地味だけど待望の商品

(判りにくかったので http://d.hatena.ne.jp/rgb400/20070824#1187922854 に追記しました)
自宅で無線LANの環境を作っている人は少なくないかと思います。
PDAやSmartPhone用として使う用途もさることながら、持ち運びのPCを使ってテレビの録画を見たりといろいろな使い方が思い浮かぶと思います。
ただ、無線LANは電波で伝達するので簡単に家の外に出てゆく。
もし、その電波を捕まえられて 繋がれたら家のネットワークは丸見え。
クッキーやメールのアーカイブからクレジットカードの番号や特定のサイトのログイン情報など多くの情報が漏れ出す恐れがあります。
無線LANの安全性を保つために、暗号化の技術も進みいろいろな暗号化方式が進み その設定も複雑になりました。
AOSSとかワンボタンで特定のアプリケーションを使って接続して、簡単に接続する方法などいろいろとメーカーも意欲的な商品を出してきます。
セキュリティの高さで選択した商品で 自宅の設定も安心・・・・と言いたいところなのですがそれがそうは行かない。
 
確かにPCとの接続は長い暗号化コードを使い、新しい手法で接続する かなり安全にと言いたいところなのですが 隣の部屋で子供が泣いてている声が聞こえます。
同じように、高機能なPDAやSmartPhoneが接続できずにTry & Errorを繰り返す(まあ、その行為も楽しみのうちなのですが)。
ハードに強い人やセキュリティに強い人なら良く判ると思うのですが、PCと違いゲーム機やPDA/SmartPhone等は高度なセキュリティに必ずしも対応しているわけではないと言うことに。
対応しないことには大きな理由が二つ。
ひとつはハードの問題で、パフォーマンス上あまり複雑な暗号化を行うとその処理が重くて困ってしまうような事態。
もうひとつはソフトの問題で、PCのようにドライバーを入れ替えて対応してゆくような仕組みがあまり一般的でないのがゲーム機やPDA
HDDから読み出されたOSで駆動するのではなく、メモリー上に置かれたOSで起動している機器ですのでそういう意味での対応が良くない。
その上、設定画面も数ページもあって状況と場合によって書き換えろなんて操作が無理なこと。
結果的に最新の暗号化機能を装備した無線のアクセスポイントを、野良無線のアクセスポイントとしてオープンに使っていると言うのが実情です。
 
実のところ我が家は、会社と繋ぐ回線がある手前 二回線用意していて セキュアな回線とオープンな回線が自宅内で二種類飛んでいるのですが、人の噂によると自宅内にブロードバンド回線を二回線引き込んで 二つの無線のアクセスポイントを使うと言う使い方が一般的でないというようなおかしなことを言う人もいるので まれに 自宅内に1本の回線しか引いていないような人であれば たちまち困ってしまう問題となります。
子供の友達がやってきて、ゲーム機でネット対戦したいといったときに設定をルーターを触りながらこちょこちょ弄るのもスマートではありません。
では、どうすれば良いのでしょう?
 
アイオーデータから発売になった「WN-G54/R4」がそれに対応したルーターなのです。
http://www.iodata.jp/prod/network/wnlan/2007/wn-g54r4/index.htm
一台の無線LANルーターで擬似的に二つの回線がいるかのような動作をさせてくれます。
 
一つ目の無線は セキュリティの強固な回線とします。
最新のセキュリティで保護された無線の回線を作ります。
これの設定が難しければ、AOSSのようにPC側にドライバーをいれ接続状態にして無線LANルーターのボタンを押して自動設定をかけると簡単に安全な設定が出来ます。
 
二つ目の無線は 殆どオープンな回線とします。
これは極端な話、野良無線となっても良い回線として設定します。
極端な話SSIDだけがあるようなせってい。
 
このルーターの優れている点は、オープンな回線からインターネットに出るLANとセキュアな回線のLANとはLAN上でもお互いに接続できないようになっています。
つまり、オープンな回線で無線LANに繋いだPCがあっても セキュアな回線のLAN上のPCを見ることが出来ないということです。
つまりゲーム機やPDAが繋がる回線は、完全に独立したインターネット向けの別の回線として存在するようになるわけです。
であれば、子供のお友達にも接続方法を渡して繋ぐことができるようになるわけです。 
今までゲームのためだったり PDA/SmartPhoneの為にセキュリティを下げていた人も安心して使えるルーターが出たと言うわけなのです。
 
それ以外にも、無線LANのチャンネルのほかの家との重複で実行速度が異常に遅くなるようなことを避けるために自動的に好いているチャンネルを探して使う機能や 無料で使える専用のDDNSのIOBBNETが利用できたりという機能もついています。
 
と、ここまで書いてもなかなか判ってもらえないと思いますが とにかくこういうことを何とかしたいと思っていたことを叶えてくれる商品の登場かと思います。
いま、モニター募集中で 比較的(発売したら安いかもしれませんが)安い価格で誰よりも速く手に入れることが出来ます。(無料会員登録が必要)
http://blog.iodata.jp/news/cat739259/index.html
自宅でPDA/SmartPhoneを無線で使う人には必須の無線ルーターと成ると思うのですが・・・・