Leoさんやった〜!!

Everunでは最初からSIMソケットが付属していて miniPCI Expressモデムカードの追加だけで通信を可能にしていましたが、多くの小型PCではmini PCI Expressカードまでは実装しているものの(よくワンセグチューナーが刺さっているので)SIMソケットが無いのでモデムカードの実装はできませんでした。
海外ではIBMのPCのSIMソケットを部品で取り寄せminiPCIExpressカード上に二階建て配線することで実現されている方もいらっしゃいますが 残念ながら言語の壁に阻まれ詳細なことが分からない部分でした。
EverunユーザーでもあるLeoさんが、OQO Model02の購入を機に実装に挑戦されました。
未だ多少の問題が無きにしも非ず(モデムカードへの給電を止めることができないみたい・・・)ですが これでmini PCI Expressが実装されているPCにならモデムカードの創設が可能なのかも??
 
もちろんかなりリスキーな改造(はんだ付け等)を伴う作業ですし、必ずしも動くかどうか解らないのはBIOSの対応が見えていないところなどあるのですが、少なくとも一例でも実現されたことが・・・
Loox UでもSieraWirelessのカードがだめだっただけでEU870Dなら行けたかも??なんてところもあります。
SIMスロットは古い携帯電話やSIMリーダーの破砕等(方法論が・・・・反省します)で入手可能なのでかなりの前進。
とにかく、Leoさんのページに
http://travelx.org/
OQOのタグを選択して下さい。

お出かけ

お昼ご飯がてらなんばへ。
駅につくまでに、傘が風に負けて折れました。
まあ、長いことつき合ってくれたので天寿かもしれません。
取り合えず駅までは手で支えながらたどり着いて、感謝しながらごみ箱に。
久しぶりにbluetoothヘッドセットと同じ質量のSony A608を持ち出しました。
気に入っているのですが、Sonic Stageが好きではないのでお留守番が多い子。出かける前に持ち出しを思いついて 10分も充電すると夕方までのお出かけぐらいはバッテリーが持つ賢い子です。
これが、wM11とかにそのままつながってくれると良いのですが・・・・
 
おでかけはEverunノキアx01nkのみです。
地下鉄なので通信するチャンスは殆ど無いのでメモ帳に書いて後でペースト。
一応、私の考える最小構成です。
 
傘も持ってないし(笑)

クラス(階級)とクラス(分類)

比較対象を設けて比較するという手法は分かり易くて良いのですが、時として本質を見失う可能性があります。
たとえば車でスポーツカーとセダン。
最近では全てがスポーツカーという性能を持ち、スポーツカーにセダンのような居住性とうたうという混ざり合った価値観を持ち込んでいるので一概には言えませんがそのキャラクターはまったく違います。
セダンは居住性、快適性を第一義に考えて作られる車であり、スポーツカーは速さ(といってもいろいろあるけど)第一義に求めた車です。
当然のことながらそのキャラクターは違ってきますので トランクの大きさをスポーツカーの評価軸に持ってくると本質を失う可能性があります。
もちろん、療法のバランスをとった車というのがもてはやされているというのも十分わかっての話ですが・・・
 
たとえば、日記に出したWibrainはサイズからもEverunに非常に近いサイズの端末です。
フルキーボードで、WifiBluetoothを搭載した同じカテゴリーにラインナップされてように見える機械です。
ところが異なるキャラクターとして存在する部分がバッテリーの問題。
 
これは想像ですが、Wibrainの底面にはかなり凝ったデザインがなされています。
そのデザインですがよく見るとあちこちに掘り込みがあります。もっとよく見るとただの掘り込みではなくあちこちに穴があいているようにみえます。
VIAのCPU C7-M ULVなのですが、消費電力からもかなりの発熱が予想されるCPUです。
Everunに再生できない Flashの画像を楽々表示できるということは 1.2GのCPUを少なくとも300Mや400Mに落して駆動しているわけではありません。
つまり、そこそこの能力を発揮できるおそらく通常のノートPCと比較してもそん色のない性能を出せるUMPCとなっているのでしょう。
時代がDual Coreに向かいシングルコアが置いてゆかれようとしているだけで現行としては十分第一線級です。
 
それに対してEverunはおせじにもスペックからも速いほうではありません。
あくまでも、思ったよりさくさく動いているだけで 画面サイズをSXGAまで上げて外部出力のディスプレイにつけたりしたらその遅さは顕著に感じられます。
でも、おおよそこのサイズのバッテリーとしてはかなり優秀な駆動時間を誇ります。

つまり、何が言いたいかというと
Wibrainは50ccというカテゴリーの中でもスクーターに属するもので
Everunはどちらかというとスーパーカブのようなもの。
両方に近いキャラクターのものはあるのですが、Everunは非常に割り切りの世界でそちらに行ってしまった機械だと言えるのではないかと私は自分の中で分類しています。
ゆえにできること、できないことが明確に分かれていて できることのみを実行するというUMPCなのです。
万人に勧められないのがこの点なのです。
 
ただし、コンパクトさとバッテリーの持ち、決められた仕事をこなすということにおいてかなり特化した機械だと思っています。
それが利点だと言いたいわけなのですが・・・難しいですねカテゴリーの近い機械が出てくると。
ぜひ、一度は触ってみたいと思ってるのですけどね