またかと思われる人は読み飛ばしていただいたほうが精神衛生上良いとは思うのですが・・・・

今日は朝からインテックス大阪(東京でいう 幕張やビッグサイトのようなもの)で仕事をしていました。
メインの仕事は売り子の手伝いで、サブの仕事はステージに立ってお話をするということ。
昨日もステージに立って話をしたのですが、人が思うほど本人は楽ではなく朝から腹痛が止まらないという状況なのである。
不特定多数、多ければ100人ほどが座って軽食などを楽しんでいる所のステージに立って商品説明を30分間よろしくといわれて 楽な気持ちなはずはない。
ましてや、毎日叫んでいても出店する商品が決まるのが前日という始末で 夜を徹して資料を作る(といっても 商品の写真と特徴をピックアップしたスライドを20枚程度でっちあげるだけだからそうつらい仕事でもないはずなのですが・・・
64bit環境になって増えたメモリーは32bit自体のアプリケーションには理解が難しいようで メモリーの空き容量がなくて起動しないという面白いエラーを出してくれます。
通常の起動はできる物の、少しというか大きめのファイルを編集したとたんに一気に噴出するようである。
年賀状では大丈夫だったのですが・・・
 
それでも、昨日は自分なりには何とかクリアしたほうであると思ったりもするのは環境の悪さで、充電済みのはずの機器のバッテリーがしゃべっている間に切れて 気がついたのが一つ目の商品説明の終わったとき。
そしてバッテリーが切れたのが、二つ目の商品。
スライドの順番を入れ替えることは当然できないので、
「ひとつ言い忘れたことがありました」と、啖呵を切って どうでもいいことを話し始める。
お客さんに問いかける設問で、お客さんの反応を待っているふりをして 小声で
「AC電源持ってこい!」
と余裕のない声で怒られた助手の若い子には悪いことをしました。
でも、私も十分頭の中真っ白だったので痛み分けということで勘弁していただきたい。
余談ですが、後で私の会社の人から
「昨日と構成が違う」と指摘されたのですが(どうも 追加の分を熱意ととったらしい)
違って当たり前、「あんな芸当は頭が白いときにしかできません」ともいえないので、苦笑いを作るしかなかったわけです。
もっとも、社内の人間すら気がつかなかったのであればある意味成功とも言えるわけです。
 
素人目には拍手も頂いてうまくいったかのように見えるプレゼンでしたがプロの目から見れば危なっかしかったようで(確かに危なかったわけですから間違えてません)今日は横について一緒に掛け合いの相手としてフォローをしてくれて多謝なわけです。
 
今日は、昨日よりずいぶんぐずぐずなわけで 設営中に設置スタッフが時間を間違えて終わった後一時間ほど超えてから来るという笑えない状況。
設置ぐらいは私でも出来るが、荷物の片づけでケーブル類が全てどこかの机の下に収納され見つからなかったことなどから開始5分前に精神的に危なくなり、代替えのテレビを用意して覚悟を決めた瞬間にケーブルが見つかり、急きょ差し替えたら開始が5分遅れてしまうという失態状況から開始。
お客さんを巻き込んでやるというスタイルを今回初めてチャレンジしたのですが、どなたも参加してくれないという逆境もあり笑えないことしきりだったわけです。
アシスタントの女性にも刻々と変わる構成にアドリブで対応してもらうという、最後には客席に降りて アシスタントの女性を舞台置き去りというかわいそうな仕打ちまでしてしまいました。
すでにプレゼンではなくバラエティの舞台と化したプレゼンテーションは、自分の中では大失敗。
終わった時には、上半身のカッターシャツが色が変わっていました。汗で。
ただ受けが良かったことは確かで、その直後用意のできていない私のブースでは紹介した商品を購入にきたお客さまで溢れ処理が一人で三人のお客様に対応しても追い付かないというパニックを起こすことになるのですが 一応の成功と言えるでしょう。
 
そしてその余波の処理と、1Lの水分を取ってようやく一息をついたのが15時40分ごろ。
19時の飛行機に乗ってと思っていたので 少し早いけど余裕をもって香港に出かけようとしたわけです。
確か19時で指定してあったのですが 前回の韓国のこともあるので航空券を確認したのですが そこで前回と同様ですが 勝手がわかっていることもあり軽く青くなる。
まあ、幕張から羽田空港と思ってもらえばいいのですが18時10分に飛び立つ飛行機に乗るには結構ぎりぎりの時間なわけです。
軽くあわてて荷物をひっつかんで会場を後にします。
眼薬も花粉の鼻薬も忘れて・・・・
 
