Fomaの料金はどうなるのだろう?

テザリングを利用したパケット料金の定額が間もなく11月をもって下がります。
今まで SmartPhoneでパケットの定額を利用していたユーザーは パケット代金だけで5980円を支払っていたのに対して
8190円を支払う事で 定額で利用できるようになります。
今までデータ通信専用のSIMと音声通信用のSIMとを使い分けでいたユーザーに関しては 1台にまとめてもと十分に考えられるプランなわけです。
所が、現在のところの発表では、テザリングにはSPモードの契約が必要だとなっています。
Spモードの契約が無ければ、この料金は適用されないのでしょうか??
 
技適が通っていると仮定して海外製のSImフリー端末を持っている 若しくはSoftbankSIMフリーの端末を持っているとしてなのですが
価格的にリーズナブルな価格で使ってみたいと考えてみて下さい。
今、最も価格的にも調整しやすいのは データ通信専用のSIMを契約する事です。
こちらに関してはDOCOMO網を使うとしても DOCOMOと直接契約する以外に 私の使っているSO-Net日本通信(AEON SIMも含む)等現在は幾つかの手段が用意されています。
この回線を利用する場合、速度と価格のバランスで 980円/月から利用することが出来ます。
DOCOMO純正の回線では6000円ぐらいとなります。
それに対して、音声契約では 10395円のパケット料金+音声通信および基本料金となりますので どうしても高くなってしまいます。
 
速度を犠牲にするというなら 128kのパケット通信は 通常の端末の定額と同様の5980円で利用することが出来ます。
遅ささえ我慢すればこれでも 通信と通話のMixを体験できます。
これに関しては殆どの端末で使えるわけです。
 
そして三つ目の選択として登場したのが今回の新プランなわけですが 実はこのプランには4つ目も含まれています。
三つ目は Fomaパケット通信の上記10395円のパケット量の見直しで 8190円という価格になったことです。
フューチャーフォン1台とSmartPhone1台でテザリングも使うというユーザーでは データ通信を別に分けたほうが安くなるのですが SmartPhoneとデータ通信回線を持つユーザーであれば SmartPhoneの定額 5980円+2980円(例えば400K若しくはデータ量制限のある回線)とすれば合計で約9000円程にどうせなるので 8190円と比較すると安くなるわけです。
 
4つ目となるのはXiのプランで こちらはキャンペーン中の今なら(切れるまでですが)4440円でデータ通信機能がサポートされますのでそのまま3Gの端末に入れて使えるなら 音声通話の選択権が無いのが残念ですが 使えるわけです。
 
最後の二つなのですが 実は未だ不明な点が多く残っている回線です。
例えばSImフリーのi-Phone4を持っていて これを DOCOMO純正の回線として契約するなら
3つ目のパターンであれば音声通話とデータ通信を一台で行うとすると パケットに使う料金は8190円となるわけなのですが
最初に書いたSpモードの契約が必要なのはSPモードの通信のアクセスポイントが良くわからない事。
一応「dcmtrg.ne.jp」と思われるのですが このAPNを使ってつながるのかIMEIのチェックをしていないかなど 今のところ不明な点が多いわけです。
本来、Moperaを利用してデータ通信した場合も上限が10395なのですが こちらの料金も8190円となるのかなにも書かれていないからなのです。
勿論、テザリングの出来るDOCOMOの端末はすべてこのアクセスポイントにつながるので SPモードの契約が無ければ dcmtrg.ne.jpのAPNに繋がらないので 使えないとなっているわけです。
つまり、これは端末側の仕様のことを言っているのか、それとも契約上のことを言っているかが解らないからなのです。
 
4つ目のXiですが データ通信が安い物の 音声通話の料金がどうしても高くなってしまうので ちょっと考えどころですが パケットだけと見ると7Gの上限はありますが非常に安価になっています。
ただ、これこそ 端末を選ぶという可能性もあります。
今のところ DocomoLTE対応で無い端末でもこの契約は可能と発表されているので SIMフリーのiーPhoneというのにも使えそうなのですが それは想像の世界なのです。
実際やってみないと DOCOMOが保証してくれるわけでも無い訳です。
 
とにかくこれらの改定は11月になってからなので もうすぐなのでそこで誰かが検証するのでしょうが どうなるかは楽しみな形です。
これで LTEWiMax、3Gを利用したテザリングが出来るようになり 今後他国と同様Wifiモバイルルーターの需要がぐっと下がるような気がします。
自分の持っているSmaertPhone経由でも困らないからです。
また一つの転機となるわけですが、ここに関してはSoftbankが乗り遅れた形になっているのですがどうなるのでしょう?
それこそ、AU版i-Phoneもテザリング機能を OSのアップデートで配信したりすると・・・なんて思ったりするわけですが・・・
AUは様子伺いって所なんでしょうが
written by HatenaSync