今日のお昼ご飯はお好み焼きだった

Twitterをフォローして下さっている方ならお昼(といってもかなり遅いが)に写真が上がっていたので見ていただいていたかもしれない。
意外にと言うか、Galaxy Noteのカメラはなかなか悪くないのです。
Evo 3Dも持っているのですが、これは設計の問題ですが カメラがEvo 3Dは二つ実装するために一枚の板のような樹脂板で囲われているのですが それが面積的に大きいために常に外に触れていて手で持った時なんかに触ってしまうのでレンズが汚れて非常にぬるい、霞がかかったかのような写真になることが多くて 後で気が着くからたちが悪いのです(笑
必然的に 後の修正も楽なのでNoteに行くのですが、撮影した瞬間にPogoplugに転送されるのでどちらも同じ扱いではあるのですが・・・
 
で、お出かけしてお好みを食べたわけですが これは比較的大阪でも有名な「風月」というお店です。
風月は私の近所鶴橋の焼き肉屋が立ち並ぶ集まりの中に一件だけお好み焼きやさんが頑張っているという店です。
何故に 焼き肉屋の中に・・・とおそらく多くの人と達は思うと思うのですが実は大した理由はないと私は踏んでいます。
近所に住んでいるからもあるのですが、我が家の近くにはコンビニより沢山のお好み焼きやさんがあります。
近所の当たり前の風景の一件がそこにあっただけで 逆に同じ種類の店が密集することの方が珍しく 昔のあの中にも麻雀屋さんや喫茶店なんかも並んでいたりもしたわけですが・・・
お好み焼きで有名なお店なのですが、ご近所さん達の噂では焼きそばが美味しいなんて言われて あまり混んでいる店には行きたくないのですが お客さんが来て食べたいと言われるときなどはご案内するわけです。
ひじょうに甘めのソースが特徴的なお店です。
比較的場所の効果もあって人気店にもなって あちこちのショッピングモールなんかにも出店が出来ている訳です。
今日もそのショッピングモールの中の一件に行ったわけです。
 
お好み焼きは広島焼きとよく似ていますがおそらくに違う食べ物です。
小麦粉の生地とキャベツに具という構成は同じなのですが 方向性の違いが両者を違う食べ物にしています。
もっとも大きな違いはキャベツを生地の中に埋めるかどうかがもっとも大きな違いで
広島焼きの場合 クレープの用に薄く広げた生地の上にキャベツを乗せるので、お好み焼きは最初からキャベツを生地とぐちゃぐちゃに混ぜてそれを焼くのです。
結果的に、広島焼きの場合キャベツが直接鉄板に当たることはなく 生地を挟んだ中で蒸し焼きにされるのです。
それに対して、お好み焼きはキャベツが鉄板に直接当たってもお構いなしなのです。
それによって起きる香ばしいにおいも味のうちなのです。
今日はモダン焼きという物を頼んだのですが、これは広島焼きと同じように焼きそばを乗せるわけですがここにも性格の違いが出て お好み焼きは半分焼いた生地の上にそばをそのまま乗せるので これも直接鉄板に当たるので焦げるのです。
広島焼きはそばをおいた上から生地を上からかけてひっくり返すので 鉄板に触れないような工夫がされているわけです。
 
出来上がりの違いは明白で、蒸し上がったキャベツの美味しい広島焼きと、キャベツからでた水分は熱せられて水分が無くなっていく課程でキャベツから出た水分を補給しながら生地を焼いてゆくお好み焼きとの差が出るわけです。
そばに関してはもとっと顕著で、広島焼きに入っているソバは「焼きそば」ぐらいの食べ物ですが、お好み焼き(モダン焼き)のソバは鉄板に押しつけてそのまま焼かれるわけですから焦げて固焼きそばぐらいになっているのです。
事によっては、焼きそばせんべいに(笑
まあ、お好み焼きはそういった仕組みのおかげで かなり強く熱した鉄板で 時間的には短く仕上げることが出来るのです。
考えてみて下さい、昔ながらのファーストフードで頼まれてから作る仕組みですよ。それも、決して気が長くない下町で育った食べ物なのですよ。頼んでから出来上がるまでに時間がかかっているようであれば とても成り立たないのです。
もう一つ、これは今はあまりないのですが 子供の頃などは当たり前だったのが この鉄板って何でも焼いちゃうんですよね!!
肉であろうとエビであろうと、もう下町のことですから持ってきた物までなんでも焼いてしまうんですよね。
ちゃんとお好み焼きを頼めば後はいいだろうと言わんばかりに・・・・
金もないというか、宵越しの金を持たないタイプの親父さん方は 馴染みの店があってそこで夜な夜なビールを飲みながらお好みを食べるのですが そこにはあてになる物がなにがしか焼かれるわけです。
ただのスルメもここの鉄板に乗せればそれなりの柔らかさを持ったあてになるのです。
というわけで、立ち飲み屋代わりに町中にはお好み焼き屋が溢れていったわけです。
今はどうかは知りませんが 子供の頃の私の近所は日本でも有数の小企業の密集地で まあ、内職程度の規模なのですがどの家にもプレス機なんかがあって内職のレベルを超えた仕事をやっていたので 周り中のお家のお父さんは仕事が終わって家でない(奥さんと仕事しているからそれこそ言葉通り一日中一緒)安らぎの場をあちこちに・・・
もちろん、近所の酒屋さんには どこでも立ちのみスペースがあったわけです。
 
話はそれましたが、そういうわけでかなり強力な火力で今日のお好み焼きも焼かれていました。
それでも焦げないのはキャベツをふんだんに使っているからで、キャベツが焼かれて立ち上る匂いの誘惑は あらがえないレベルなのです。
そして、ソバを乗せると独特の焦げた匂いが・・・・
そういえば、たこ焼きも時折はみ出る蛸が焦げる匂いをだして食欲をそそるのでしょう。
目の前の鉄板が熱せられているので 顔も熱い!!
出来上がるのを目の前で見せられながら待つわけですが おなかが空いているときには拷問のような状況です。
それでも、ちょっとの我慢です。待つ時間もごちそうです。 
 
出来上がったお好み焼きですがひじょうにおいしゅうございました。
ただ、ここのソースは最初にも書いたとおり甘みの強いソースなのです。
故に、ソースが絡みやすくなったモダン焼きに同じだけの量をかけるとちょっとしつこい。
モダン焼きにしたときには卵を半熟目玉焼きにして乗せるわけですがその黄身が割れても 尚ソースの味が勝つわけです。
もしかしたら、ここのソースが出来た時代にはマヨネーズを混ぜることを考慮していなかったのかもしれませんね・・・・
まあ、飲む水の量が増えるぐらいの問題なのですが・・・・
 
いや、久しぶりのお好み焼きでした。