るろうに剣心を見た!

AUビデオパスに加入して送ってもらった 招待券で昨日「るろうに剣心」を見た。
 
正直役者さんの顔と名前が繋がらない ダメな私ですが なかなかに面白かった。
とにかく、主人公である剣心の存在感が無い。
路を歩いていて、人とすれ違っても主人公であると解っていてすら 見失いかねない。
所がいったん戦いとなると 存在感云々は変わった感じはしないのだが 動きが違いすぎるわけです。
 
この映画を本当に楽しむには、それなりの動体視力が必要だと思うわけです。
非常に漫画の原作を意識したコマ割りであることは確か。
戦闘シーンも、まったくと言って良いほどにリアルタイムを重視し どんな技もスローモーションで見せたりはしないのです。
恐らく早回しでしょうが、人とは思えない速度の動きを見せつけるわけです。
逸れでありながら 漫画のコマ割りのように 一瞬、例えば足のカットが入って それが 相手の足を払う物だったりするのですが ほんの一瞬でそのまま全身の動きに戻るわけです。
刀も、相手の剣と相対した後 引いて受けるために回す、そして その柄を跳ね上げるように相手の顎のあたりに向けて・・・と目にもとまらぬ早業を見せつけるのです。
戦闘シーンでは目が休まることは無いのです。
左之助も入ってくると それを画面の両端で見え隠れしながらするわけですから両方は見てられません。
 
動きも人ではないのが、地面を走って急激にそのまま速度を落とさずにターンするのですが あまりの速度に体が地面に対して30度ぐらいまで倒して、そのままトラックを走り抜けるように斜めに駆け抜けてゆくわけです。
本当にやったら、そのまま地面のグリップを失って滑って倒れてしまうのでしょうが まあ、そんな脚力は人の物ではありません。
奥義もほとんど出さずに最後まで駆け抜けるような・・・・・
 
きっと続編があるのでしょう。
できれば、京都大火までやってほしいなと 個人的には思ったので3ぐらいまでは続いてほしいなと思う爽快感のある映画でした。
もう、アクション好きなら見たら間違いないと思いますよ。
 
あと、齋藤一がいい!!
是非、次こそは「牙突」を出してほしい。
構えまでは見たのですが あれは牙突だったのかどうかわからないレベルだったので・・・
ああ、見たいみたい!!
written by HatenaSync