昨日は 新型PHSの発売の話題で盛り上がっていたようですが

今回は、興味が無かったので全くのスルーでしたが
Bluetoothの仕様に関しては疑問のあることしきりですね。
ヘッドセットを利用するときには、待ち受け状態で待機することが出来るのに
データ通信の状況で待ちうけが出来ないという仕様。
たしかし、バッテリーの消費量を抑えるという効果があるという考え方もありますがとてもそれが理由とは思えません。
それならば、ヘッドセットも同様の状況になるからです。
ボーダフォンでは、少なくとも私の持っている3種の電話では可能な仕様だからです。
ここはやはり、データ通信を主に考えてない仕様なのでは?と思ってしまいます。
 
しかし、じゃあボーダフォンのBTは万能かというとこれがそうでもないという事で・・・
これは、BTの仕様によるものなのかどうかは判りませんが、ネットワークのような相手先特定型の接続ではなく、シリアル接続のように1対1の接続に私の環境ではなってしまいます。
BTの電話機を腰につけて、通常の電話をヘッドセットで使う。
思い立ったように、PDAを取り出してBT接続でネットにログイン・・・・・
というシチュエーションをイメージして、タイで。日本に帰ってから試しにAUで。
どちらも出てくるメッセージは同じ「接続を確立できませんでした」
何が原因なのかすぐにはわからなかったのですが、よく考えたらそんなに難しい話ではなかったのです。
ポートは一つ、接続する機器が2台の状況だったのです。
BTハブとかという概念が存在するのかどうかわかりませんが、BTという端子が一つなので刺さるケーブルは1本と言う状況なのではないでしょうか?
 
もちろん、スマートフォンという選択で全てが解決するという幸福な人もいるでしょうが 残念ながら普段に使う事の出来る日本語環境のスマートフォンが無いので(これは持ってないが80%信頼性の問題が20%ぐらいかな?)現在のところ選択肢にはなっていません。
だとすると、データ通信とヘッドセットが共有できない環境がどうかと言うと・・・・
PHSに文句を言っている人と同じ事で、「なんでデータ通信するたびにBTの設定変えなければいけないんだ!!」と言うことになってしまいます。
まあ、もっともデータ通信用と通話用を別に持っている現状は何の不自由もしていない訳なのですが・・・・
 
Bluethoothという選択が正しいのかどうかに関しては多少の疑問が残ります。
WirelessUSB等と言うものが出てくれば、仮想USBハブなどと言うものの上に乗って複数台のききの接続が有効になるのかもしれません。
ヘッドセットを使わないという人も、GPSのアンテナを繋いだりはするかもしれませんから。
また、Wifiでコネクトするようになれば、ドライバー等の煩わしさは増えますが 一度Wifi−シリアルコネクトドライバーなどと言うものが標準化されるとその問題も解決します。BluethoothとWifiの電波干渉の問題をとやかく設計で悩むぐらいならWifi−シリアルのドライバ(ソフトウエアー)を実装を選ぶ事でしょう。(Bluethoothは別途ハードウエアーの増設の必要があるから)
もちろん、Bluethoothもそれぐらいのことは判っていて複数のポートを一つのチップに持たせたりすることは簡単に対応可能なはずです。
 
今回の、PHSの件で改めて認識した携帯Bluethoothの問題。
(実は、両方同時に接続できるんだったら 大恥ですけど)
普及が進めば、色々出てくるんでしょうね・・・・
ところで、PHSのデータ通信待ちうけが出来たとして、PHSの電波の出力が弱いのでやはりすぐに取り出せる場所に入れとかなければ駄目じゃ無いんですかね?
そうだとすれば、大して大きな欠点でもないような気がするのは私だけでしょうかね?