So-Net Mobile 3Gの通信障害

So-net Mobile 3Gは月々3000円未満で 7.2M HSDPAの DOCOMO回線を使える便利なSIMです。
ただ、気になるとすれば
「3日間の合計通信量が、150万パケット(192Mバイト相当)に達した場合、通信速度を制限する場合があります。」
という一文で、私などは制限されることが少なくないわけですが どうも制限されると128K相当ぐらいの感じとなります。
じゃあ、使えないかというと 制限されても通信そのものが無くならないという点が素晴らしい訳です(この辺りはキャリア対応と同じですね。
掲載してみると 192Mバイト×10で一か月で計算すると 簡単な計算で1.92Gバイトとなり まあ付ざっと2Gまでの通信までOKと思えば 解りやすいかと思います。
で、あればこれでいいかと・・・・
 
基本的にSmartPhoneは最後に「Phone」とついている事からも 電話なのです。
上記のSIMカードはデータ通信専用なので どうもSmartPhoneによってはうまく動きません。
良くあるのが アンテナピクトがでないこと。バリ三とかいう アンテナの電波強度を表すマークが音声通話をベースに作られている場合出なくなるわけです。
日本では基本的に 音声通話が出来る=データ通信もできるなのですが 海外では必ずしもその限りではありません。
故に、アンテナマークは 出来るだけ多くの場所で動かしたいので音声基準で付けることがあるわけです。
電波強度だけで付けると 通信が出来ないキャリア等の電波でも出てしまう可能性がありますので・・・・
時によっては 最初の起動時のチェックロジックに 音声回線のコネクトをチェックしているものもあります。
SIMロックのかかっている機種などで良くあるわけですが、ここでキャリア名を確認して起動させるというようなものなのですが SIMロック解除などでこのチェックそのものはどのキャリアが来てもOKになるように書き換えられたりするわけですが 全くキャリア名が返ってこないとエラーが出てしまうようなパターンです。
データ専用のSImカードがあちらこちらでどんどん売られているようなところで問題になる話です。
 
HTCはワールドワイドメーカーで 私もここの端末を僅かですが持っています。
古くはSoftbankから発売された スライドキーボードの物。
WindowsMobileでは Daiamondと言われたシリーズを3〜4機種ほど
それ以外のシリーズで WindowsMobileも2機種ほどと
最近よく書く WindowsPhoneのHD7やAndroidでは現行に近い Desire HD、Z、Evo 3Gとか程度なのですが 幾つかという程度にはもっています。(忘れているの無いかな?)
最近はAndroidが多いわけですが 多くの機種でデータ専用のSIMを使うと少し面白い動きをするようです。
 
事の起こりはHTCのせいでは無く 昨日、So-Nteが障害を出したことに端を発するわけです。
一応10時ごろから 12時50分ごろまでだったと思うのですが 通信障害を起こして一部の端末が繋がらなくなったわけです。
恐らく私のが一部の端末だったようなのですが 実際のところはその前の晩から接続のエラーを多発する 良くわからない状態だったわけです。
とにかく繋がったり繋がらなかった理を繰り返し 接続による同期エラーがびっくりするほどログとして蓄積されてゆくわけです。
いくら私でもおかしいと思い、幾つか気になる点を修正しようとします。
と、いってもRootも取っていない端末ですからやれることも大したことは無く原因は全く持って不明が続くわけです。
で、件の10時ごろにはまったくパケットが飛ばなくなって接続が切れてしまったわけです。
HPのトップに障害があれば出るだろう程度に確認したのですが障害もないので いよいよ・・・・と止む終えずFactryリセットを行うとなったわけです。
所がリセットしていくつかのパターンを試すもののやはりうまくいかない状態が続く。
流石にもう一度本気で・・・と回線の確認を行うとDOCOMOの端末でも拾わないので おかしかったことに気が付くわけです。
ちなみに 未だにトップページからそのページに行く方法が解らないので 直接のリンクを張っておきます。
http://www.so-net.ne.jp/emerge/tr/3g.html
と、まあ3時間ほどが繋がらなかったようですが
あっ、今日見たら 14日18時から15日12:50までに障害が伸びてるよ・・・・・
14時間ぐらい繋がらなくてもベストエフォートだからOKなんでしょうね ちょっと通信業者としては信じられないわけです。
まあ、とにかく回復案内が出たので リセットしたことはしょうがないとして 設定を行う物の繋がらないわけです。
DOCOMOの端末を使うと繋がるので Twitterには「速報」として「もしかしたらIMIE規制がMVNO業者に向かって始まったかも??」なんてのを書いたりしたわけです。
他のMVNOキャリアに対しては 「大丈夫」という返事をたくさんいただいたので どうもそれは無いかもという結論に達したわけです。
 
