台湾の墾丁に行ってきた。 二日目

朝起きると、そこは台湾だった。
用意をして朝食のレストランに。
書き忘れたが、昨日はホテル内の温水プールにも行った。
部屋で水着に着替えて バスローブに着替えてゆく日本ではあまりないが海外では一般的なものだ。
ジャグジーになっていたり 浅いながらもちゃんとしたプールだった。
 
話はそれたが、朝食のレストランは面白い構造で同じ建屋なのだが 一度外に出て入り直す感じで外から入るようになっている。
もちろん、アラビア風のレストランだったが バイキング形式の朝ごはんで中華も洋食もある朝ごはんで南国らしく フルーツと日本では高い野菜がふんだんに盛られている。
そういえばここまでくる道すがらの 道路脇に簡易販売所がたくさんあって バナナなどが売られていた。
 
実は、昨晩チェックインの時にフロントにお願いしていたのが 電動自転車だ。
電動自転車というのは日本語に訳するとそうなるという意味で 日本語でいう原付に相当するものです。
免許なしで乗れるので 自転車という表記になっている。
一人乗りで NT$800 二人乗れる少し大きいものだと NT$1000
迎えに来てくれていて バイクの後ろに乗って取りに行くこととなった。
全く何の説明もなく 怪しい日本語で デポジットとなるNT$1000とパスポートを預けて乗り出しだ。
座席の下には 車についているようなバッテリーを置いて、そのバッテリーを繋ぐと準備オッケーだ。
ヘルメットも二人分借りて ホテルから出発となった。
 
墾丁の市街からは15k程で 台湾最南端の東大にたどり着く。
念のため、台湾のお金のコインは何枚か用意しましょう。
あちこちに止めたときに駐車料金が電動自転車にもかかります。
その際に NT$10とか20とか小銭が必要だからです。
おおよそ、40分ぐらいで景色を見ながら灯台まで。
なんでそんなに時間がかかるかというと 結構上りの多い道で 最後の最後などは坂道がきつすぎてパワーのない電動自転車は 時速10kぐらいまで速度が落ちますし そもそも最高時速は30kぐらいなので ロードバイクより少し遅いぐらいの速度です。
まあ、楽ですけど・・・・
 
灯台の駐輪場に停めて 台湾最南端へこの先は徒歩で。
おおよそ500mぐらいの道は 週末だったこともあり人が常にいた。
それに、外れになるとお店があって フルーツかヤシの実を販売していたりする。
貝殻を磨いたものなども売っているが お土産物にすれているので あまり興味をひかれなかった。
で、最後の最南端!!
ここに灯台を作ればいいのにと思う景色
海に突き出たとこから右も左も水平線の景色。
本当に南国だと思った瞬間でした。
 
灯台からの帰りは少しひやひやしながら
バッテリーが心もとないのだ。
5目盛りあるバッテリーのインジケーターが 3から2に。
お店には目盛りが二つになったら帰ってくるように言われたが お店から一番遠いところで二目盛りになると果たして帰れるの??
ともあれ、ある程度の安心感はある。
行きはのぼりということは 帰りは下り。
また、バッテリーの特性上 負荷の高い状態を続けるとゲージが下がってそれ以降ある程度回復しても戻るということはない。
それが証拠に、一度止めて写真を撮りに行って帰ってくると バッテリーが二目盛りぐらい戻って 走り始めるともう一目盛り下がるという感じで まだまだ条件によっては十分に大丈夫なのですが 果たしてこの目盛りがどこまで信用できるかというところが心配。
あとは、バッテリーが弱ってゆくと 発進や加速などが目に見えて弱ってゆく。
ただでさえ遅いのに 輪をかけて遅くなる。
ぶつぶつ言いながらも30分もするとホテルの前を通り過ぎてバイク屋さんに戻ってこれた。
店主はいないけど・・・・
 
携帯電話は必須です。
店主がいないときは ここに電話しろと看板がおいてある。
当然電話するしかない。
もちろん言葉が通じないので 頑張って困っているを伝えるしかない。
何とか伝わって5分ぐらいでやってきたので なんとなく通じたのだろう。
バッテリーを充電済みに交換。
最初のバッテリーに比べて明らかにパワフルなバッテリーで ここで完全にリセットされました。
お昼なのですが、オフシーズンであることもあり近くに食堂はなかったので コンビニのイートインスペースで。
コンビニのお弁当も 日本と同じでかなり力が入っていて 電子レンジであっためてくれたこともありおいしくいただくことができました。
 
約30分、ここから海洋博物館まで電動バイクを走らせます。
海洋博物館は台湾最大の水族館で ガイドブックにも必ず乗っているスポットです。
付いてみるとびっくりで まず入ったところと水族館のチケットを買って入ったところに大きな浅いプールがあって そこにクジラなどの本当に大きな模型があります。
噴水があるのですが 噴水を楽しむのではなくその動物たちが 今にも海から顔を出したかのように水しぶきと濡れた体を流れる水を表現しています。
もちろん、動かないので模型だとはわかるのですが その瞬間だけをとらえるとまるで本物のようです。
で、水族館の中に入ると大きなロビー
オブジェのように10mぐらい吹き抜けた天井に ワイヤーでイルカなどの大型の海洋生物が吊り下げてある。
いやが王にもテンションが上がります。
台湾周辺の海の生き物のコーナーに入ると 目が痛くなるほどの色の洪水が。
サンゴ礁が輝いているかというほどの照明で 真夏の昼間にシュノーケリングで水の中に潜った瞬間の鮮やかな海がそこには広がります。
まっ黄色の魚がその中を泳いでいます。
 
水槽は本当にたくさんあって それ毎にテーマの違う魚が。
明るいサンゴ礁で目を奪っておいて、その後は チューブになった東映の筒の中から水槽を見る 水槽の中を通り抜けて見ているというイメージで徐々に深いところに入ってゆきます。
何度もチューブを通り抜けると、海底には沈没船があって そこを魚たちが住処にしている。
いつの間にか周りの雰囲気も暗くなって 船長室などには金貨の入った宝箱らしきものもありなんだか恐ろしい感じも。
そのまま深海エリアを通り抜け、クジラのエリアに。
イルカより少し大きいぐらいのクジラ(だと思う)が 二匹優雅に・・・・
 
日本の水族館はレベルが高いと思っているわけですが、これは勝るとも劣らないレベルの楽しいところでした。
 
で、なのですが 実は楽しみ半分でした。
何を隠そう ちゃんと場内案内を見ない私なので 全部を見終わったと帰ったわけですが 半分しか見ていませんでした。
2時間ぐらいがっつり見たので、もうお腹いっぱいというぐらいだったのですが まだ半分でした。
次回行くことがあったらチャレンジです!!