アダルト番組を装った詐欺

心当たりの無い人はいいのですが、時折 それこそアダルトと全く関係の無いサイトに行っているにも拘らず ジャンプ先で「あなたの会員登録を受付いたしました」とかのメッセージや画面の出てくることがあります。
プロバイダーの名称やIPアドレスなんかが表示されていかにもふんだんな情報が書かれていますがここから個人を特定することは出来ないのです。
勿論、警察が介入してプロバイダーにその時間IP利用者の個人情報の開示を要求したと言うなら別なのですが・・・
逆に言うと、捜査令状が無いとそれすらも確認できないものなのです。
まあ、犯罪を行うと足が着くという噂もありますが・・・・
と言うことなので、連絡しなければ相手にこちらの住所や名前を知られることは有りません。
しかし、これが連絡をしてしまったらどうなるか
勿論、相手はここぞとばかり請求に来ます。
その対応策は、消費者センターや警察に連絡することなのですが 民間療法として無視するといった手法も良く紹介されています。
しかし、逆手に取った方法が出てきまして・・・・
請求を起こし、裁判を起こすといった方法です。
裁判所からの手紙が本物かどうかといった問題もあるので、返事をしないとそのまま判決が出て支払い義務が発生すると いわゆる国からのお墨付きで払わなければいけないことになってしまいます。
以前にも紹介しましたが、この方法は非常にリスクが高く相手に訴えられた時に ちゃんとした法人若しくは個人として住民票に登録された住所を必要とするわけですから、何らかの形で足がついたときには 逃げ損ねる可能性があるわけですから・・・
勿論、こういう形で請求するためには会社組織が必要だったりするので、税金の問題は数ヶ月で潰してしまうので 問題は無いとしても、事務所を構えたりと必要の無いことにリスクと経費を払います。その上一軒当りの収益が数万円ではやれないのでどうしても高額の請求にするためには 数ヶ月の延滞期間が必然的にあったりと なかなか難しい問題が付きまといます。
少なくとも裁判を起こせるだけの、資料を用意するわけですから。
書類なんて適当でも略式だからという話も有りますが、もし相手が出廷に応じたりした時にあっという間に捕まる可能性があるのでそれも難しいでしょう。
まあ、多くの人が出廷しないという前提での話しなのでしょう。
この辺は法律の専門の方もいらっしゃるようなので、そういう方に効いていただけましたらいいと思うのですが 裁判所の命令に従ってお金を払ってしまった人も少なくないようです。
相談に行っても、出てしまった判決が覆ることが無いようなことを言われて 支払うことも多いようです。
でも、ちゃんと それを訴えた人もいます。
そして、当たり前なのですが勝訴されました。
 私がとやかく言うより、詳しくはこちらをご覧ください
http://allabout.co.jp/family/bohan/closeup/CU20050323A/index.htm?NLV=NL000070-145
正当な判決だと思うのですが・・・・・
実は良く見ると裁判費用 時間 等で結局損をされているのでそれでもお気の毒です。
あっ、モバイルもPCも関係の無い話題だ・・・・