ノキアを使っていて不満点はメールの扱い。
私の扱いがおかしいのですが、複数のアカウントを同時に使い分ける手前最低限でも振り分け機能が欲しいところ。
転送するクライアントから転送先に向けてはそのアカウントで転送しますので振り分けは簡単です。
しかし、その簡単な振り分けすら無い。
マルチアカウントな端末なのでその振り分けが無くても良さそうな物ですがプッシュ対応なアカウントはエクスチェンジの物だけで、タイマー受信でも良いのですがそれでも三つに分ける事が出来るだけです。
何故なら自動受信が指定できるのは三つのアカウントだけなのですから。
プッシュメールに使っているエクスチェンジは振り分け機能を持っています。
そして指定したフォルダーに移動してくれるのですが、ノキアの提供しているプログラムでは受信フォルダーだけが受信対象になるので別のフォルダーに移動されたメールは受信対象に含まれなくなります。
故に振り分けられないと言うのが実際の所です。
特殊な使い方と言われればそうなのですが・・・と
今回試したのは昨日も出していたRoadsyncというソフトです。サイトには体験版があるので、一応体験という事で試しています。
インストールはダウンロードして通常のアプリケーションと同様です。
インストールしてエクスチェンジサーバーの設定をします。
ユーザー名、パスワード、ドメイン名、アドレス等で現在も使っている人ならおなじみのあれです。
そして、更新の設定で
ピークタイムの設定とオフピークタイムの設定です。
デフォルトではピークタイムは「プッシュ」が設定されており 接続しっぱなしモードです。そしてオフピークタイムに関しては「マニュアル」で接続しない仕様になっています。
ピークタイムは月〜金の８時〜１８時になっています。
さすがにこれ以上を設定するとメールの量と日中の使い方によってはバッテリーが持たないので注意しましょう。
また、たとえば１５分に１回の更新でも実質的には問題はないのでパケット代も考慮して選択しましょう。
これで一応の設定は終わります。初回はエクスチェンジのデータを端末に上書きするところから始まります。
このデータは、本体のメール、アドレス帳、カレンダーと同期します。
初回接続時に接続方法を確認してきますのでそれで選択した方法で次回からも接続されます。勿論変更も可能なので安心してください。
会社に基本的にいる時間をピークに設定してWIfi接続でも可能です。
また、海外に出たときに設定を変更し忘れてもローミングの可否を設定することも出来ますので安心です。
使ってみてですが 少なくとも日本のアプリケーションではありません。
メニューは日本語ではありません。
操作系が英語なのはすこし困ってしまいます。
しかし、メール自身は当然のことですが日本語で表示されます。
メールの表示で少し違うのが、ヘッダー部分が固定されスクロールしても本文だけがスクロールする形態になること、そして 文字が小さく表示される点が標準のものと違います。
キー操作では、メールを読んでいる最中に右にスティックを倒すだけで次のメールに移動するように標準ではなっているのですがその機能が働きません。
その代わりと言ってはなんですが、メール本文中の文字を選択できるようになっています。この辺りは好みの問題かもしれません。
サブフォルダーを移動する機能が付いてはいますが、そのサブフォルダーの名称が日本語だった場合に文字化けして読めません。
ここで、遅れながら追記すると検証はＮＯＫＩＡ Ｅ６１日本語版で行っています。
好みの問題もありますがさすがに有料のソフトなので、機能的には色々と追加がされています。
このソフトは、Ｓｙｍｂｉａｎ版だけでなく ＰａｌｍやＷＭ版も出されています。
エクスチェンジの機能を有効に使うために大きな力添えをしてくれるソフトですが、なんといってもその価格＄９９というのが少し高めな気がします。
これで日本語のサポートが済んでいるなら十分に選択肢としてあるとは思いますが、いまのところ英語版を流用するしかない点が購入するに踏ん切りの付きにくい点でしょう。
現在行われている「Handango」等の割引セール等を併用してどうかなと・・・・
