TabletとTAB

Galaxy TABという端末があって最近よく使っているわけですが、この商品の名前はTABです。
Tabletの略語という考え方が殆どと思いますが、私は言いえて妙だな・・・・と一人感心したりしているわけなのですが・・・
 
Tabletの定義ですが タッチパネル型の端末となるわけですが このあたりが微妙になってきます。
例えばSmartPhoneはどうでしょう? これは Tabletと言えるのでしょうか?
大よそ誰も言わないと思います。
じゃあ、Viliv S5はどうでしょうか?
タッチパネルの端末で、キーボードなしの端末ですから ハードウエアとしては近いのですがやはりタッチ―パネル端末と呼ばれることが多いようです。
マイクロソフトのOSの区分的には、感圧式では無い物の事を言っているようなので そのあたりも異なるようです。
じゃあ、と端末を頭に思い浮かべると やはり一番に思い浮かぶのは「i-Pad」という端末ではないかと思います。
 
以前からTabletは存在し、以前のタブレットで最も多いのはやはりWindowsのものWindowsXPのころからTablet PC Editionという名前のOSが出ていますのでこれが搭載されたものをTabletと言うということに多くの方は異存はないでしょう。
他には業務専用端末で 専用OSのものなどです。
じゃあ他x父パネルPCとTablet PCの線引きですが このあたりはマイクロソフトが線引きらしきものを作ったと思われます。
それがORIGAMIと言われる端末たちです。
10インチ程度の Tabletというには少し小さい端末たちを 別の分類で括って売り出したかったと思うのですがけっかはご存じのとおり。
という事でいうなら10インチを超えるぐらいからTabletかな??という感じ。
前述のi-Padがぎりぎりの線でどっちだとなるわけで 恐らくTabletと呼んでいいのでしょう。
となるとそれ以下の画面サイズの Galaxy TABはTablet未満という事で、後ろ半分を取ったTABと名付けたと考える事が出来ます。
恐らく、Samusung内部の人の開発秘話とかに書いてもらえると 「なるほど」とみんな思うのでしょうが 私が言っているとまたいつもの通りのたわごとと処理されることでしょう。
 
歴史から紐解く分類はともかく じゃあサイズの違いがどうかというとなのですが
例に出すと解りやすいのがキーボードでしょう。
ノートPCなどのキーボードの表記によく書いてありますが キーピッチが〜〜mmとかってあれです。
キーピッチが何ミリかなんて 実は誰も気にはしていないと思います。
用は比較するときに大きいか小さいかという事かと思います。
ただ、数字表記が必要なのは基準となるキーサイズがあって それより小さいけどこんなに頑張っているんだという頑張った成果の数字なわけです。
おおよそ、15インチあたりで通常のデスクトップ用のキーと同じサイズ(変則配列だったとしても)となり13インチ、10インチと液晶サイズが小さくなると引っ張られるように小さくなるわけです。
キーのサイズ(何故か横サイズしか比較しない片手落ち。このあたりはメーカーに踊らされているのがユーザーには解らないのが悔しい)を確保するためには横ワイドが良いと 横ワイドに走ってゆくのが現在のPCの方向性です。
ワイドディスプレイと誇らしげに書いてありますが 実はキーピッチという比較できる数字をねん出するための努力でもあるわけです。(ヒネタ考え方ですね)
Tabletも文字入力を快適にするためのサイズとして考えられるサイズがフルキーであれば 10インチそこそこが快適に何とかという形です。
実際、前述のORIGAMIで10インチのディスプレイに組み合わせる入力方式は幾つかの実験的な配置のキーボード形状が表示されていたのを覚えてられるでしょうか?
TABだとすると 「思った以上に快適」なんて表現があるように、裏返して読み解けば「ダメだと思ったけど 使ってみると入力できるじゃん!」という言い方なのです。
i-Padの場合、快適に入力できるという人が混ざり始めるわけです。
勿論、キーの入力はサイズだけでなく 画面をたたく入力方式に対しての慣れも要素に加わるので難しいのですが・・・
 
Tabletの定義ではありませんが、正しいTabletは片腕で(手でではありません)持って片手で入力すべきものという形に対して、TABは両手で持って手で入力すべきものではないかと。
何度も書いて申し訳ないがi-Padの重量は両手で持って入力するにはつらい重さなのです。
ぎりぎりで 慣れているとTABは使えるサイズなのです。
キーも親指で押しても女性でも届くサイズがTABの画面サイズでのフルキーなわけです。
10インチあると大きすぎてかつてのORIGAMIがそうであったように両サイドの斜め下から親指を出して扇型に広がるキーにすれば・・・というようなこととなったわけです。
指の短い人もいるので異論はあれどそういう事です。
じゃあ、TabletとTABのどっちがとなるわけですが 人に見せるにはTABはやはり小さいのです。
見てくださいと言えば 覗き込んでもらう事となります。
i-Padが良いのは見てくださいと見せても顔を寄せてこられることはないわけです。
 
ちょっとそれますが最近私がGraffitiを多用しているのは TABを盾持ちしたときに使う入力として良いからで
他の入力方式と違うのは基本的に指の動きで入力を認識しているので 指を置く点を意識せずにその後のジェスチュアで確定するので 動いていたりしても視線を指を置くところに落とさなくて良いという利点があるからです。
漢字の確定が無ければ画面のほとんどを見ることなく入力できるのに・・・と思ったりもするわけですが(笑
タッチパネルの入力の一つの理想形ではあると思っています。
 
入力方法から考えるに、Tabという存在サイズはあります。
そのグループにはDELL strikesなどもその範囲ではないかと思っています。
SmartPhone以上、Tablet以下のこのクラスを TABと分類したいなと思う(ひいきの引き倒しともいう)今日この頃なのですが・・・・

written by HatenaSync