台湾二日目 その2

次からはお寺めぐりです。
最初は、“行天宮” 道教のお寺になります。
道教といわれても良くわからないのですが、いわゆる実在の人を祭っているらしいです。
熱心にお参りしています。
おみくじも、日本と違って番号札を引いてそれを貰いに行くわけではなく その番号でよかったかどうかを神様に三日月状のものを二つ投げる事で確認するそうで、占いを確実なものにするために その確認する回数を増やして精度を上げるそうです。
それ以外にも、熱心に拝む人で満員の電車のような状態です。
で、意外性というか若い人が多いんです 年寄りよりも。考え方の違いがここにも出ているのでしょう。
そこから表に出ると、向かいの歩道までの地下道があります。
地下道に狭い店が並び、こんなところだったんです有名な占い横丁。
で、その一角に数件の日本語の看板、日本語出来ますて言わんばっかりに。
はい入りました 500元で占ってくれます。
私たちが入ったのは 五穀占い。
小さな壷にはいった 穀物を指でつまんで小さな皿3つに移します。
それに載った数と、ごにょごにょで占いを決めてゆきます。
名前と生年月日を書いた紙に ごにょごにょがどんどん増えてゆく。
で、怪しげな日本語でいろいろ 内容はともかくいろんなことを教えてくれる。
終わってからお猿さんやkittyちゃんの扇子をくれるのには ??ですけどね!
そして、奥様は 顔の産毛取りを・・・凄いんです、一本の木綿糸を十字に交差させ器用に顔の産毛を抜いてゆきます。産毛だけでなく眉毛の形を整えるのもそれでします。
白い白粉のようなものを顔に塗るので、それが糸の通った後には消えて行くから不思議 何度か塗ったり消したり 塗ったり消したりを約15分。
気が付いたら、眉毛くっきり 目の周りが一層くっきり。意外に効果高です。
それが済んだら、茶芸教室に
日本で有名な ウーロン茶 それを入れる工程から見せてくれます。
お茶の葉の種類から 熟成まで話を聞きながら飲み比べをします。
あまり、ウーロン茶は渋くて好きじゃないんですが、ここで飲んだものは渋みがちっとも無くおいしゅうございました。
乗せられているようで嫌でしたが、お茶を少し購入しました。日本に帰ってから飲んでみましょう。
中国のお茶に関して大体に思う事なのですが、漢方薬の香りが少し漂いお腹の中の食べ物を消化してくれるような感じがしてなんとなく油分を分解してくれるようなイメージがあり健康に良さそうなイメージがありなんとなくしゃっきりしたような気がするのは旅行中だからでしょうか?
あとすいません、日本の評判を少し落としたかも・・・値切ってきましたお茶。
その後は、龍山寺に向かいます。
現在、建物の一部が改装され 日本でいうところの本堂の部分が新しい建物に、両サイドの建物は旧来のままのようです。
新しい建物は、恐らく国民性の違いを最も色濃く示すところではないでしょうか?
新しくて綺麗なのですが、中にはプラスチックを多用したものが並びます。
両サイドの建物は、色こそあせてきていますが趣のある建物に私には見えるのですが恐らくそういう考え方は無いようですね。
中には直径2mぐらいのろうそくを模した置物があり、そこの周囲には小さなブロックに仕切られており そこに何か字が書いてあり小さなLEDが光っています。
恐らく、寄付をした人の名前か何かが書いてあるのだと思うのですが そこまでは確認が出来ません。しかし、それもプラスチック製です。
新しい物と古いものとの融合というのか、古いものを大事にしないというのか・・いや、そんな事は無いのです もしそうならこのお寺に溢れるほどにいる人たちがいるはずが無い。
お寺としての機能は重要ではなく、祈られる対象は他にいるという考え方なのでしょうか?
台湾に移住して100年ほどですから、古いものという概念とは違うのかもしれませんが、なにより国民のたくましさを感じます。
アジアの人たちの貪欲さは、他の国でも同様かと・・・日本は大丈夫かと?いつも思います。
その後、有名なDFSに。台湾ではギャレリアDFSと言うようですが 世界中にあるDFSと同じ物です。やはりみるところが無いので遊んでいました。
MACがありインターネット環境に接続されています。日本語入力環境として“ことえり“もインストールされており日記を更新するのに・・・と思ったら変換できない。
単漢字すらも変換しない。時々変換しても候補が他に出ない・・・辞書が壊れてるじゃん。
おまけに左ボタンにボタンが割り当てられオペレーションがわからない・・・
いい時間つぶしになりました。
台湾といえば、足裏マッサージ。その後足裏マッサージ店に。
わたしは、しなかったのですが また、奥様が挑戦。
500元でした。
他の子達を見ていると、身もだえするほどの痛みを感じるようで 終わると体の悪いところを教えてくれます。
結構歩き回って見るところが多いので、夜の楽しみとしては良いかもしれません。
約30分、もまれ続けていました。