KCS Digital Digizon Proが来た(ソフトウエア編)

ソフトウエアについては 稚拙ながら依然も紹介しているとおりKCS DigitalのHPからダウンロードしてインストールすることができます。
CD-ROMはもちろん付属していますが、リビジョンが当然ネット上のものの方が新しいことが多いので意識してネット上のものをインストールするようにしています。
今回だけでいえば、テストのためにインストールしたDigizon PlayerがそのままPCにインストールされていたままだったのでそれをそのまま使いました。
 
Digizon Playerを起動し、コネクトボタンを押すと

のような画面が出ます。
実際には同一ネットワーク上にDigizonがあれば 自動的にIPがとIDが表示されます。
このIDは、DigizonPlayerの一意の番号で他社のものと重複するものではありません。
ネットワーク外、インターネットを通じて等の接続の時の接続IDとして使われるものです。
簡単に言うと屋外からDigizonに接続する場合DigizonアドレスというところにこのIDをいれパスワードを入力するだけで接続できます。
あまりにも簡単につながりすぎて どうしていいのか分からないぐらいです。
 
ネットワークの設定に関しては、実は基本的に触る必要がありません。
何故なら、一般的な環境ではDHCPIPアドレスをくれますし ルーターDNSやデフォルトゲートウエィの設定を提供してくれますし、UPnPが有効であればルーター側の設定もDigizonがやってくれます。
おおよそ、日本の環境では手を入れることはないかと思います。
ただ、ネットワークの設定の中にはPPPoE接続で接続情報を必要とする(PC直結タイプなど)モデムの場合にも設定を転送する機能等があります。
私はここで思いっきり躓いたのですが、実は我が家の環境は結構な数のPCやネットワーク機器がぶら下がっています。
DHCPだけで、30個近いアドレスを貸し出しています。
その中にはUPnPの機器も少なくなく、どうも定期的にリセットする機器がいるようで 数時間に一回Digizonの設定をルーターから削除してくれます。
そのことに気がつくのが遅れて、安定しないWAN側の動作に苦しんだのですが・・・
固定IPを振って、明示的にルーター側にパススルーの設定を書くことになったのですが これは極まれなケースで同じ苦しみを感じる人はまずいないことでしょう。
 
Digizonの設定は起動中の画面で
「Advance」というボタンを押すことで設定できます。
ボタンを押すとこの画面です。

この画面はデフォルトで、ビデオの品質を設定する画面となります。
しかし、Digizonは自動的にビットレートを調整する機能を持っていますので 必要なのかとなるわけですがやはりネットワークの速度の安定しないところなどや、WAN回線を利用した移動中の市長などでは明示的にビットレートを低くすることで安定した画質で見ることができるので そうしたことも効果があります。
これも参考にならないとは思いますが、Everunで利用する場合。
じつはデフォルトのこの設定では全くと言っていいほど見ることができない状態です。
QCIFに設定し、フレームレートを1/3に落とし64Kbit/sまで最大ビットレートを落とす必要があります。
CPUの負荷というよりビデオチップの速度が追い付いていないようで CPU負荷は低いものの画面がカクカクしてだめなのでこのあたりがいいところです。
恐らく、ワンセグ相当ぐらいに見えます。
 
恐らく唯一この状態で設定しなければいけないのは、チャンネル設定だと思います。
といっても難しいものではないので 先ほどの画面のチャンネル設定のタブを選択すると

この画面が表示されます。
そして地域がAから始まるAustraliaになっていると思いますのでJapanに変えて「スキャン開始」ボタンを押すと自動的に3分ほどで視聴可能なチャンネルを設定してくれます。
ケーブルテレビなどの場合は無料視聴チャンネルも自動的にスキャンする対象になります。
そのあと必ず「取り消し」以外のボタンを押してください。この三分が無駄になりますので(笑)
 
私のは合ってたのですが、一応時刻設定も確認してください。
予約の時間が悲しいことになりますので


基本的に必要な設定はこれぐらいです。
外から(インターネット回線を通じて)接続する場合にはこれにパスワードを設定しておきましょう。
DigizonはIDを設定するだけでだれの機械も見えてしまいますので、ダダ漏れの可能性もありますので。
 
実は、このAdvanceの画面に入れるということですでにDigizonに接続が終わっています。
故に、ほとんど難しい設定なしにここまで来れるというあたりはこういった種類の機器の中では楽な部類となります。
それと、見て頂いたとおり 設定画面が一部翻訳のおかしいところ 日本語になっていないところもありますが基本的に日本語になっていますので誰でもわかるという重おおきなポイントとなると私は思っています。
なぜ日本で売っていないのかも・・・・