デジタルカメラ

先日も書いたのですが、韓国旅行の折 デジカメの画像の半分以上が読めないという事態になりました。
画像らしきものはあるけど度のソフトを使っても開けないということになり 帰ってからブルーになったのですが・・・
ブルーになったのには二つの理由があって
ひとつは韓国の人達に睨まれながらも撮った写真がなくなったこと。
もう一つは、デジカメの買い替えが必要になったこと。
 
私のデジカメはDCM−LX1というパナソニックのデジカメで、ワイドでとれるライカレンズのもの。
広角の撮影が広く、結構気に入ってました。
ひとつだけ不満があるとすればあの出っ張ったレンズで、故にカバンにうまくおさまらないのである。
それでも、それを上回る利点があると使っていたわけです。
ただ、比較的高価なカメラで CCDの画素指数ぐらいしか私には変化が見られなかったLX2はパスして 今回のLX3にかけていたら 輪をかけて高いカメラになりました。
デジ1の下位クラスが購入できるレベルの価格に。
これもしばらくすれば下がってなんとか入手できるレベルにぐらい考えていました。
 
それ以外に、昔から比較的ファンなのが富士フィルムのカメラで 
高倍率ズーム機はここ数世代富士フィルムの物を利用しています。
最も富士フィルムで気になっているのはハニカム構造のCCDで JPEGの圧縮のアルゴリズム上効率のよいよう 行毎に少しずれたデータを取ってくる仕組みのCCDを作ったり、サイズの違う感光部をセットで使い ダイナミックレンジの向上を図ったりとおたくな私にはたまらない一社独自の技術を持っています。
高倍率の機種には残念ながらこのCCDは搭載されておらず(よく調べもせず買いました)
と、言うより それを搭載された機種の更新ラインナップに穴が開いたように紹介料のみの時期がしばらくありました。
 
おおよそ狙っていたのか、10周年を記念したモデルとしてF100fdという機種がラインナップされました。
この機種が良いのかどうかに正直自信はありませんでしたが このCCDはハニカム構造のHRといわれる高画質型のもので、5倍のズームレンズと28mmからの広角撮影と 比較的私のニーズに近いものです。
当初は実売価格約三万円で発売して、その後下位機種に当たるF60fdが出てきたあたりでおかしくなり始める。
本来、下位機種であるF60fdが新商品であるということから 価格が高くで販売されることになる。
本来10周年の記念機種だけに、もう少し扱いが良くてもと思われますが 同じ画素指数の新型が出てしまうと 例え5倍のズームが3倍になっても、広角が弱くなっても、高感度モードが無くなっても 背面の液晶の大きい新モデルが高くなったのです。
特価情報では2万円+消費税程度の価格のものまで出る始末。
不遇という言葉が最も似合う機種などではないのかと思ったわけです。
もちろん半年の期間の差は、ソフトウエアーの変化があり 初期型より次世代のほうがこなれていて良い部分もあり本当の比較とは言えないのかもしれません。
それでも、LX1を取り換えるほどではないと自分で言い聞かせていたわけです。
ところが 件の事件があって、とうとうF100fdを購入することとなりました。
いろいろな不具合はあちこちのサイトなどでも言われていますが、それでも、LX1から3年の月日は性能を向上させているだろうと。
 
買ってみて、使ってみると シャッターの反応のリニアさやフォーカスの速さ
特に暗所でのフォーカスの遅さは耐えがたいほどだったのが大きく向上しました。
暗所には体感できませんがスペック上 強くなったはずです。
ところが、比較のために新しく 高倍率ズーム機から抜いたSDを入れてみるとどちらも普通に動く。
というよりLX1に入っていたSDをほかのカメラに刺すと壊れていますというメッセージが出るという状態。
つまりメモリーカードがで目立ったという事実に気がつくわけです。
我が家のメモリーカードは、一時期NOKIAのミニSDとEM ONEのminiSDとを補充するために2Gクラスの物が余っており、アダプターを付けてデジカメにはその余りをつけていました。
今回の件は アダプターの問題かカードの寿命なのかが引き起こした問題です。
実は壊れていなかったということでした・・・
 
比較してみると LX1はかっちりしたカメラで必ず失敗も含めて理由のわかる動作をするカメラで、F100fdは 地面から足が浮いているようでオートだけで常に安定した写真が撮れる物の フレアが出るところだったり意外に想像のつかない事が起きます。
LX1も斜めから入ってくる光に弱くて、良く画面がピンク色に染まるのですが F100fdはほとんど発生しないものの発生する場所にいるのかどうかが判らなくて あとで気がつくような感じなのです。
手ぶれもそうで、LX1ではだめだろうと思う場面でも ピントが少し甘いかな?程度にしてくれるのですが 慣れてないからかどこまで大丈夫という点が パターン次第でわからない。
あとは全体的に暗めで、人の顔を中心に調整するようで 人の顔が実際より明るく映ったりということも。
他にも、ポップアップ式のLX3は必要な時だけフラッシュを使うのに対して 結果的に絵が良くなるなら たとえば立っている人をイスに座って写すようなシュチュエーションでも 人の後ろにある蛍光灯を逆光となる光源として認識するようで フラッシュをたいて補光するようで ちょっと過敏目に感じますが 結果は正直悪くないと。
というか今までの撮り方が間違えていたと思わせてくれました。
 
フラッシュの設定も、最初からフラッシュを使わないモードがありそちらに固定することで同じ使い方をすることもできそうです。
なにより、撮影した写真のサムネイルを表示する速度が圧倒的に速い。
新しい規格のメモリーカードに対応することができたということも大きな要因です。
結果的に、望んだという形ではないのですが 結果的にはやはり欲しいものを購入したということでしょう。
また、しばらくの間はこの子に乙居合いただけるかと思います。