じゃあ、何が原因だというとですが
まず、経緯は解りませんが データ通信は実は微妙なバランスで成り立っています。
キャリアの検索(通信会社の検索 いわゆるDOCOMOとかSoftbankとか)では エラーが出て接続できません。
自動接続にしても接続はされません。
繋がらないけど なんとなくデータ通信が出来ているという状況なのです。
故に断続的に切れたり繋がったりをあまり多く繰り返すと 端末がパンクしてしまう事があるようです。
電波状況の悪い所をあまり出入りを繰り返すと 遅くなったり通信が出来なくなったりすることがSmartPhoneにはあるわけですが それでも電源を入れなおすと治ったりしたものですが あまりにも長い時間全く切れているならともかく切れたり繋がったりのようなので 端末がパンクしてしまったようなのです。
アプリケーションから 現在通信できる環境にあるかどうかを確認する事と どの接続でデータ通信を確立するかを確認するためのフラグがあって それは 設定のワイヤレスの設定の中にチェックボックスとしてあり そこにチェックが入っていれば通信が可能なわけです。
この状態でそのチェックが消えてしまい 通信が出来ないと認定されてしまうと困ったことが起きるわけです。
キャリアとの接続が出来てないから 通信が確立していない状態、故にモバイルデータ通信は出来ないので選択肢としてチェックが出来ない グレーアウトしてチェックが選択できない状態になっているわけです。
つまり、データ通信は出来ないわけです。
 
ここに至るのに時間がかかりすぎたのと どうしても英語のページしか見つけることが出来なかったのでそれが本当かどうか(所詮自動翻訳なので・・・ 読める力が欲しい)確認できなかったので そのまま夜自宅での対応に持ち込まれたわけです。
最初に見つけた解決策はFactryリセットを行った時のチュートリアルの中に Wifiとデータ通信を有効にするかどうかの問いがあるのでその時に両方有効にしてWifiで接続し同期を確保して アクセスポイントの設定をしておいてからWifiを切ると 同期の接続がバックグラウンドで行われ データ通信があることになるという 意味だろうと思われる対応策。
再度のFactry リセットが待っていたわけです・・・・
まあ、一旦お昼前にリセットした後なのでいまさらなわけです(笑
ちなみに、後々の為に後で見つけた他の方法も書いておくと 音声の通信可能なSIMカードを入れておいて データ通信を有効にしてその状態で電源を切ってSIMを入れ替えるという対応策もあるようです。(めんどくさいので未検証)
 
まあ、もとはと言えば通信障害なわけですがそんなことは解りませんし、なまじ 激しい回数で繋がったり切れたりを繰り返しデータ接続のエラーを吐き続けてパンクするなんて知らないわけで そうだったのかと後で思う程度です(もちろん、想像ですが・・・)
初期化して気が付くことはたくさんあって やはりOpen Wnn フリック版は微妙な動きをするようです。
画面にキーボードが残る不具合は確認していてそれぐらいならと思っていたわけですが 画面にキーボードが見えてなくても キーボードがあることになっているような 状況なのです。
故に画面をタッチしても反応しないとか その下のHomeボタンを始め機能ボタンまでおかしくなるという状況を確認できました。
入れたり切ったりを繰り返して 全くに近く何も入ってない状態で試すと原因がはっきりする物です。
いまは Simejiを入れてとりあえずテスト中です。
 
前回も書いていますが、MVNOは一次であれ二次であれ 通信回線を預かる業者なのです。
やはり 障害が出たときには早急な 解りやすい告知をすぐに行うべきだと思います。
何のためにメールアドレスを登録させているのだといつもおもうわけです。
Hp上でも通信が出来ないというようなサービスそのものを揺らがせる障害に対しては ちゃんと目立って誰が見てもすぐに確認できるように告知すべきだと思います。
これを商用に使っていたら大変なことになるわけですから・・・・
勿論、価格相応と開き直られてしまえばそれまでなのですが そういう問題で済ますというなら 世間にそれを問かけて頂きたいわけです。
もちろん、今回はSo-Netの問題ですが So-Netだけの問題ではないですし So-Netが特別に悪いわけでもありません MVNO業者の対応はどこもこんなものです。
 
日本通信などがいう所の日本の通信料金はおかしいなどの主張に反対するわけではありませんが それ故に日本通信は親受けとして多くの子供MVNO業者も抱えています。
MVNOキャリアは DOCOMOの回線に寄りかかっていて 例えば深夜や早朝のトラブルなどに対する耐性を持っていなかったり問い合わせ窓口もHPの告知もありません。
DOCOMOAU等のキャリアでそんなことは有りません。
今回のようにSo-Net側の障害の可能性もあって 昨日の昼過ぎには開始時間は10時ごろとなっていたので14時間ぐらい障害にも気が付かなかったというよりもユーザーも連絡する手段を持たなかったというのが正直なところでしょう。
そんな 安いMVNOが増えることが 日本の回線を浴する事に繋がるかという事に関しては 疑問をもってしまう訳なのですが
皆さんはいかが考えられますか?


written by HatenaSync