするモデルでは不具合もあったとかなかったとか もちろん自作レベルの改造なので情報が少なく 自信もなく・・・

店頭で取りあえず動いている機器となると中古しかなく たまたまあったWifiモデルというのを触っていると 見慣れたWiMax接続ユーティリティが。
WifiモデルでWiMaxとは書いていなくて気が付かなかったのですが どうもWiMaxモデルにはUQのシールが貼ってるのが普通のようでそれが無いだけで店頭でも無しモデルと判断されていたようです。
見かけはVAIO Xは大事に扱われていたものが多く(というか乱暴うに扱うと壊れるでしょ・・・)新品のようなものばかり。
使われていないといううわさもありますが・・・・・
で、スペックが ATOM Z550 2Ghz、RAM は2Gしかないので SSD128G Wifi/WiMaxモデルと基本的に要求事項そのもののモデルが中古で置いてある。
もちろんBluetoothもついていて Lサイズバッテリー(Xではないのではみ出してはない)で Battery Infoで見てもまるで新品バッテリーなのです。
何とかいう説明書がないとかいうのも どうせ読まないし・・・・っとレジに行くところでしたが ぐっと我慢していったん家に帰ります。
翌日売れ残っていれば・・・・なんて思いながら家に帰って調べてみたもののそう都合の良いモデルもなく、Sony Styleで新品を買うつもりになっていましたが ほぼ新品で値段を考えるとちょっともったいない(1年たつと車と同様で 実際の購入日はともかく半額ですね)とりあえず買ってから考えようと(笑
とま、紆余曲折あって 翌日に開店を待って買いにゆきました。
値切ってみたけどだめでした(笑
 
購入してきて一通りアップデートを行い Officeを2010で
MBOOK SEの1.6Gと比べて速くは感じませんが SSDの高架化軽快さは感じます。
IMEの具合も他のATOM Z機と同様軽快です。
Viliv S5のようなBIOSの高速起動機能はないのと、サスペンドでの消費電力はMBOOKなどに比べても少なくはないようです。
しかし、SSDが高速なので休止モードからの復帰が速いのでこちらで十分代用可能なレベルです。
やはり、このサイズのものを広げるとなると MBOOKを広げる時のように広げてから使えるまでの人間側のスタンバイの時間が異なり ちゃんと机もしくは膝の上を確保するのでその間に起動します。
画面が広くキーボードがこの手の機種にしては大きいのも非常に好感が持てます。
キーのサイズを小さくして感覚を広げていることに関しては 正直どっちが良いのか微妙な感がありますけど・・・・
ただ、サイズの割にはフルキーがそろっているという実感はあります。
知らなかったのですがSDカードスロットがあるのもうれしい誤算です。
よくこのサイズに詰めたと・・・・
実働時間は5時間ちょっとという バッテリーのカタログ記載時間が10時間にしては という感じがします。
で、カバンの中に入れみるととにかく薄い。
持っているのを忘れてしまうほどに・・・・・
最初の数日は何度も 忘れたを確認したほどです。
WiMax搭載は快適です。
WiFiとほぼ同様のレベルで接続が完了します。
ログイン前に接続されたりこそしないものの、ログイン後にWifiのスイッチを入れると思鵜ぐらいの感覚です。
前述通り、基本的に行動圏内は電波圏内で 意識せずに使えています。
 
実はメール等はこのPCでは受信していません。
それは、SmartPhoneやTabletにお任せです。
どうしても見たいメールはExchangeをWEBに見に行くので必要ないこともあります。
そのための待ち時間がもったいないからなわけです。
もちろんTwitterのタイムラインなどは横に立ててあるTabletのお仕事なわけです。できればAndroidをサブディスプレイにできるアプリケーションもほしいぐらい。
立てるとすこし Galaxt TABの縦が長くてよい感じなこともあって・・・・
最近ではOFFでもVAIO Xを持ち出してMBOOK SEの出番がちょっと減ったりして・・・(カバンサイズによる)
今こそ、使ってほしい端末だと思うわけなのですが・・・・

written by HatenaSync

追記:しかし、液晶の視野角が妙に狭いのは利点なのか?欠点なのか?
   覗きこまれないための使用にも見えるし、LEDのバックパネルを薄くしたので角度が付くと見えにくいのかどっちだ??