Vulkano Playerの低速ネットワークでの利用

以前から 書こう書こうと思っていて書けないでいたのが DOCOMOの128Kの通信の有用性です。
Galaxy TABというTabletを持って動いていることもあり メールの受信やTwitterの受信などは128kでも何とかなってますなんて書いています。
勿論それも 書いてある通りなのですが 実際のところベストエフォートという言葉が示す通り 7.2MというのはHSDPAの理論値の最高速で実のところ2Mもでれば頑張ってるなっていうもの。
キャリアによってはハイスピードすら出ていなくて、3Gしか提供していなくて384K理論値だったりすると 200Kぐらいかなという程度なのです。
それに対して、DOCOMOの128KはHSDPAの回線を利用して 出力を制御して128Kをリミットにしているだけで 回線は7.2Mのものを利用しているわけです。
故に  この128Kはそれなりに安定して使えるわけです。
どれぐらいつかえるかというと 実は256Kに色数を絞って リモートデスクトップでサーバーのメンテナンスができるぐらいすごいわけです。
さすがにクライアントの操作はちょっと・・・という感じではありますが。
それをどう体感してもらえばいいのかななんて 足りない頭で考えていたわけなのですが それを目で見てもらおうというのがこの話なわけです。
 
まず用意するのはVulkanoというインターネットビデオ配信ユニットです。
これはアメリカから私は通販で購入しました。
1万円ちょっとと 送料3000円ぐらいという価格で購入できるので SlingPlayer Pro HDを程の性能が必要ないというのならお勧めの端末です。
ちなみに SlingBoxもその辺りで層を蔑にしているわけではなく、Sling BoxにはSoloという廉価版も用意されているわけですが こちらは日本に入ってきていないのと やはり高めなので・・・
ともあれ SlingBox Pro HDもSoloもClassicもVulkanoもDigizon×2も買っといていう事じゃあないとは思うわけですが
話を戻して Vulkanoの位置づけは H264のハードウエアデコーダーを安価な危機の割には実装しているという点です。
圧縮率が高く ハードウエアデコーダーはかなり性能が良いようで 比較的低い通信速度でもきれいな画面を見せてくれるわけです。
 
Android用には 専用のPlayerも用意されていて こちらはMarketから無料でダウンロードできます。
では下のビデオは スタートの所でアクセスポイントを見てもらえばわかるとおり DOCOMO Moperaの128kのアクセスポイントが設定されています。
そこから見苦しいとは思いますが全く編集せずに動いていますので Wifiとかでなく128kのWAN経由でつながっていることがわかると思います。
アプリケーションを起動して Watch TVとしたところからスタートします。
ちょっと間が悪かったのは 途中がスローモーションのシーンで画像がかくかくしているのか 元のソースがかくかくしているのかがわからないこと。
あのコマ落ちシーンは スローだとわかりやすいわけですが 最近のスローはコマ落ちしないので こういう表現もなくなってしまうんでしょうね・・・
まあ、とにかく見てください。

 
これは一つのこれからのSmartPhone用の一つのよい使い方の例になると思うのですが
常時消費されているとはいえ128k程度ならだらだらと消費され続けても大丈夫なのではと思うわけです。
これはネットワークの付加的にという問題なのですが。
Vulkanoでもそうなのですが ネットワークに余裕があれば2M程度まではどんどん速度を上げてゆくわけです。
ところが出力側の装置で最初から128Kに絞って出せば それ以上種王妃されることはないわけですから DOCOMOから128K専用のVulkanoを出すという選択もあるわけです。
とくにネットワークの高速化以降はそれが300kだからと言って遅いと感じることはないはずです。
今だけでいえばDOCOMOの128kやB-Mobileの300kにおいても(B-Mobileは制限がかかってみれなかったと記憶しています)使えるわけなのです。
画質はともかく十分に見れていると思いませんか??


written by HatenaSync