まあ、紆余曲折がありつつもGoogleに助けられながら45分前に空港到着。
チェックイン期限ぎりぎりが45分前なので正規の時間としてはぎりぎりだったわけです。
一応、バス待ちの間にオンラインチェックインを行っていたのでそれなりの安心感はあったのですが・・
今回のチケットはキャンセル待ちをして入手してもらったチケットで、かなりいっぱいであることが予想される飛行機です。
オンラインの座席指定も1席のみとさびしい状況でした。
もちろん、変更も効かない格安チケットであることは言うまでもありません。
時間ぎりぎりだったこともあり、やはしその席すらほかの方に割り振られていたようです。
「できれば通路側・・・」
などと言っている場合ではなかったのです。

窓口はざわめき立った(ように見えて)私のチケットのクラスを確認する。
「本日は満席となっておりまして・・・」
私はこの言葉を座席変更ができなかったととったのですが(一応チェックインがすませてありますので)そういう意味ではなく 私のとってあった座席もなかったようです。
そのあとに、表情を変えずに
ビジネスクラスへのアップグレードとなります」
思わず小躍りしそうになりました。
逆を返すと搭乗はかなり危なかったと思われる。
「ありがとうございます」と丁寧にお礼を言ってその場を去りました。
偶然のチケットとはいえ、サービスはちゃんと正規乗客並に受けることができますので小躍りしたい気持ちもわかっていただきたい。
向こうで食べる飴などを購入し搭乗場所に行くと 丁度搭乗開始のタイミング。
ここから違います。
「なんちゃってビジネスクラス」の私も 先に優先搭乗させていただけるのである。
実は小躍りして忘れていたマイレージの登録も窓口で丁寧に対応いただけた。
実は恥ずかしく、登録されたマイレージを見れば(もしかしたら搭乗しかつかないかも)購入経緯が分かろうものだ。
 
既に前述したとおり、全身から汗をふきだしたあとなので汗臭いのではと気にしながらご案内いただいたわけです。
飛行機は747。
なぜわざわざ説明したかというと二階席だからである。
階段の上は別世界で、悪い言い方をすればマンガ喫茶の一人用ブースのように一人で座る椅子の両サイドを壁で仕切り 後ろに窓を持ってくる形で3人掛けのシートを45度ほど斜めにしたような形で座らせられるビジネスクラスの席に案内された。
ウエルカムドリンクはシャンパンかソフトドリンク。
実は居慣れないものなのでこの時点で居心地が悪い。
車のシートベルトのような3点式のベルト(値段によって安全もランクがあるのね)に15インチの大きなモニター、100〜200Vコンセントに足置き台。
それはなかなか素晴らしい施設です。
コントローラーにも携帯電話ほどのディスプレイが付いており現在の工程(残り時間)等が表示されています。
周りの人をおどおど見ながら、コクピットドリルを勉強します。
雑誌などを読みながら一応平静を保ちながらも明らかにおどおどしていたであろう。
 
食事もお皿で持ってきてくれますし、温かいものは暖かく ほとんどの物は選択権が与えられ好きなものが食べられます。
例えばメインディッシュはどこでも当たり前なのですが、パンやチーズ デザート、フルーツなども選択可能。
何が困るかというと、「白ワイン」では通じず 銘柄を必要とするあたりはさすがに困ってしまう。
ここの困るはやはり言葉が通じにことに起因するわけです。
いくつかの飛行機での定型文はパターンとして話せるが(といっても単語を叫ぶだけ)ここでは通じないのである。
相手は本気で困ると日本語の話せる係員を呼んでくるので必要以上に緊張してしまいます。
そして、サービスの開始には必ず名前を呼ばれることにもなれないのである。
ただし、シートや環境は抜群で ほとんど寝転がる状況まで倒しこんで座ることができます。
まるで高級車のシートのように電動で各部が動くのもじつはあまり経験のないところで面白がってしまいました。
疲れた足を水平に上げた状態で香港までの旅程を過ごしたために、香港についた頃にはもう足も充分にホテルまでの移動程度には癒されていました。
今回のホテルはワンチャイ 展示会場そば。
AirPortExpressにのってセントラルから初めてのホテルなのでタクシーで。
さすがに日が変わろうかという時間だったのでCSLのSIMは買ったものの データコネクションの登録は(0時起点で一日だから 一日分払って1時間ちょっとはもったいない 空港でWifi使ってメールは受けましたし)明日に先送り。
先送りしたつもりがそのまま寝てしまいました。
一応、表には出たのですが勿論電気街のシャッターは閉められていました。