「どこでもTV for Skype」がノバックより発売になりました。

http://www.novac.co.jp/release/2006/release060707_2.html
これも新しい「ロケフリ」の一種です。
SKYPE」は有名なIP電話ソフトです。
アカウントを持っているもの同士であれば無料で通話が出来ます。制限はありますが複数で通話することも出来ます。
そして、「Skype In/out」を使えば一般電話から電話を掛けたり かけられたりも可能です。
付加されるべき装置は、一般的にはマイクだけでOK。
PCにマイクポートがあれば、相手からの声はスピーカーから聞こえます。
勿論、あけすけにPCのスピーカーからの音で電話するのもなんですので 多くの場合ヘッドフォンのような物を付けるのが一般的です。
他にも、チャット機能やUSBカメラを使ったビデオ電話も出来ます。
で、今回の「どこでもTV for Skype」なのですが 考えてみれば出来て当たり前なのです。
USBのポートにカメラの変わりにチューナーを繋げば当然受け手の画面にはテレビの画面が映し出されるわけです。
近未来の犯罪の映画などでは、電話が全てテレビ電話になっている為にこちらの姿を見られないために他の人の映像をビデオで流し込んだりするシーンがありますが、あれをそのままやっているわけです。
と言うわけで、Skypeのアカウントを取り 自動着信の設定が出来れば電源の入っているPCならこういうことをかなえることも簡単です。
もちろん、その自動着信の部分がみそで そのアプリケーションが付属しているというのがポイントです。
勿論、と言うことであれば一般的に言うIMであればどれでもそういったことは出来るはずです。
WindowsMessenger(MSNメッセンジャーと言うの?それともWindowsLIVEMessengerかな?)、YahooMessengerでも可能なはずです。
また、残念なことにこの「どこでもTV for Skype」にはビデオ入力端子はありませんが、もしビデオ入力端子があれば屋外から自宅用の監視カメラをセットすることも出来ます。
まあ、もっともこのチューナーとUSBカメラを両方指して選択できるようになっていればもっと良いのですが 安いので買って試してみたいところですが・・・・
実際にロケーションフリーテレビと比べると、PC側のリソースを多く消費するSkypeのほうが効率が悪いように思われますが、放送する側で考えるとブロードバンド回線さえあればルーターの設定や外部の専用のサイトに接続したりする必要のない分だけ楽に使えるでしょう。
見てはいませんが恐らくソフトのインストールとアカウント設定だけで簡単に見れるようになるのでしょう。
Skypeのチャットが画面か何かもトラップしているようで、接続元から特定のキーを押すとチャンネルの切り替えなども出来るようです。
uttiiさんもしかしてあれよりいいかも??
フレームレートも回線状況に応じてSkypeでは調整されますので、恐らくビデオの画面に関してもそうでしょう。
思いもがけないIMソフトの利用方法です。
見事に他人の土俵で相撲を取ってらっしゃいます。
帯域の過度の消費でSkype側から文句は来ないんですかね??
このまま行くと、「どこでもTV for WindowsMessenger」や「どこでもTV for YahooMessenger」なんていうのも出てきそうなのですが・・・・
そういえば一人で複数のアカウントを習得するのって認められてましたっけ??