Twitterで時折 リツイートされてくるわけですが
災害地でSoftbankが繋がらなくて営業サイドがクレームをつけたら 孫さんが寄付して収まったというような話です。
一見、筋が通ってそうに見えますが本当にそうですか？？
確かSoftbankの純利は最近の物の四半期で1400億円程度。
実利とか、孫氏の実入りとかを考えると毎年2億もらっていても（税引き後だよ）100億寄付するまでには50年かかるわけです。
そして 毎年もらう金額はやっぱり寄付してしまうわけです。
それ以外には株の配当などで儲けるわけですが もちろん何十人かが生活するのに困らないぐらいは株の配当でも利益を上げるのでしょうが・・・
そして、孫氏は個人でSoftbankは会社で 別のもので孫氏は寄付したからってSoftbankから何かもらえるわけではないのです。
じゃあ、その効果はとなるわけですが・・・・
悪意のある評価で（って普段は私も繋がらないと文句は言いますが）つながりにくいという話が本当だったとしましょう。
だとして、世間の評価として 「繋がらない」は孫氏がいくら寄付をしても変わらないわけです。
災害に対する対応としてのマスコミからの 評判としては変わるでしょうが 本当に繋がらないのだとすると ここでマスコミを抑えても実質電話機を持ち帰ったお客さんの不満は収まらないわけです。
実は、今期はたくさんのアンテナを設置して 現場はともかく上層部は少なからず改善されたと思っている事でしょう。
それなのに昔の繋がらないイメージが先行して うまくいってないという層をひっくり返すのに効果的なぐらいでしょう。
現在の孫さんはSoftbankにとってしゃべりすぎる広告塔でしょう。
発言の端々が危なすぎて 個人名を出してまで批判すると何らかのしっぺ返しを別件であれこうむる可能性があり
個人を攻撃するよりSoftbankという会社を攻撃する方が簡単なのでそうする事でしょう。
なぜ会社の方が攻撃が簡単かというと、個人レベルや部署レベルでまったく叩いて埃の出ないなんてことはないでしょうから その責任をトップに問うのは簡単なわけです。
いくら大広告主として君臨し 基本的にマスコミは悪い報道は出来ないにしても 何らかの犯罪にかかわったトップとなるとたたくことは躊躇しない事でしょう。
マスコミの評判がどうだという話はありますが 実際に消費者は本当に馬鹿なんでしょうか？
バカならマスコミの話を鵜呑みにして 「ユッケ」なんて食べるやつの気がしれないとなるわけで そうじゃない人が騒いでいるわけですからそこまで馬鹿ではないわけです。
で、あれば個人が100億円払ってそれで噂が収まったからと言って抜群の費用対効果と言うにはお粗末な論法だと。
100億円分孫さんが儲ける為には、既にこれほど世間の注目を浴びた人がそれほどの金額を短期に手に入れたら目につくことは言うまでもないわけです。
正直100億もあれば 私なら仕事を辞めて悠々自適に暮らします。
何年生きるかわかりませんが モバイル機器を破たんしない程度に買う程度のお金は続くわけですから。
まあ、人として好きかどうかはともかく お粗末な論法を広めるのは個人的にどうかなと？？
それよりも契約の期間ずれとか、実際の回線の繋がり具合とか ちゃんと根拠を出して言える部分があるのですから
つまらない噂で広めるより 正しい噂を広めましょうよ なんて思うわけなのですが・・・
written by HatenaSync
