Kindle PaperWhite 3Gを購入した

正しくは購入しなおしたが正しいわけですが・・・・
 
じつは週末に 日本橋に出かけているとSofmapなんば店で見つけたのが このKindle PeperWhite 3Gです。
というか店頭では他の店でも置いてあったのは見たわけですが このお店の中でちょっと違ったのは
「ご注文の際にはこの紙を・・・・」というべき 小さな注文票が入ったままの状態であったこと。
最近多い方式なのですが 店頭在庫品はストックヤードにあって これを持って行くと奥から出してくれる仕組み。
昔は安売り店と言えば店頭に積まれた段ボール箱の山で売れ筋商品などが視覚的にわかったものなのですが・・・・・と遠い目をすると年齢が解ってしまいます。
まあ、こういう時に在庫が解らないというのは欠点で 頼んでくるかという疑問はあるわけですが 既にみんな有る筈がないと思っているのでだれも見ないというのが良い所でもある。
丁度店員が通りがかったのですが もしかしてと思って念のために
「これをレジに持っていったら商品くれますか?(遠回しに在庫有りますか?)」と聞くと(大阪弁なので ストレートに聞くより少し持って回った言い方が・・)
「はい、大丈夫です!!」という回答。
念のために 「在庫があるっていう事ですよね?」と聞くと こちらの意図が完全に伝わっていなかったようなので
「確認します」とぴゅーっと行ってしまった。
で、数分後に帰ってくると
「大丈夫です!!」
と ニコニコしています。
「じゃあ、ひとつ・・・・」となったのは 実は初めての注文では無い。
Amazonに注文をしてあるものの 入手は12月中ごろなのです。
Amazonの場合今からキャンセルしても大丈夫なので 迷うことは無かったわけです。
 
おうちに持って帰って封を切って電源を入れる。
とにかくAmazonのアカウント(既に持っている)とパスワードを入れるだけで大した設定も無く使えます。
この時に気になるのがチュートリアル
「説明書を読まない」ダメ人間なのですが、この自動的に動くチュートリアルを止める方法が見つからない。
元々操作が解らないわけですから(笑
それでもジャンプして先に行きたいのは人情じゃないですか!!
 
チュートリアルが終わると(飛ばすことが目的なのでほとんど見ていない)ようやく操作が始まります。
確か前はボタンがあったはずと思ったら ボタンは電源ボタンだけのシンプル設計。
本を選択するときまではボタンを押すだけでよかったわけですが そこから先は画面をタップするだけでページが捲られてそれ以上の操作が出来ないのです!!
 
正しい操作法ですが
まず画面の上から1cmぐらいの場所を触るとメニューが出てきます。
このメニューによって、本体操作を行います。
それ以下の場所(本体画面の大半の部分)はページ送り用になっています。
4:1ぐらいで左側の4の面積の部分はページ送り、右側の1の面積の部分はページ戻しになります。
良くある画面上でページを捲る操作をする人がいますが 単純にその領域を触ったというのを認識しているので 右端と左端を押す動作になるので結果的にページめくりページ戻りになります。
他にメニューは輝度調整だったりと普通の操作メニューです。
専用端末だからこのメニューで十分なわけです。
画面外側からスライドするアクションや長押しなどのアクションは通常の利用ではほぼ登場する事がありません。
簡単操作だが思想が違うので解らないものです(だからチュートリアルがあるんだろうと・・・・)
 
