何か書いてないと不安で不安なので

今日の15時になろうかというときに 私はビッグサイトの東館でうちの取引のある会社のブースなどを見に行ってました。
そちらを別れて、ほかの所を見ようかと 動き出した時にシャツターからすごい音がしました。
正直、生まれてこの方上下に揺れる地震など あった記憶がないほどなので
殆どが横に激しく揺れる地震だったので 地震だとも気が付きませんでした。
波打って揺れるシャッターに まるで外であと一時間で搬出なので 待っているトラックが間違えてぶつかったんだと信じて疑わなかった私はシャッターからまっすぐ出たところにいたので いちばん近い左側によけました。
突っ込んできても逃げられるように。
動いてみて気が付いたのですが まるでトランポリンに乗るように足元がふわふわしてうまく走れない。
それでようやく地震と気が付きました。
 
女性の「キャー」という悲鳴が聞こえてきて 事の重大さを図ります。
展示会用というのは仮設なので 地震に強い構造はしていないのです。
埋立地の上に立っているので 波打つように揺れるので ここにいてはダメだと今度はシャッターの方に走った。
同じ行動をとる人も少なくなく 入り口で詰まったものの何とか外に出ました。
待機しているトラックは まるでダンシングフラワーのように左右にビートを刻んでいます。
外を見ると黒煙がすでに高く上がっていました。
 
すぐに電話に手を伸ばしたものの 全く使えません。
パケットもこの時点では全くダメでした。
正直全く思い五木もしませんでしたが ワンセグというものが私のSmartPhoneにはついていました。
人が付けているのを見て 思い出してみました。
「震度8」(おそらく聞き違い、マグネチュード8だったのでしょう)と聞いて背筋が寒くなりました。
地震速報以外の番組がやってない状況です。
 
しばらく、おそらく30分ほど身動きが取れずに その場に立ちつくし 我に返って自分の出品しているブースの同じ会社の人が気になります。
急いで自分のブースに帰ると 荷物を持って避難してくださいと 会場から追い出されるように
行動が早かったので、そのまま喫茶店に入ることができたのはラッキーで そのに座ってコーヒーを飲みながら約一時間。
避難解除になるまで待機。
避難解除になっても設営を解体できない状況で そのまま周りのものを箱詰め。
頑張ってシャンデリアを下ろそうとしたら自分の上に落ちてきて痛い思いをしました。
で、なんとか形になりかけたところで 予約してあっても安心はできなくて(ホテルそのものが受け入れできなくなる可能性がある)先にホテルにチェックインに。
カウンターの周りは無駄と思いながら なんとか空き部屋を探す人がいっぱい。
慇懃無礼に怒鳴りつけている人もいますが それが通る状況でないことは周りを見ればわかるはず。
周りには既に床に座り込んで少なくとも外でないことで 少しでも安心した環境を確保するための人が・・・・
その方々の視線は その人にも痛いほど刺さっているはずですし それ以上にホテルの従業員が感じていたことでしょう。
 
TABで予約表を見せて お金を払って鍵をもらう。
運が良かったというか 虫の知らせに感謝するしかない状況。
下に降りて 食料(カップラーメン)をコンビニでぎりぎり確保して みんなを迎えに行くと・・・・どこかに行っていない。
そこから8回の部屋に4回も上がってビックサイトから駅までを4周してもみつからない。
電話はもう使えない状況。
現在も待っています。
なんとか大阪から連絡を取ってもらって・・・
 
みんなが心配なのと 一人でいるのが怖いことも 気持ちを不安にさせます。




written by HatenaSync