そうそう、あまり関係の無いことなのですが 私は出張に行く時には必ずノイズキャンセラー機能のついたヘッドフォンを持って出かけます。
１時間ぐらいを越えて飛行機に乗っていると、体を通じて響く低音が 不安な気持ちにするからです。もちろん、せっかくの機内放送を少しだけ綺麗な音で聴くという目的もあるのですが。
そのために、通常の３．５φのヘッドフォンと 飛行機には二つの端子で左右モノラルで差し込むタイプがありますのでこのアダプターとを持って出かけます。しかし、今回搭乗した飛行機は なんと５φのジャックが付いています。
私が子供の頃のステレオとか、今でも音に拘る方々が使ってらっしゃるのは知っていますがこんなところでお目にかかるとは・・・・
飛行機という物は、僅かな重量の増加も嫌います ゆえにこういったものをつけてくるなんて想像もしませんでした。勿論、せっかくのヘッドフォンはただの重量物となりました。絶対リベンジしてやる！！
いつも違うところに降り立っても、TAXIの文字の看板はあります。
ここら辺で準備不足ながら、ホテルの名前と住所を見せて運んでもらいます。
約５０分で台北市内まで到着します。ツアーや旅行の時はバスで移動できます。
TAXIの中で、とりあえず（何がとりあえずか）X50Vを取り出して 通信用のプロファイルを作ります。何の準備もしていないのが良く解る話でプロファイルをごそごそいじって海外仕様に書き換えます。そしてBT経由で V802SHよりダイアルアップ。
最近の携帯電話は自動でキャリアを探してくれるので ただ、飛行機から降りて電源を入れるだけでモデムとして動作します。
数秒の待ちの後、接続アイコンが左右の矢印状態に変わります。これで接続完了です。
ちなみに、接続の方法は
電話番号：＊９９＃
ユーザー名：ai@vodafone
パスワード：vodafone
PDA上はすこし反応が遅いようですが 日本にいるのと同じように接続できました。
まずやったことは、NetFrontの設定をテキストブラウズに変更したこと。
１ｋ＝２円の通信速度では ちょっと画像は恐ろしい・・・
空港から台湾市街地までの道は、かなりの田舎な風景で両側を山に囲まれた景色に 時折建物が見えるようなところから始まります。
こんなところでと思うのですが、思ったより快適に通信が出来ます。
WEBはとりあえずホテルに付いてからのお楽しみに取っておいて、メールの受信を始めます。
一通目に来たメールは、行ってらっしゃいの はてなのコメント。こういうのが一通目だと随分一人っきりで不安な（本当か？）気分が和らぎます。
順調に受信を終えたら、ちゃんと切断 先ほども書いたとおりいかなボーダフォンコネクトカード契約も３５０万パケットの恩恵も海外では預かれません。いくら無料通話分が余ったとしても、それで海外の通話料金を補充してくれることはありません。
ただ、海外に一人出来た時に なにかあってもすぐに電話できる状況は阿合に安心できる物となります。
基本的には仕事のメールを全て確認して処理。よく考えたら日本は祭日です何も来るはずはありません。しかし、台湾の行き先の会社からのメールも無い。これに関しては謎でした。
市内が近づくに従って、珍しくDayTimeに到着する飛行機に乗っているのでいつもは味わわない渋滞に巻き込まれます。特に私の泊まっているホテルは台北市内中心街でも空港からは反対側の端っこのほうにありますので市内を縦断することになります その影響は大きく受けます。ひとつ良いことが解りました。市内のバイパスで地下にもぐるところがあるのですがここでも電話は使えます。
台北１０１という１０１階建て現在のところ確か世界で最も高い建物。その傍のホテル（といっても某有名ホテルではありません）にチェックイン。
いつも、笑い話のように 入り口が二つあって一つがビジネス、もう一つがラブホテルのホテルと言っていますが、今回はそのラブの方に宿泊です。
広くて大きなベッド、大きすぎるプラズマテレビ、ビデオCDプレーヤー（DVDでないところが泣かせる）、浴室はガラス張りで中にはカーテンがあります。
ジェットバスと 立ったまま浴びることの出来る高いシャワーが別にあります。風呂にはちゃんと赤いスポットライトも。
なにより変なのは 一人で泊まっているにも拘らず なんか変な形の踊場のようなところにある ティッシュの箱の上に置かれた「今度生む」一体どうしろというのでしょう。
ここで衝撃の事態が発覚！！
「LANが無い！！」
目の前が暗くなりました。しかし、冷静に・冷静に
思いついて、無線を立ち上げれば３つの電波、そのうち一つにはつなぐことが出来たので一安心。電波状況は良くないものの接続できないほどでもなし あんしんしてそのまま出かけましょう。
荷物の殆どを置いて、電気街に出かけました。
この頃には、天気は良くないものの雨は上がっていました。
