FOMAに無線LAN搭載の携帯電話 Ｎ９００ｉＬが発表されました。
現在のところ、海の物とも山の物ともわからない状態ですが双方を搭載した携帯には期待をしていました。
ＩＭ（インスタントメッセンジャー搭載）とか、なかなかいい宣伝文句なのですが、企業用として販売されるようです。
で、よくよく仕様を見るとやはり予想の範囲外で、無線ＬＡＮの機能は 構内での電話設備 つまりＩＰ電話の無線端末としての機能を有するという意味のようです。
先日、ＡＵの携帯電話を構内で使える交換機のような物が発表になっていましたがそれと同等の物のようです。（機能がですよ、方式等は全然別物です。）
つまり、無線とＷ−ＣＤＭＡの共存チップの発表に喜んだのですが、用途が大きく違い この用途のためだったようです。
携帯電話から、無線ＬＡＮを通じてモバイルな端末に接続するための物ではなかったようです。
出力を弱くし、体から１ｍぐらいの範囲で使える無線ＬＡＮで 携帯電話を通じた ネットワーク接続が出来る物と期待をしていたのですが・・・
まあ、考えようで １チップに同時にそんな機能を付けたりすると 干渉やなにより消費電力の関係で大変なことになることは想像できたのですが、故に凄いと個人的に思っていました。
少しがっかりしながらも、やはり全ての人が携帯電話を持っている事を前提の販売が始まったことはうれしく感じます。
事務所では、社内の回線を通じた電話として、恐らく 各地のＮＴＴのホットスポットでも使えるように工夫したりするのでしょう。
そうすることで、携帯電話の通話料を下げずに より多いサービスを提供できるようになるはずですから。
無線で繋がった時の詳細が解らないのですが、無線での接続時のブラウザが書いてなかったりと謎なのか楽しみなのかわからない部分が残されています。
ＩＭも独自仕様のものに見受けられますが、社内にいるとか、会議中だの位置、状態情報の通知も、パケットの使い放題や無線ＬＡＮとの組み合わせであれば生きてくる機能です。
下手をすれば、サイボウズを始めとするグループウエアーの標準機能になるでしょう。
各ベンダーが、パケット定額制を打ち出しているのだから。
現在の、ＰＨＳでも是非その機能が欲しいと思うのですが（勿論、あのキーボードでは満足な返事が出来ませんが）現在のところ、実装された機種のことは聞きません。しかし、アメリカで販売されている携帯では、ＭＳＮメッセンジャーの機能を持っているものが少なくありません（ＷＥＢメールを読む機能もついています）
実際に、会社に雇われている身に、これ以上監視されたくないと思う気持ちはありますが 有れば有ったでなにか新しい使い道が有るかもと・・・少し期待・・・・