今回の売りは 新設計のLEDバックライト(フロントライト??)と3Gno通信機能の搭載です。
まず画面のライトなのですが これは真っ暗なところでは抜群に効果があります。
ベットサイドで、本を読みながらという場面でも ベッドライトの必要がありません。
というか、一つの素晴らしい特徴として 寝落ちしても電灯を消す必要がありません
勝手に触らずにいると オートパワーオフが効くので勝手に消えて終わるわけです。
ただ、正直ほとんどの所でライトを点けなくてもOKでした。
電子ペーパーの特性上画面表示中の消費電力が限りなく0に近く維持できます。
つまり画面を表示しているだけではバッテリーの消費は無いと考えられるわけです。
故に、LEDが付いている間はそれにのみ消費電力がかかっています。
無くて済むなら・・・・・という形できっと驚くほどのバッテリーの持ちを示すはずです。
そして、じゃあ消したらどうなんだというと 本を読めるぐらいの明かりのあるところなら基本的にこのライトは無く十分に読むことが出来ます。
デフォルトでは消しておいてもいいかな・・・と思ったりするわけです。
ただ、移動中に気が付いたのですが 地下鉄での移動中での事 外からの明かりが時折入って車中が点滅するような状況の時 このライトの威力は凄く
このライトがあるがゆえにしっかり読むことが出来ます。
実際の書籍でもこの状況では目が明るさの変化について行きにくく 読みがたいものですが ライトをつけた状態だとこの画面の明るさがそれに勝るようで気になりません。
ともあれ、Tabletのように明かりとして使えるほどの明るさの物では無いのにくっきりという感じなのは不思議な感じです。
 
3Gなのですが 私はこれには絶大な買い物を煽る効果があると思います。
1.2万円程の端末ですが、これには3Gの利用権が永年的についています。
つまり通信し放題なのです。
それでありながら 通信料金は初回に払っただけで 月額の費用は発生しないのです。
と、いっても通信は限定的な物しか使えません。
一つはAmazonサービスへのアクセスで もう一つはWikiへのアクセスです。
Amazonへのアクセスは、購入のための若しくは商品紹介の為の物で これはいずれ買ってくれるための経費として見ているのでしょう。
Wikiは本体内に持てない辞書として外部利用できるように考えられたものでしょう。
本体内部にも辞書を持っていて 文中解らない単語などがあると調べることが出来るようになっています。
ただ、どこにいても 例えば1巻を特価セールで99円で購入して この本が気に入ったので次巻を欲しいと思った時
その時にそのまま注文したら 1Clickで注文した場合 そのままダウンロードされて書籍が来ますので数分後には読める状態になるのです。
どうしようかな?と迷った時に 「かっちゃえ〜〜」と端末が進めてくれるようです。
恐ろしい機能を実装させたのです。
ただ、恐ろしいというのは逆を返せば便利という事なのです。
 
実際、書籍を読むには普通に読めますし 特にバックライトを消しているとバッテリーの寿命を個人的に感じる事が無いので見ていて気分が楽です。
ただ、電子ペーパーの特性上 あまりにも書き換え面積が増えると 画面全体をフラッシュする必要が出てくるわけですが
いわゆるコミックスや絵の多い本の場合はどうしてもそれが煩雑に発生します。
また、紙では無いので 白紙のページが来たときにどうしていいか解らなくなるわけです。
ずいぶん速度も改善して 明示的に待たされるというのは書籍を初回に開く時、本を別の本に変える時などに限定されるので 待つ必要は無い訳ですが
画面が真っ白の時は 待てばいいのか操作して次のページを見ればいいのか慣れてないからなのか迷ってしまうのです。
そして、全画面がタッチなので 持ち替えたときなどにページを捲ってしまうようなこともあります。
これを欠点とするかどうなのかなのですが オールドスタイルというか画面外側のベゼル部分が大きく作られているので持つ場所があり タッチミスをハードウエア上減らしてあるので本体サイズは大きくなっているのですが・・・・
充電もマイクロUSBなので 汎用性がって良いですし PCからも充電できる電池容量の小ささはこれも利点となります。
 
価格なのですが 以前も書きましたがとてもハードウエアを販売して儲かる価格ではありません。
サービスで収益を上げるためのビジネスモデルです。
ですが、チープな感じは少なくなかなか良い物では無いかなと思うのですが この辺りは個人の主観が入りますね
written by HatenaSync