少しだけ気になったのが

最近通販で流行っているそうな青い色のふりかけ。
このふりかけをかけるとご飯がおいしくなさそうな別の物体に見えて食欲が減退してダイエットに効くそうな。
元来、青い色の食品(勿論、自然の物はともかくご飯の色が青いというのは)完全に腐っている色です。
動物としての本能か、今までの経験上食べてはいけない物であると認識しているわけです。
小さい子が蛇を恐れるのは遺伝なのか経験なのかと言うのと同様の事。
そんな感覚を利用するのは良いのですが、それが当たり前になり鈍くなってしまうと手にした食品の安全を感じる本能などが薄れてしまうことに他なりません。
一般の生活をしている限りあまりそういう場面に行き当たらないといわれればそうなのですが、禁忌の部分を徐々に侵食しているような・・・・
 
例えば、カビの生えたチーズもそうで 元来湿度が低く涼しい環境でその細菌の多い環境でできるべき物で 冷蔵庫の中や食品庫の中でカビて行くのとは訳が違います。
本来、人の移動量(徒歩や馬)では手に入るはずの無いものが機械の進歩で(飛行機や車それに冷蔵装置など)手に入った故に 食べれるかびたチーズと、食べれないかびたチーズが出来上がったわけです。
かびても食べれるチーズと、食べれないチーズの境は 本能で識別できるレベルの物なのでしょうか?
 
色々なことで 例えば暑さ寒さに関する感覚等で 徐々に鈍くなってゆくのに その上食べ物に関する感覚まで鈍くなって 種としての人は大丈夫なのでしょうかね?